私を突き刺す棘ネタバレ9話【漫画】明澄の体温を感じて焦るカリス。怪我した明澄を見過ごせないカリス。

7月 24, 2021 11月 17, 2022

漫画「私を突き刺す棘」は原作macherie先生、漫画piggyback先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「私を突き刺す棘」9話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

前回のラストシーンは？

前回8話では・・。

明澄は素直になれなかった空港で、別れた母を思い出していました。

どうしてあんな事言ったんだろう・・。

後悔しながら、いつの間にか眠ってしまう明澄。

そんな彼女を見てカリスは・・。

≫≫前話「私を突き刺す棘」8話はこちら

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私を突き刺す棘9話の注目ポイント＆考察予想

目が覚めるとカリスに寄り添うように、眠っていました明澄。

しかし、カリスの心臓は今にも壊れてしまいそうに鳴り響いて・・。

苦しさのあまりに、大声と共に明澄を起こします。

明澄はただ、茫然とするばかりで何が起きたのか分かりません。

出発する時も、重い荷物を決して離そうとしない明澄。

それは、手放してしまうと捨てられてしまうから・・。

歩いていると何かに足を取られて、転んでしまう明澄でした。

転んだはずみで、膝を切ってしまいます。

カリスは、歩みを止めようとしない明澄の治療をしようとしますが言葉が通じません。

河原で傷の治療をしてくれるカリスを見ていると・・。

「もしかして・・？わたしに好意を持っているの・・？」と気付いた明澄は、彼のその気持ちを利用して生き延びる為に利用しようと考えます。

だから、もっとわたしに夢中になって貰わなければとカリスの気持ちを自分に向けようと考える明澄でした。

私を突き刺す棘9話のネタバレ込みあらすじ

変に、なりそうだ・・

ドクッ、ドクッ、ドクッ・・。

カリスの心臓は、痛いと思うほど収縮を繰り返していました。

それは横になっているカリスに、しがみつくように明澄が抱き着いて眠っていたからです。

この状況に耐えかねて、明澄を叩き起こすカリス。

「朝だ！いつまで、寝ているつもりだ！」と出発すると告げるカリスでした。

明澄は何が起きたのか分からずに、キョトンとするばかりです。

カリスはまだ道のりは遠く続くので、明澄の荷物を持つと手を差し伸べるますが明澄は理解できません。

明澄は荷物を渡すと置いて行かれると思って、重くても抱きかかえてしまいます。

「何なのよ？！荷物を取られるかと思ったら・・。持ってて、良いってこと？」とカリスの行動が、理解できない明澄。

明澄のケガ・・

明澄は重い荷物を持ちながら歩いていると、足を滑らせて転んでしまい笑ってごまかします。

その様子に気付いたカリスは・・。

「だいぶ疲れているようだな・・。」と呆れて眺めているとある事に気付きます。

それは明澄が、足にケガをして歩いている姿を見て駆け寄って来ました。

「大丈夫か？！ケガしたのか？」と心配しますが、明澄には伝わりません。

いきなり明澄のスボンを破いて傷の手当てをするカリス・・。

明澄はそんなカリスを見て、今までと違うものを感じていました。

「エッ？なにが起きているの・・。もしかして・・。」と思った瞬間、荷物を取り上げようとするカリス。

「油断させて、荷物を取り上げるんじゃ・・。」と持っていた荷物を取られてしまいます。

その反動で、今度は泥の中に顔から倒れ込んでしまう明澄。

カリスの変化・・

泥だらけになった明澄の顔を、川で濡らしたタオルで拭いてくれるカリスでした。

言葉は分からないけれど、カリスの優しさを不思議に思う明澄・・。

「貴方は・・、なにを感じているの？」と明澄は、カリスを見つめます。

カリスは明澄のケガの治療をしたいと荷物を渡すように手で合図しますが、必死に荷物を奪われないようにしっかり抱え込んでしまうばかりで・・。

痺れを切らしたカリスは、思わず大声を出してしまいました。

「よこさないかっ！」と荷物を掴んで、明澄は思わず驚いて荷物から手を放します。

「いきなり・・。もう・・、置いて行かれるんだ・・。」と諦めて涙ぐむ明澄・・。

そんな明澄に、カリスは彼女の傷の手当てを始めます。

そんなカリスを見て、明澄はある思いに気付きました。

「彼の気持ちが、最初とはちがう・・。」とカリスの心の変化に気付いてしまう明澄・・。

明澄は生き延びる為に、カリスの気持ちを利用しようと考え始めていました。

「もっと・・、わたしのことを好きにさせなくては・・。」と生き抜く術を考える明澄でした。

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か私を突き刺す棘9話の感想＆次回10話の考察予想

今回のお話しは、カリスが少しずつ明澄に対する気持ちが、ただの異邦人から女性に対する気持ちへと変化している様子が伺える内容となっていました。

カリスは教皇に生涯を捧げると誓っていたため、女性との関り一切なかったのでしょう。

明澄と会って初めてのくちづけと女性の温もりを感じて、カリス自身も気がついていないのかも知れません。

なぜ心臓が高鳴るのか？そんな感情すらカリスの生きて来た時間の中には、なかったのでしょう。

明澄は、ただ生きる伸びることを必死に考えているのもか知れません。

しかし、彼女の中にもカリスの存在はそれだけではないのでは？と思っています。

ただ、生きると言うことが全面に出てきているだけなのではと思います。

日々、生活を共になるようになって明澄もカリスを信頼し気持ちが傾いていくのでしょう。

ですが、いつの世も女はしたたかな生き物なのだと思いました。

さて次回は、カリスの気持ちの変化を利用して、もっと好意を持ってもらえることができるのでしょうか？それとも、この得体の知れない世界に、明澄は投げ出されてしまうのでしょうか？

まとめ

今回は漫画『私を突き刺す棘』9話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

私を突き刺す棘の9話のまとめ

朝になり、背中越しに明澄を感じてなぜか鼓動が鳴り響いて焦って起きてしまうカリス。
旅立つ際に明澄の荷物を持ってやろうと話すも、言葉を理解できない明澄は頑として荷物を手放しません。
長い道のりを歩いて行きく足元を踏み違えて転んで怪我を負ってしまう明澄。カリスは、慌てて明澄の手当てを行います。
カリスの中にある変化が起きていました。それは、明澄を女性として意識するようになっていました。明澄は言葉を理解できないものの、カリスの変化には気づいていました。だから、捨てられないようにその気持ちを利用しようと考えます。

≫≫次回「私を突き刺す棘」10話はこちら