漫画「エボニー」は原作Neida先生、REDICE STUDIO先生、漫画kakaopage先生の作品です。
朝食を食べているとき、エボニーはシュナイダー大公に一瞬見とれながらも、クラブの帰りに約束したご褒美について、覚えているか確認しました。勿論覚えていた大公に、エボニーは、先生(ババルラ)の遺体が埋められている場所はわかるから、お墓を作ってほしいとお願いしたのです。
先生との出会いや思い出、パトリシアの話をすると、シュナイダー大公は、早速一緒に行こうと答えました。
いつものように暴行暴言を吐くスぺス監獄では、エボニーがシュナイダー大公を連れてきたということで大騒ぎになったのです。
今回は「エボニー」の37話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
エボニーの【37話】の考察予想
エボニーがシュナイダー大公とスぺス監獄へ!看守の態度は?囚人仲間は?
エボニーがシュナイダー大公を連れてきたことで、散々エボニーに暴行した看守たちは今頃冷や汗どころではなくうろたえていると思います。
ここで、看守たちはどんな態度でエボニーに接するのか、シュナイダー大公は、看守たちにどのような態度で接するのかが気になります。
また、エボニーが来た時に一人の囚人が反応したので、エボニーが彼女のことも助けてあげられるのかも、今回の見どころだと思います。
エボニー【37話】ネタバレあらすじ
エボニーが来たということで看守たちは大騒ぎで、非番の看守たちも全員裏庭に集合させるよう騒いでいます。
そんな中、囚人たちは、エボニーが来たことで、バルバラを迎えに来たのだと悟り、またエボニーの姿を見るとその安否に安心し涙を流しつつも、皆で口笛を吹きました。
これは、互いの位置を確認することが出来るというバルバラが教えてくれたものなのです。
そんな中、看守たちが、態度悪くシュナイダー大公に何の用か話しかけると、大公は、俺の名前を知っているくせに名乗らないのはどういうことだなどと威圧的に脅してきました。
エボニーの前で謝りたくない看守たちは、謝らずに丁寧な態度で取り繕うとしますが、この国のどこに王族の出入りを禁止できる場所があるのか、王族を追い出そうとするなら反逆者だなと更に脅します。
そう、彼らはいくら囚人の前では偉そうに王様のようにふるまっていても、実際はただの看守で下っ端なのです。
そして、シュナイダー大公は、エボニーに、ずっと自分を苦しめてきていた奴らがどれだけくだらない男たちだったか見せつけたのです。
そして、エボニーは、王族への教養と侮辱、また国土の私有地化ととれる発言をしたことから、明らかな反逆行為で、シュナイダー大公には即決の処罰権があると言い放ちました。
看守たちは、看守たちにとってドブネズミであるエボニーが自分たちに指示している現実に驚きながら、シュナイダー大公に謝ってその場を立ち去ります。
エボニーは、自分たちが味割った苦しみを与えられなかったので、むなしさと腹立たしさを覚えますが、シュナイダー大公は、今日のことは警告だと思うように伝え、バルバラのもとに行こうという大公の言葉を聞き、囚人達に手を振り、バルバラの遺体を探しに行きました。
なんと大公はエボニーとともに自らも土を掘り返しはじめたのです。
そして、エボニーはバルバラの遺骨を掘り返し、バルバラに対し遅くなったことを詫びて、暖かいところに行きましょうと悲しげな微笑みを浮かべ遺骨に語りかけたのです。
そんなエボニーに囚人仲間たちは、ずっと口笛を吹き続けていました。
エボニー37話の感想&次回38話の考察予想
予想してなかったのですが、最初は看守たちは、シュナイダー大公にも若干生意気な態度では向かって来たのには驚きました。
しかし、弱者をいじめる看守たちはそれ以下でもそれ以上でもなく、シュナイダー大公の前では何もできない、本当に下っ端ですね。
下っ端の人間がさらに下の人間を見つけると、何でもしてもいいと思うのでしょうか、まさに差別やいじめ、虐待などを連想させられました。
とにかくシュナイダー大公が今回、ヒーローみたいで良かったし、その上王族である大公自らが遺体を掘り起こすところなんて、本当に素敵ですよね。
普通会ったこともない人間の遺骨を掘り出すなんて恐怖ですけど、エボニーが大切に思っている人間だから、大公が大切に思うエボニーのためにしたのでしょう。
シュナイダー大公がどれだけエボニーのことを大事に思うか、この行動からよく伝わりました。
次回は、きっとパトリシアに報告をし、パトリシアもこれで安心できると思います。
まとめ
今回は漫画『エボニー』37話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。