私を突き刺す棘ネタバレ8話【漫画】母を忍んで涙する明澄。覚めると背中に、明澄を感じて焦るカリス？！

7月 17, 2021 11月 17, 2022

漫画「私を突き刺す棘」は原作macherie先生、漫画piggyback先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「私を突き刺す棘」8話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

前回のラストシーンは？

前回7話では・・。

突然カリスに、キスされる明澄。

その唇に傷を見つけて、さっきのキスで傷つけたのか・・。

気にかけているカリスに、キスをしてしまう明澄。

覆いかぶされて肌を見せる明澄に、怒鳴ってしまうカリス・・。

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私を突き刺す棘8話の注目ポイント＆考察予想

今も残る母の声・・。

あの時、空港であんな風に言わなければ良かったのにと後悔が明澄を覆いつくします。

でも、素直になれなかった・・。

本当は母の再婚を祝福したかったけれど、それをしてしまうと自分が壊れそうな不安から冷たい態度をとってしまった自分を後悔している明澄でした。

カリスは涙を流して眠っている明澄を見ていると、なぜか不思議に彼女の魅力に吸い込まれそうになります。

寒そうに身体を抱えて眠っている明澄を火の傍に運んで、寝かせるもその丹誠な顔立ちにくちびるを交わした記憶が蘇るカリスでした。

夜明けと共に目が覚めたカリスは、背中に明澄を感じて焦ってしまいます。

火が消えて寒くてカリスに寄り添うように寝てしまった明澄は、さらにカリスに密着してカリスを悩ませることに・・。

私を突き刺す棘8話のネタバレ込みあらすじ

母の声・・

焚火を眺めていると、母との別れた時のことが思い出されて・・。

「帰って・・来るでしょ・・？」と母から声を掛けられます。

母は明澄の働いていた美容室で、旅に出ること知り空港にやって来ました。

明澄と最後に会ったのは、再婚相手を紹介した時に飛び出すように家を出て行った娘を思ってのことです。

「明澄・・、話したいことがあるんだけど・・。」と初めて母として、向き合いたいと言う願いがあったのかも知れません。

明澄は止める母の手を振り切るように・・。

「飛行機に、乗り遅れるから！」としがみつく母の手を払い除ける明澄。

しかし、明澄の心は揺れに、揺れていました。

「なによ！何なのよ！！今まで知らん顔しておきながら、今さら・・。」と悩ましく思っているとメールが入ります。

「帰ってくるよね？ごめんね・・。」

「話したいこともあるの。旅行気を付けて、楽しんでね。連絡、待ってるね。」と3通のメールが・・。

「何言ってるのよ。そんな風に言われたら・・、これまでのわたしは・・、どうなるの・・。」と複雑に揺らいでしまう心に、どうしょうもなく涙が流れ出しました。

夜が明けると・・

明澄は母のことを思いながら・・、いつの間にか泣きながら眠っていました。

カリスは、そんな明澄の表情を見ていると・・。

泣いていると気付きます。

「顔色が悪い。怖いゆめでもみているのか・・？」と寒くないように、焚火の側で寝かせました。

カリスは明澄の寝顔を眺めていると・・。

明澄について、いろいろ思い巡らせながら、言葉を話せない彼女が生き残る術を考えていました。

「悪党どもに狙われて・・。彼女の持ち物以上に、彼女にメリットがあるというのか・・。」と明澄を眺めていると口元に、目が止まってしまいます。

カリスは、顔を赤らめて明澄とのキス思い出している安心したようにぐっすりと眠っている彼女を都に行けば何とかなるだろうといつの間にか眠りに落ちていました。

夜が明けて、目覚めるカリスの背中にには・・。

「んっ？！なんだ！」と明澄の温もりを背中で感じるカリス。

焚火の火は消えて、寒くて側にいたのでしょう。

カリスの心臓は、ドクッ、ドクッと打ち続けてしまい焦ってしまいます。

眠っている明澄は、カリスに抱き着いて離れる様子はありません。

なおも温もりを求めてカリスをギュッと抱きしめ出して、動揺が止まらないカリスでした。

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私を突き刺す棘8話の感想＆次回9話の考察予想

今回のお話しは、住む世界はお互い違うけれど2人は、どこか似たもの同士のように感じてしまいます。

それは辛い気持ちの記憶で、お互い愛された経験のないもの同士・・。

お互い自我を押し殺して、今まで生きて来たのでしょう・・。

言葉も通じない生活環境も違うものの、2人は愛情を知らないもの同士。

そんな2人が、言葉を超えた心で会話するようになって行ってくれればいいなぁと感じながら読んでいました。

それと何時の時代も、女はしたたかで強いもので・・。

男は、可愛い生き物なのだとも感じました。

母親と明澄との関係も、どちらの気持ちも分かるような気持ちもします。

母親の立場になれば、我が子を可愛いと思う気持ちの反対側には別れたた男性への気持ちの裏返しがあって・・。

いけないことだけれど明澄に向けられたのでしょう。

子供を抱えながら、シングルマザーとして生活することは大変な日々に上手く行かないことも多かったはずです。

その時思ってはいけない「この子さえ、いなければ・・。」と言う気持ちがあったのだと思います。

母も若く気持ちに、余裕がなかったのでしょう。

親子とも不器用だったのかも知れません。

そんな中、明澄も自立して気持ちに余裕ができた母は再婚することになり、母を祝福したい気持ちと今さらと言う気持ちが明澄を支配してしまった。

それも、理解できます。

母もまた娘に辛く当たっていた自分自身を、情けなくてダメな母親だと思いながら日々を暮らしていたのではないでしょうか？

だから、気持ちに余裕が出来たので娘に詫びたい気持ちで、今までのことを話したかったのではと感じました。

どちらも気持ちに蓋をして、生きて来たことへの後悔を感じてしまいます。

早く、元の世界へと戻って親子の時間を修復して欲しいと思います。

さて次回は、抱き着いて離れない明澄をいったいどうするのでしょうか？優しく抱き寄せて・・？それとも、叩き起こす？カリスの困った顔が目な浮かんでしまいそうです。

まとめ

今回は漫画『私を突き刺す棘』8話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

私を突き刺す棘の8話のまとめ

明澄は、空港での母と別れ泣いてしまいます。そして、いつの間にか眠ってしまいます。
カリスは謎が多い異国の明澄の魅力を感じて、彼もまた思いを巡らせます。
目が覚めるとなぜか、明澄が自分を背中から抱き着いて眠っているのを感じてあせってしまうカリスでした。

≫≫次回「私を突き刺す棘」9話はこちら