
今回は「悪女は砂時計をひっくり返す」の17話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」は原作SANSOBE先生、漫画Antstudio先生の作品です。
アリアは砂時計をひっくり返すと、1日1回5分間だけ時が遡ることを発見しました。
神様からのプレゼントだと大喜びもアリア。でもその代償は、使った後に長時間の睡眠が必要なのでした。
悪女は砂時計をひっくり返すの【17話】の考察予想
猛勉強を始めるアリア
前回の人生では、自分の美貌だけで何でも手に入ると思っていたアリアですが、今は違います。
経済力は大きな力だということを知ったアリアは、知識を得ようと猛勉強を始めるのでした。
未来の公爵夫人サラ先生
サラが将来の公爵夫人となることを知っているアリアは、出会ったっころは気に入られようといい子を演じていましたが、今は彼女を会うことが本当に楽しみで嬉しいと思うようになっていました。
でも、やっぱり利用はさせてもらう・・・。
悪女は砂時計をひっくり返す【17話】ネタバレあらすじ
アリアは用意されたお菓子をものすごい勢いで食べています。
傍で見ていたジェシーも驚いていました。
満足したアリアは、サイドボードに置いてあった砂時計をひっくり返します。
時は5分前に戻っていました。
アリアは手を付けていないお菓子をジェシーに勧めます。
食べきれない分は皆で分けて、と言いました。
ジェシーは感動していますが、アリアは5分前にたらふく食べています。
おまけに、食べても太らないので一石二鳥?
ジェシーが、注文していた物が届いたと、経済書を持ってきました。
アリアは経済について勉強しなくちゃ!と思っています。
同じ情報を伝えたとしても提供者によって態度が違うのは明白です。
例えば、同じ内容の情報をミエールとカインが言ったのでは、伯爵も受け取り方が違ってくるのだとアリアは考えたのです。
貴族の男子はアカデミーの修了が義務付けられているのに対して、女子には教育機関さえありません。
独学で勉強するしかないのです。
でも、家にある経済書はどれも難しくてアリアにはさっぱり理解できないので基礎経済書を取り寄せたのでした。
しっかりした知識の裏付けがあれば、伯爵も聞く耳をもってくれると思ったアリア。
でも、そうすると手柄は全部伯爵のものになってしまう、と考え着きました。
チャンスを自分のものにするにはどうすれば良いかと思いめぐらせていると、事業を自分で始めることを閃きました。
前回の人生で、社交界に女実業家がいたことを思い出します。
当時のアリアは、美貌だけで何でも手に入ると思っていたから、お金と地位に固執するその女貴族をバカにしていたのです。
でも、今のアリアは同じ失敗は繰り返さないと誓っています。
知識を身に着けて、自分だけの財産を手に入れるんだと闘志を燃やすのでした。
経済書を読んでいると、ジェシーが誕生日パーティーをどうするか聞いてきました。
パーティーには誰も呼ばなくて本当に良いのか確認してきます。
去年のパーティーはとんでもなく派手に行って、周りから顰蹙を買ったのを覚えているアリア。
ジェシーがしつこく聞いてくるので、知り合いの令嬢だけを呼ぶことにしました。
アリアは去年のことを思い返していました。
自分の誕生日のあとにすぐミエールの誕生日がくるのです。
去年と同じ反応をされては困ると思うアリアですが、今はそれより周りからのイメージを変えるためにも自分自身を変えていこうと思うのでした。
経済書をめくるアリア。
勉強はなかなか思い通りにはいかないのでした。
アリアのもとにサラが訪れました。
歓迎して飛びつくアリアに、笑いながら窘め、令嬢としての挨拶を促します。
アリアは丁寧なお辞儀をしました。
以前アリアはサラに対していい子を演じていましたが、今は本当に会うのが嬉しいと思っています。
サラが誕生日プレゼントは何が良いか聞いてきました。
アリアはサラの刺繍を施したハンカチをねだります。
そんなもので良いのかと驚くサラに、アリアはもう一つお願いをします。
同じものをサラにも持っていて欲しいと言いました。
サラは胸が熱くなります。
アリアとずっと友達でいたいと言い、最高傑作を作ると約束してくれました。
アリアはサラの社交界デビューに話を変えます。
すると、サラのテンションが下がり期待はしていないと言いました。
アリアは「いいことありそうじゃないですか!」と言って盛り上げようとします。
サラが公爵に見初められることを知っているアリアですが、本人が本当に乗り気でないので話を打ち切りました。
アリアがサラに大人になったら何になりたいか尋ねると、先生になりたいと答えました。
アリアの先生をしてそう思うようになったと言うのです。
サラが自分のことを本当に好きなことを実感したアリアは、しっかり利用させてもらおう、と思うのでした。
社交界デビューの時には隣にいてくれるかと聞きました。
公爵夫人とデビューしたら注目を浴びるのは目に見えています。
サラは、もちろんだと答えます。
アリアの手を握って、ずっとそばにいますから、とサラは言いました。
悪女は砂時計をひっくり返す17話の感想&次回18話の考察予想
アリアのサラ懐柔作戦は順調です。
サラはすっかりアリアを信用して、可愛いと心から思っています。
アリアもサラのことは良い人だと思うし、大好きではあるけれど、やはり将来の地位はしっかり利用しようとしているのですね。
したたかです。
でも、自分の命がかかっているのだから当然かもしれません。
そして、アリアが目指すのは経済力!
自分の財産を持つことの重要性を認識したのですね。
これって現代にも言える課題かも・・・。
アリアの取り巻く環境では、それは並大抵のことではないことは想像できます。
将来、アリアは女実業家に!?
まとめ
今回は漫画『悪女は砂時計をひっくり返す』17話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。