
漫画「悪女は変化する」は原作NUNOIZ先生、漫画希羅月(Comicloft)先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女は変化する」80話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女は変化する80話の注目ポイント&考察予想
クロッカス公爵が目を覚ましほっとするエルザですが、公爵の態度は以前と変わらず。
エルザが1年ぶりに帰ってきたことよりもリリエルの婚約式を気にしていました。
レンはリリエルに告白されたことをエルザには黙っていようと思っていましたが、状況を鑑みて打ち明けることに。
エルザはリリエルならあり得ると思っていました。
洗脳されていたとはいえ、公爵が実験に使う生贄の調達までしていたことを知り、エルザはある決心をします。
悪女は変化する80話のネタバレ込みあらすじ
アルンデルの洗脳をレンの冬の魔力で中和させ、眠りについたクロッカス公爵。
エルザはその枕元でうたた寝をしていました。
そんなエルザにそっと毛布をかけるレン。
もう朝日が登っていました。
クロッカス公爵の言動にエルザは…
公爵が目を覚まし、エルザも飛び起きます。
どこにいるのか訝しむ公爵ですが、脳裏に断片的な記憶が呼び起こされました。
そして今日は何日だ!?リリエルの婚約式はどうなっているかと声を荒げて問う公爵。
婚約式は明日だと聞いて、ホッとした表情を見せました。
何か覚えているかとエルザが訊くと、断片的で前後が繋がらないと頭を抱えます。
とにかく皇帝に会わないとと口にしました。
公爵の口ぶりから、リリエルの婚約式でアルンデルが何かをしようとしていると悟るレンとエルザ。
レンが、国王も完全に洗脳されているから無駄でしょうと口を開きました。
初めて会う2人。
レンは丁寧に挨拶をしました。
公爵は国王も騙されたとはどういうことかと訊ねます。
元凶が誰なのか知っているのかと訊かれ、レンはその相手はアマリリスで粛清された一族の生き残りで、自分たちが今回の使節団に加わったのもその陰謀を止めるためだと説明しました。
すると公爵は、帝国民がやったことは帝国が始末をつけるのが筋だと言い出します。
リリエルの婚約式を絶対無事に行えるようにと要求しました。
こんなことになったのは犯罪者をしっかり取り締まらない帝国のせいだと言う公爵。
エルザはそれは誤解だし、こんな状況で婚約式を行うことに意義を唱えます。
公爵は聞く耳を持ちません。
それに、リリエルの願いを叶えるためにエネルギー石を使ってやっと国王を説得したとまで白状しました。
たかがリリエルの婚約のために悪人と手を組んだのかと言うエルザに、公爵はいきり立ちます。
そこへレンが帝国民のやったことは帝国が始末をつけるべきだと公爵を宥めました。
エルザを庇うように引き寄せ、今は少し休んだほうがいいと言うレン。
閣下を心配してエルザが眠っていないと言いました。
言葉に詰まる公爵。
声をかけようとする公爵に、屋敷まで送るからゆっくり休んでくださいと言うエルザ。
振り返ると、1年ぶりですねと寂しそうな顔を見せました。
エルザに打ち明けるレン
公爵邸へ向かう馬車の中。
レンとエルザは2人だけで乗っていました。
エルザは本当に婚約式を行っていいのかとレンに問います。
アルンデルはどんな手を使っても強行するだろうけれど、カレス王子に会って最低限の準備をすればある程度は被害を減らせるだろうとレンが言いました。
でも、レンはそのときにリリエルがまた変なことを言い出さないかと危惧します。
エルザにパーティーでのことを話そうと思いました。
パーティーでアルンデルと戦っていた時にリリエルが現れたと切り出します。
エルザもリリエルが会場を抜け出すところを目撃していました。
レンは言いにくそうに、リリエルに告白されたと告げます。
さすがに驚くエルザ。
レンは断固とした態度で断っても受け入れてもらえなかったと正直に言うと、エルザは見当はつくと言いました。
エルザもまた、言いにくそうにリリエルはレンも同じ気持ちだと思っているだろうと同意します。
もともとそういう性格だと…。
言うべきが悩んだけれどエルザに嘘はつきたくないと言うレン。
話してくれたことにお礼を言って、妹の無礼を…と謝罪しようとした時、エルザの中にある感情が湧き上がります。
私が謝ることなのかと…。
リリエルに対して腹が立ってきました。
エルザの決心とは
さらにレンはユージーンから受け取った瓶についても打ち明けました。
公爵がアルンデルの魔法実験に使う生贄の人間を調達する役目を担っていたようだと。
エルザは静かに聞いていました。
今朝の公爵の言動を思い出し、険しい顔になるエルザ。
レンは、エルザが望むならクロッカス家に被害がないようにことを収めると言ってくれました。
エルザはしばらく考えて、気持ちを吐露し始めます。
今まで感傷的になって、すべてをアルンデル魔法のせいにしていたと。
これが解決すればすべてが良くなっていくと愚かなことを考えていたと言いました。
小さく笑うと、やっと決心することが出来たと告げ…。
態度を変えた公爵夫人
クロッカス邸に着くと、知らせを受けていた公爵夫人とヨハネスが公爵を出迎えました。
レンとエルザが、まだ足元が覚束ない公爵に手を貸していると、公爵夫人がエルザから強引に公爵を引き離します。
リリエルから何かを訊いたようで、エルザにひどい言葉を浴びせかけました。
その時エルザは夫人とヨハネスからアルンデルの魔力を感じます。
リリエルに会っていたんですねと問いました。
悪女は変化する80話の感想&次回81話の考察予想
クロッカス家の人々は、どこまでがアルンデル魔力の犠牲者だから許されるのかわからなくなってきました。
洗脳が解けてもエルザに対して公爵は父親らしい言葉のひとつもかけないし、レンに言ったこともあまりにも自分勝手です。
リリエルはアルンデル関係なくあの思考回路だったら、どうしようもない人間ということですよね。
エルザが腹をたてるのは当然だし、縁を切ってもいいレベル。
それを、アルンデルの被害者だからと目を瞑ってきたのかも知らないけど、もう十分です!
クロッカス家が没落してもエルザは全然困らないのでは?
弟だけは心配かもしれませんけど。
まとめ
今回は漫画『悪女は変化する』80話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 目を覚ました公爵はリリエルの婚約式のことだけ心配する。騙した男がアマリリスの一族だと聞いて責任転嫁をする。
- レンはエルザに、リリエルに告白されたことと公爵が生贄の調達に加担していたことを告げる。エルザはある決心をする。
- リリエルに会ってきた公爵夫人とヨハネスはすっかり洗脳され、エルザを罵倒する。