漫画「公爵家のメイドに憑依しました」は原作Jooahri先生、漫画Aloha先生の作品です。
今回は「公爵家のメイドに憑依しました」の37話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
イベリナの指の怪我を見て本気で心配するリアンドロ。彼はイベリナをソファに座らせて、その前に跪き軟膏を塗り始めました。
主従がまるっきりが逆転してしまっている状況にイべリナは戸惑いますが、自分のことを心配してくれるリアンドロの真剣な顔を見ていると何故かドキドキが止まらなくなってしまいます。
リアンドロはイベリナの手のひらに、呪いを解いた時の傷跡が残っているのを見つけて、そこにも軟膏を塗って治そうとします。
しかしイベリナはこの傷跡のことは全然恥じていないから治す必要はないと止めました。彼女はリアンドロを呪いから救った証であるその傷跡を誇りに思っていたのです。
久しぶりの楽しいひと時を過ごしていた二人でしたが、折り悪く部屋にイレナ夫人がやって来てしまいました。
部屋にはいったイレナ夫人はそこにイベリナがいることを見て絶句します。
イベリナもすぐに部屋を出ていこうとしますが、リアンドロに止められソファに座るよう命じられたのでした。
公爵家のメイドに憑依しましたの【37話】の考察予想
前回なんだか久しぶりにイべリナが心からの笑顔をリアンドロに見せたような気がします。
公爵家のメイドに憑依しました【37話】ネタバレ込みあらすじ
部屋にいるイベリナに気づき絶句したイレナ夫人でしたが、リアンドロに促されすぐに本題に入ります。
彼女はベラビティ家の事業に関する報告をリアンドロに伝えにきたのです。
そこにイベリナなどいないかのように報告をつづけるイレナ夫人。
しかしこれ以上は末端のメイドの前では相談できない内容だと途中で報告をやめてしまいます。
そしてちらりとイベリナに視線を向けました。
さっさと出ていけということなのでしょうか。
リアンドロは彼女を部屋から出すことを許しません。
イレナ夫人は続きは明日の朝また来て報告すると言い、出ていってしまいました。
イレナ夫人が部屋を去った後、イベリナは浮かない顔でため息を付きます。
そして心配そうにしているリアンドロについに本音を明かしました。
彼が自分を特別扱いすればするほど、周りの人間からあらぬ噂を流されて困っているのだということを。
リアンドロからしてみれば、自分の命の恩人である彼女を特別扱いすることの何が間違っているのかわかりません。
しかし一部のメイドはリアンドロのイベリナへの態度を差別のように感じてしまうのです。
それはリアンドロにはもっと理解できないことでした。
自分が呪いから立ち直るまで誰も進んで彼の世話をしてくれようとはしていなかったからです。
とにかくリアンドロはもっと使用人を雇って、イベリナがメイドの仕事をしていなくても他の人に負担がかからないようにすると約束をしました。
リアンドロなりに考えた解決策でしたが、イベリナはそれで問題が解決するとは思えないと言うのでした。
それにはリアンドロもムキになります。
リアンドロはイベリナに頼もしい男だと思われたかったのです。
いっぱい勉強をしましたし、今では館の経営は自分が担っています。
おまけに歳だって4つしか変わらないのです。
いつまでもイべリナの孫や息子のような存在ではいたくありません。
すねたリアンドロはそっぽを向いてしまいます。
気まずい空気を変えるためにイべリナは明るく振舞始めます。
「しばらく会えなかったのに、顔を背けないでください。私は本当に貴女に会いたかったんですよ」。
その言葉を聞きリアンドロの気持ちは嬉しさで満たされてしまいました。
イベリナに顔を近づけ、「本当に会いたかった」という言葉を何度も何度も繰り返させて最後には
「俺もそうだ、本当に会いたかった」。
とロマンチックな言葉をささやきます。
途端にイべリナの心臓が跳ね上がりました。
リアンドロの声も瞳も彼が小さい頃から知っている慣れ親しんだものなはずです。
しかし今はその声を聞くにつけ、その瞳で見られるにつけ鼓動はどんどん高鳴っていきます。
一体なぜなのか?
恋心を自覚しそうになるイベリナでしたがすぐに思い直します。
自分のような身分の人間はリアンドロに恋をするなど許されないことなのです。
すぐにリアンドロの顔を手で押し返し離れようとします。
そしてこれからは坊っちゃんなんて呼び方はやめようかしらといって胸の高鳴りを誤魔化しました。
するとリアンドロは呼び名を変えるならこれからはあだ名のエールと呼んでほしいと言い出します。
メイド風情が主人のことをあだ名で呼ぶことなど出来るはずもありません。
イベリナは身分の違いを理由にあだ名で呼ぶことを断ろうとします。
するとリアンドロは前々から不思議に思っていたことを訊き始めました。
イベリナがリアンドロに対し時々ものすごくへりくだった態度を取るのはなぜなのか、疑問に感じていたのです。
幼い頃から部屋に閉じこもり孤立していた彼はここ最近までは社交界に出たことはありませんでした。
なのでこの世界は明確な階級社会であり、どんなに気持ちが通じ合っていても身分違いの者同士は対等になりえないということを知らなかったのです。
イベリナは世間知らずなリアンドロに半ば呆れながらメイドが主人を気軽な名前で呼ぶなど間違っているのですと教えます。
しかしリアンドロは自信を持って、間違いなんかじゃないし、君が名前を読んでくれるまで待っていると答えました。
翌朝、寝る時間の遅くなったイベリナは眠気を抑えながら持ち場へと向かいます。
リアンドロはあの後、イベリナの状況を打開する最高の策があると言っていました。
一体どんな素晴らしい策なのか、イベリナには不安しかありません。
リアンドロは帝国からの召集を受け王宮へでかけており不在です。
小説では今日エレオノラと運命の再会を果たすことになっています。
エレオノラと出逢えば、きっとリアンドロは嫌が応もなく彼女に恋し、自分のことなど忘れてしまうだろう。
イベリナは自分が願っていたはずの展開を思い浮かべますが、全く祝福することが出来ませんでした。
その代わり胸のあたりがとても痛み、悲しい気持ちになってしまいます。
この痛みは一体何なのか?
悩んでいると前からイレナ夫人が歩いてきます。
彼女から少し話があると声をかけられ、イベリナは昨日のことかと更に重い気持ちになってしまいました。
暗い顔をして夫人のあとに続くイベリナ。
果たして自分にどんな処罰が下ってしまうのかを考えて、暗澹たる気持ちになるのでした。
公爵家のメイドに憑依しました37話の感想&次回38話の考察予想
とうとう完全にイベリナの方でもリアンドロに恋心をいだいていることを自覚しました。
大分かかりましたね。
もうリアンドロの幸せな人生を願うだけでは満足することは出来ないでしょう。
幸せなリアンドロのとなりに自分がいること。
彼女の目標はそうしたものに変わってきているのではないでしょうか。
おそらく今のリアンドロがエレオノラと再会したって、恋に落ちることはないと思います。
彼は今イベリナにぞっこんですからね。
かといって身分の差という大きな障害は依然として残っています。
二人は果たしてどのようにその大きな壁を乗り越えていくのでしょうか。
まとめ
今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』37話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
≫≫『公爵家のメイドに憑依しました』の他の話数ネタバレはこちら
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