公爵夫人の50のお茶レシピ 92話ネタバレ｜ボーンチャイナに魅了される貴婦人たち/クロエに追い風!アフタヌーンティーセットは大好評

クロエは前世の知識で骨灰を入れることを提案しました。

最初はメンディスも食器に牛の骨を入れることに抵抗を感じますが、クロエを信じてやってみることに。

何と言ってもお茶を帝国に広めたクロエの助言ですから。

こうして帝国でそれまでになく、白い輝きを放つ薄くて丈夫な陶磁器が生まれました。

次にクロエが目をつけたのはアフタヌーンティーセットです。

試験的にティーハウスで取り扱うことにしますが、その評判は…?

公爵夫人の50のお茶レシピ 92話のネタバレ込みあらすじ

ほどなくして意識を取り戻したメンディスに、クロエは無理をさせてしまったと気遣います。

そんなクロエにメンディスはさらに感激!

もっとクロエに役に立ちたいと思うのでした。

帝国にボーンチャイナ誕生

メンディスは渾身の力作だと言って、注文を受けていたティーポットとティーカップを披露しました。

手にとったクロエは、従来のものよりずっと薄くて軽い事に気づきます。

それに、白く輝く光沢!

メンディスはクロエの助言通り、骨灰を混ぜて陶磁器を作ったのです。

そしてこの陶磁器をクロエに献上すると言うと、名前をつけて欲しいと頼みました。

実はクロエは前の失敗もあるので、ネーミングには自身がありません。

ボーンチャイナ…と前世と同じ名前にしました。

メンディスはきょとんとします。

この世界にはチャイナという国は存在しないので、なんのことがわからないのでした。

アフタヌーンティーセットは大好評

メンディスの作り出したボーンチャイナは瞬く間に評判となりますが、やはり最初は牛の骨と聞いて難色を示されます。

しかし、実際に陶磁器を目にするとその白く輝く美しさから抵抗感も薄れていきました。

ある日、ティーハウスに訪れた一人の貴婦人が料理に使ってみたいと口にするのを聞いて、クロエは閃きます。

ティーフードに焦点をあてたアフタヌーンティーセットを販売してみようと思い立ちました。

前世でも人気があったことを思い出すクロエ。

さっそくメンディスに3段プレートを注文しました。

初めて見るアフタヌーンティーセットに、貴婦人たちは感嘆の声をあげます。

1ヶ月のお試し販売だったのですが、再販を希望する手紙が山程届くほど大好評!

実は、アフタヌーンティーセットは、味や見た目の美しさだけで人気が出たわけではなかったのです。

この頃魔塔の魔法使いによって開発されたマナランプのおかげで、夜も仕事や遊びをすることができるようになりました。

夕食の時間が遅くなり、ランチとの間にお腹を好いてしまいます。

そんなとき、小腹を満たすアフタヌーンティーセットは最適でした。

トリプルスイートには連日お客が押し寄せますが…。

なにやら不穏な動きをする令嬢の姿が…。