【ネタバレ79話】双子兄妹のニューライフ【ピッコマ漫画】12歳になったアルヘンとアリエン。社交界デビューが決定！

双子は12歳になりました！

でもまだまだ小さくて可愛らしいです。

授業をサボったり木登りしたり、皇宮に馴染みつつもやんちゃに過ごしています。

そんな双子の社交界デビューが決まりました！

双子兄妹のニューライフ79話のネタバレ込みあらすじ

12歳になっても木登り好きは相変わらず

皇宮の中庭では、侍女たちと侍従たちが必死で第四皇子と皇女を探し回っていました。

当のアルヘンとアリエンはそれを木の上の茂みから眺めていました。

呼ばれていますが、返事をしないことに決めます。

また小言を言われるだけだとアルヘンは匙を投げた様子です。

アリエンはそんなアルヘンを笑顔で諌めました。

二人が皇宮で暮らしてから7年が経ち、多くの変化がありました。

皇帝が宣布した私生児差別禁止法が効果を発揮し、双子に無礼な態度を取る人はほとんどいなくなったのです。

私生児に対する認識が大きく変わるきっかけとなりました。

昔は侍従の中に差別意識のある人もいましたが、今ではそんなこともなくなりました。

皆、アルヘンとアリエンを大事に思ってくれています。

だけど小言を言われるのは面倒だとアルヘンが呟きました。

アルヘンの文句を止めようとしたアリエンの口に、アルヘンが桃のクッキーを突っ込みます。

アリエンはたちまちクッキーに夢中になり、アルヘンと二人で濃厚な桃ジャムのクッキーを味わいます。

しかし、桃ジャムの匂いから侍従たちにすぐに発見されてしまいました。

 高い木の上にいる二人に、侍女長のヘジンは血相を変えて動かないようにと叫びます。

ヘジンは品位を守ってほしいと訴えながら、もうすぐ授業の時間だと呼びました。 

言われるまで、二人はすっかり授業のことを忘れていたので、渋々木から降りることにします。

二人が怪我をしないようにクッションを用意しようとするヘジンでしたが、アルヘンは断ってさっさと木から降りようとします。

慌てるヘジンの後ろから、黒のオーラが漂って二人を包み込み、ふわりと宙に浮かせました。

覚えのある重厚なオーラに二人は驚き、次の瞬間には兄・ロイドの腕の中に収まっていました。

次の授業は自分の担当なのにとロイドは二人に話しかけ、二人はギクリとして固まります。

ロイドは、双子が9歳になった時から勉強を教えてくれていました。

帝国の歴史、周辺国の情勢、貴族たちの名前、皇族として必要な知識ではありますが、子どもにとっては難しい内容ばかりです。

言葉に詰まる二人をロイドはフォローしてくれました。

難しいからこそいつか役に立つからと二人を励まし、二人もすんなり頷きます。

そこへジェイソンがやってきました。

皇子と皇帝直々に社交界デビューのお知らせ！

皇帝が呼んでいると二人を呼びに来たようです。

ロイドもそれを知っていたようで、授業は延期となりました。

授業が延期になったことを喜びながら、二人はジェイソンとともに皇帝のもとへ向かいます。

その場に残されたロイドの隣に、シドウェルが空からふわりと降り立ちました。

突然現れたシドウェルにロイドは驚きます。

シドウェルがドラゴンであるということは知られていません。

誰かに見られたらどうするんだと気にするロイドに対し、シドウェルは気にも留めない様子です。

シドウェルはアリエンの匂いを追って飛んできたようです。

双子が皇帝のところへ向かったとロイドから聞いたので、シドウェルは双子を追っていくことにしました。

そのシドウェルを引き止めるように、フォレストへ行ってきたのかとロイドが尋ねました。

シドウェルから森の香りがしたようです。

シドウェルはあっさりと認め、最近のフォレスト帝国の情勢についてロイドに伝えました。

エドワードはシドウェルとの約束を果たすため、懸命に励んでいるようです。

もっとちゃんと調べてこようかと訊くシドウェルに、ロイドは必要ないと答えました。

どうせもうすぐフォレストの皇族と会う機会があることを、ロイドは知っていたのです。

一方、皇帝のもとへ向かうアルヘンとアリエンのところに第三皇子のエイジが駆け寄ってきました。

双子のことが大好きなエイジですが、仕事が増えてしまい、なかなか二人とは会えていませんでした。 

仕事の合間に二人の顔を見に来たのだと言います。

エイジは双子を抱きしめて癒やされていましたが、ハッと思い出して二人を引き剥がし、二人に重大発表をします。

双子の社交界デビューが決まったというのでした。 

すでに双子がエイジから聞いたと知った皇帝は不機嫌です。

皇帝から伝えようと思っていたのに、エイジが口を滑らせてしまったようです。

人の多い場所を嫌がる双子のために先延ばしにしていましたが、デビュタントは12歳までに行われるのが慣習でした。 

双子の反応を気にしていた皇帝でしたが、双子が問題ないと伝えると安心したようです。