漫画「エボニー」は原作JAYA先生、漫画Neida先生,REDICE STUDUIO先生の作品です。
今回は「エボニー」の30話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
答えにたどり着いたエボニーは、ランセンの歓楽街にあるサブリナという遊郭の、財相の愛人であるパトリシアに会いに行きたいとシュナイダー大公に伝えました。また、マイスター荘園は未亡人のジリアンに相続させるのが平和的な解決策だと噂を流すことを提案します。
とてもいいアイディアですが、パトリシアが働くエリアは浮浪者や殺し屋まで出入りしている場所で、皆に一人で行くのはあブライト大反対され、大公の勧めで、マーシャを連れていくことになりました。
たどり着いた先ではパトリシアが待っていましたが、師匠がエボニーと同じということで、パトリシアはエボニーのことをすでに知っているようで、何の用か落ち着いた物腰で聞いてきたのです。
エボニーの【30話】の考察予想
師匠がエボニーと同じ?パトリシアを説得できるのか?
前回、パトリシアがエボニーと同じ師匠だと言っていましたね。
そういう親近感からも、話をするにはかなり条件がいいと思います。
赤髪で貫禄がありただものではなさそうなオーラのパトリシアですが、エボニーは頭がいいですし、ちゃんと説得する自信があるからこそ皆の反対を乗り切ってきたのだと思うので、もちろん話し合いは成功すると思います。
エボニー【30話】ネタバレあらすじ
エボニーは、パトリシアに、本当は娼婦ではないのではないかと聞きます。
驚くパトリシアですが、エボニーは、先生に、生徒のパトリシアは財相を愛し、財相に頼まれ、自ら遊郭にいて暮らしているだけだから、心が痛むと聞いていたというのです。
そして、意地悪だが聡明、実は優しいと聞いていると伝えると、パトリシアは歯を食いしばりながら、自分が財相を愛さなければよかったなど否定をしていなかったか聞きます。
しかし、先生はただパトリシアの幸せを願っていたという話をすると、パトリシアは、自分の人生は愛の為に落ちるところまで落ちたこと、そして先生が監獄に投獄されたときは地獄に突き落とされた感覚になったことを話し始めました。
パトリシアは当時、サムエルに、先生を助けるようにお願いしたようですが、聞いてもらえず助けられなかったこと、そしてなぜ先生が亡くなったのかその理由が知らせてもらえなかったと嘆きます。
そしてエボニーに、自分に頼みごとがあるなら私の質問にも答えてと前置きし、先生が亡くなったのは自然死なのか、葬式は行われたのか、死に誰か関わっているのか聞きました。
そう、復讐しようとしているのです。
そしてそのことを話せば、先生がエボニーを自分の子供のように育てたなら、私たちは姉妹同然だから協力すると言ったのです。
エボニーは、すごい気迫で質問してくるパトリシアに、自分の話が終わったら質問するのは遠慮してくださいと前置きし、話し始めました。
エボニーは、パトリシアの正体は家族さえ信じない彼が信じる策士だから、マイスター荘園は未亡人に相続させるのが最も望ましいと財相へいかに助言するよう頼みます。
するとパトリシアはものすごく怖い顔で、なぜサムエルとの関係を知っているのか問います。
エボニーは、ただ微笑みながら、私たちの先生はとてもおしゃべりですと答えると、パトリシアは納得してエボニーの要求をのみました。
そんなパトリシアに、エボニーは、話すだけでなく騙すように言うと、パトリシアは、財相が信じているのは自分だけだから、騙したのがばれたら自分だけでなくエボニーの命も危ないと告げますが、エボニーはひるむことなくお願いを続けます。
そんなエボニーに、あなたは先生の成功者ねとパトリシアが言うと、エボニーは、先生はあなたが一番教え子の中で賢いと言っていて、いつもあなたが羨ましかったと伝えたのです。
実はパトリシアは、エボニーが大公の為に動いていたのは前から知っていましたが、そんなことは構わず願いを聞いてあげようと思っていたのです。
エボニー30話の感想&次回31話の考察予想
パトリシア、なかなか気迫があり怖い雰囲気の方でしたね。
ちょいちょい脅すような態度を取りますし、怖いのですがエボニーは常に物腰柔らかく微笑みながら話しかけるのが印象的でした。
そして、先生が言っていた通り、冷たいように見えますが優しい女性ですね。
パトリシアしか信じない財相の過去にも気になってしまうようなお話でしたが、エボニーは無事頼みを聞いてもらえて良かったです。
そして、次回はいよいよ先生の死因など死に関係するものがエボニーから伝えられますね。
パトリシアは復讐する気でいるようなので、他殺とかではないといいなと思います。
まとめ
今回は漫画『エボニー』30話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。