
漫画「エボニー」は原作Neida先生、REDICE STUDIO,漫画kakaopage先生の作品です。
エボニーの正当防衛だった、ただ生きたかっただけだというまっすぐな主張に、法は常に正しく、絶対的だと思っていたジュローの心に、初めて疑問が芽生えました。どんどん明るく、強く変わっていくエボニーを見て、今までよそよそしかったメイドたちの態度も変わっていきます。
エボニーが監獄での先生や囚人仲間を思い出していると、シュナイダー大公が来て、エボニーをお姫様抱っこして、離れに運んでいきました。
シュナイダー大公に抱きかかえられている間ずっと、エボニーは顔が赤くなるのと高鳴る旨の鼓動を抑えることが出来ませんでした。
そして美しい離れに着くと、シュナイダー大公は、エボニー・ボニャークを秋が深まる日に、デビューさせると言ったのです。
今回は「エボニー」の34話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
エボニーの【34話】の考察予想
エボニー・ボニャークをデビューさせる?デビューってどういうこと?
マイスターゲームは無事勝つことが出来ましたが、次のシリーズはデビューでしょうか。
シュナイダー大公が、前回秋にエボニーをデビューさせるといったことが気になりますね。
デビューというと、プリンセㇲデビューとかそういうのが浮かぶのですが、違いますよね?
社交界デビューはレイブンの時にしていますし、それともアカデミーの理事長デビューのことでしょうか?
今回も早速気になって仕方ありません。
エボニー【34話】ネタバレあらすじ
レイブンが喫茶店に向かうと、そこにはジリアンが大きく手を振って待っていました。
そう、二人は喫茶店でお茶をするような友達になったのです。
ここ数日、ジュローにダメだしばかりされ、書類作成のやり直しばかりでろくに寝ていないというジリアンは、ジュローの酷いスパルタをレイブンに愚痴ります。
そして、初めから味方になってくれたことを、ありがとうとレイブンに笑顔でお礼を言ったのです。
ジリアンのマイスター荘園の件をおめでとうと言うと、ジリアンは、尾行される人生で少し今も怖いこと、そしてレイブンは尾行される人生をどう考えているのかを聞きました。
すると、レイブンは、そんなのは怖くない、もっとも怖いのは、初心を忘れてしまうことだと言ったのです。
自分の殻に閉じこもり過去ばかり振りかえるようになったり、自己中心的な考えになり意地っ張りになったり、そういうのが一番怖いというレイブンに、ジリアンはその勇敢さをたたえます。
ジリアンは、旦那が亡くなった時、最初に考えたのは誰に頼って生きればいいのかという事だったが、教育を受け、いかに自分が無知で楽に生きてきたのかを知ったと言います。
そしていつか死後の世界で夫に会えたら、ありがとうと言われたいと笑顔で話したのです。
レイブンのように生きていきたいと話すジリアンにレイブンは疑問とともに胸がドキドキします。
そこにピエール子爵も加わり、男性のように堂々とふるまうレイブンを見て、ジリアンも堂々と振舞ったのです。
そしてピエール子爵は、レイブンに取引の成功のお礼を言い、ジリアンもそれに続き、レイブンは照れました。
そして尾行の男が席を立ったころ、レイブンは本題に入ります。
シュナイダー大公の帰国記念パーティーに二人を招待したのです。
シュナイダー大公の帰国記念パーティー、そしてエボニー・ボニャークのデビューパーティーまであと2か月です。
エボニー34話の感想&次回35話の考察予想
今回はジリアンの成長がよく見て取れる回でしたね。
レイブンとはまるで親友のように愚痴をいうほど仲良くなり、ずっと亡くなった旦那に頼って生きてきた女性が、死後の世界で旦那にありがとうと言われたい、と言ったときは感動して涙が出そうになりました。
ピエール子爵にも、男性のように挨拶をするのを一瞬ためらいながらも、立派にあいさつし、オドオドすることもなく素敵な女性に変化しましたね。
エボニーの初心を忘れるのが一番怖いというセリフも心に突き刺さりました。
エボニーは本当に聡明な女性ですね。私は人生初心なんて忘れて思い出せないくらいなので、そのおろかさに気づかされてしまいました。
今回は、穏やかな回でしたが、人生の大切なものを教えてもらった、とてもとても大事な回でした。
次回はシュナイダー大公の帰国記念パーティーとエボニーのデビューへの準備などをするのかなと予想します。
もしかしたら、レイブンがエボニーだという事をお披露目するデビューなのかなとも想像します。
まとめ
今回は漫画『エボニー』34話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。