
漫画「悪女は変化する」は原作NUNOIZ先生、漫画希羅月(Comicloft)先生の作品です。
アルンデルの魔法で心臓を貫かれてしまったエルザ。
レンが助けに来てベスを倒しますが、エルザは意識を失い体中が凍てついてしまうのでした。
そしてリナは冬の魔法を使えない自分を激しく責めていました。
今回は「悪女は変化する」の21話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
悪女は変化するの【21話】の考察予想
レンの決断
エルザを救うには、冬の魔法を授けるしか方法がないと言われ、レンは決意します。
これほどまでにレンが避けていた理由とは?
大公妃の宿命
エルザがまだ知らされていないウィンターナイトの秘密。
それは代々大公妃は大公から冬の魔法を授かることでした。
君だけにはあの苦しみに引きずり込みたくなかった、とレンは胸を痛めるのでした。
悪女は変化する【21話】ネタバレあらすじ
エルザは昏睡状態に陥っていました。
無意識下で、寒い、怖いと感じていましたが誰かが頬に触れた気がします。
温かい、誰?
それでもエルザの意識は戻りません。
枕もとではレンがエルザの手を握り、魔力を注入しています。
これではダメなのかと医者に尋ねるレン。
一緒に戦ってアルンデルの魔法を受けてしまったブラック騎士団の騎士は、この方法で治すことができたが、エルザは心臓を貫いているので難しいと言われます。
あの方法しかないんですね、とレンが聞くと、医者は頷いて決断を促すのでした。
レンはエルザの手を強く握ります。
エルザは苦しそうに顔をしかめるばかり。
こんな時でも助けを求めないんですね、とレンはうなだれ、エルザの髪を優しく撫でました。
エルザにだけは冬の魔法を授けたくない、と思うレンですが、「すまない」と言ってエルザに覆いかぶさりました。
エルザの部屋の前で、リナが落ち着きなくうろうろしてはため息をついています。
通りかかったアレックが声をかけ、自分を責めるのはよせと言いました。
しかしリナは、どんな理由であれ主人を守れない騎士は罪でしかない、と肩を落とします。
リナは、自分はうぬぼれていたと続けます。
冬の魔法がなくても誰よりも強くなれると思い込んでいたのだ、と。
こんなにも無力感に襲われたのは生まれて初めてだと酷い落ち込みようです。
アレックはかける言葉も失いました。
そのとき、医者がエルザの部屋から出てきました。
リナは「容態は?」と詰め寄ります。
エルザはまだ昏睡状態でした。
冬の魔法を受けたのになぜ意識が戻らないのかとリナは聞きます。
それは、もともとエルザが持っている破壊の魔法のせいだと聞かされます。
冬の魔法と融合するのに時間がかかるだけだから心配いらないと言われました。
意識の戻らないエルザに付き添うレン。
ウィンターナイトでは代々大公妃は大公から冬の魔法を授かり、アルンデルと戦ってきました。
レンの母も・・・。
母の犠牲は大公妃としての宿命であり、自分への愛でもあったことはわかっていても、母の苦しみを身近で見てきたからこそ、レンはそれが嫌だったのです。
だから、エルザには同じ苦しみを味わわせたくないと考えたレン。
しかし、結局エルザをその苦しみの中に引きずり込んでしまったと胸を痛めています。
それでも・・・とレンは、エルザを助けるためだったら、何度でも身勝手な人間になる。
そんな自分を嫌いにならないでくれ、と懺悔のようにエルザに語りかけました。
そのとき、エルザが目を覚ましました。
気分はどうだい?とレンが聞くと、ニコッと笑ってレンを呼び寄せます。
涙が溢れそうになったレンは、エルザを強く抱きしめました。
エルザは、「助けに来てくれてありがとう」とレンの背中に腕を回しました。
悪女は変化する21話の感想&次回22話の考察予想
ウィンターナイトの大公妃の秘密が明らかになりました。
女主人としての役割だけではなく、冬の魔法を授かることでアルンデルと戦う宿命があったのですね。
命の危険がつきまとうアルンデルとの戦いに、エルザを巻き込みたくなかったレン。
言えばきっとエルザは授けて欲しいと言うことはわかっていたから、事実を隠していたのですね。
目が覚めた時、エルザは生まれて初めて大事にされていると実感したのかもしれません。
リナは相当落ち込んでいますね。
今のままではエルザを守ることができないと、あの戦いで身に染みているので、何かしら行動を起こしそうです。
やっぱり冬の魔法を受ける・・・!?
まとめ
今回は漫画『悪女は変化する』21話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。