転生悪女は異国の皇子様に溺愛される ネタバレ1話～5話【漫画】女帝国の女将軍、鳳璃の死と転生。

物語の舞台と主人公

物語の舞台となっているのは架空の星「七大陸惑星」にある女帝国という国の王都。

主人公である”鳳璃(おうり)”は女性でありながら将軍という地位についていました。

鳳璃の死と転生

ある日鳳璃は、女帝国の女帝”墨　弓華(ぼく　きゅうか)”の指示で遣いとして送られ、その帰りに女帝国より逆賊として捕らえられます。

 

鳳璃は処刑され、遺体は野ざらしにされていました。

野ざらしにされていた鳳璃に近づく一人の男性。

鳳璃の遺体から何かを採取したその男性はそのまま帰宅します。

 

そして次に鳳璃が目覚めた時には鳳璃ではなく、”夜　彩雲(よる　さいうん)”になっていました。

目覚めたら結婚初夜

転生した鳳璃の目の前には”墨　清歌(ぼく　せいか)”という青年がいました。

 

墨　清歌と夜　彩雲は結婚していたようですが、目覚めた彩雲には鳳璃の記憶があり状況をすばやく理解し、墨　清歌に離縁状を書かせます。

清歌に離縁状を書かせた鳳璃は夜家に帰ろうとします。

その途中で、現在が転生前より3年程経過している時代であることを知るのでした。

出会い

夜家に戻ったところ、彩雲の母親が花街に行ったことを知り花街へおもむく鳳璃。

花街でとても美しい人と出会います。

鳳璃が仙女と例えるほどの美貌を持つ人とはどんな人物なのでしょうか？

転生悪女は異国の皇子様に溺愛される1話～5話のネタバレ込みあらすじ

女帝国将軍　鳳璃の栄光と転落

主人公である鳳璃は、七大陸惑星にある女帝国の将軍という地位についていました。

鳳璃は15歳の時に初陣に立って以来8年間負け知らずで、女帝国の戦女神との異名を持っていました。

数日前、七大陸惑星にデーヴァ星から来たデーヴァ人が飛来しました。

 

デーヴァ人は女帝国の資源を求めて和平交渉を申し込みます。

デーヴァ人との遣いとして派遣されたのが鳳璃でした。

鳳璃はデーヴァ星のレオ長官から和平協議書を受け取り、和平協議書を持ち帰っている最中に逆賊として女帝国の兵士に囲まれます。

 

兵士は、女帝陛下の命令だと言います。

静かに兵士たちに付いく鳳璃。

鳳璃はそのまま処刑場へ磔にされました。

 

磔にされている鳳璃を訪ねる一人の男性。

鳳璃は彼を親しげにやわらかい表情で、”礎辞(そじ)”と呼びます。

礎辞が言うには、鳳璃にかけられている罪は売国の罪とのことです。

 

磔にされている抵抗の出来ない鳳璃に礎辞は、焼印を押しました。

そして罪を認めるよう囁きますが、鳳璃の毅然とした態度に礎辞は怒りを示しました。

礎辞に傷つけられながらも鳳璃の毅然とした態度は崩れません。

 

鳳璃は遠くから処刑場を見ている女帝　墨 弓華を見つめながらも自分の信念を貫きます。

自分の信念を貫き想いを語りながら、鳳璃は礎辞に胸を刺されて命を絶たれました。

鳳璃が死ぬ直前、最後に見たものは……。

 

生涯を誓い合ったはずの婚約者の不敵な笑みでした。

鳳璃の転生に関わる人物

磔にされて死した鳳璃は、死してなおその遺体は野ざらしにされていました。

四十九日後には骨しか残っていません。

鳳璃の亡骸に歩み寄る男性の姿があります。

 

男性は大切そうに鳳璃の亡骸を見て、撫でます。

すると鳳璃の亡骸から魂のような青白い光が抜け出し、男性が持っていた入れ物のようなものに吸い込まれていきます。

男性がその場を去ると、磔にされていたはずの鳳璃の亡骸は消えていました。

鳳璃、夜 彩雲として目覚める

鳳璃は夢心地の中、青陽知事の娘、夜 彩雲として目覚めることを聞きます。

彩雲は第四皇子である墨 清歌に嫁いだ初日でした。

 

ですが第四皇子は彩雲を歓迎しておらず、結婚初夜にも関わらず彩雲を毒殺します。

彩雲の叔母の口利きで無理やり成立した結婚でした。

彩雲は亡くなりますが、代わりに鳳璃が目覚めます。

 

夜 彩雲は口がきけない女性でした。

(口がきけない原因は分かりませんが、生まれた時からではないようです。)以前より墨 清歌のことを想っており、念願の結婚でした。

鳳璃は転生前に墨清歌と交流があり、再会を懐かしく思います。

 

しかし懐かしく思うのも束の間、清歌は鳳璃に離婚か死かを選ぶよう怒鳴りつけます。

彩雲には何の感情も抱いていなかった清歌ですが、鳳璃として目覚めてからは彩雲に対して胸の高鳴りを感じていました。

主導権を握っていると思っていた清歌は彩雲を剣で脅しますが、将軍であった鳳璃に敵うことはなく主導権を握られてしまいます。

 

主導権を握られた清歌は抵抗することが出来ません。

鳳璃に痛いところを突かれて、怒りに任せて拘束は解きますが鳳璃の言うままに…。

遊郭の屋根で出会った美しい仙女

第四皇子 墨 清歌に離縁状を書かせた鳳璃は居城を出て、彩雲の生家である夜家に向かいます。

彩雲の母を探すが凌英楼(りょうえいろう)に行ったと従者より情報を得ます。

凌英楼とは花街にあるお店です。

 

鳳璃は屋根から様子を見てみようと屋根に上ります。

鳳璃が屋根に上るとそこには一人の人がいました。

屋根の上にいたのは鳳璃が仙女と例えるほどに美しい人でした。

 

鳳璃は見た目の美しさにとらわれてしまってなかなか気づきませんが、仙女は男性です。

その男性は何かと理由を付けて鳳璃に触れようとします。

男性の美しさにほだされそうになる鳳璃ですが…？