悪女のペット18話ネタバレ(ピッコマ)素性の知れないナスカを怪しむアースとレベッカ。シャシャのおねだりは通用するのか!?

漫画悪女のペットは原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品です。

今回は「悪女のペット」の18話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。

 

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悪女のペットの【18話】の考察予想

ゴジさん
悪女のペット【18話】の考察予想や、見どころについてと後半はネタバレ確定がありますのでネタバレが知りたい方はこちらをクリックして飛ばしてくださいね。

脇役令嬢に憑依してしまった主人公が悪女の未来を変えるために奔走する異世界物のお話です!

交通事故により愛読書の脇役キャラの令嬢シャシャ・タルトに憑依してしまった主人公。

何とか下級貴族でも上手く生きていくために、そのキャラの愛らしい雰囲気と可愛らしい顔と社会人経験を活かして何とか令嬢たちに可愛がられる「ペット」のような存在を確立することに成功しました。

様々な令嬢の外に出せないグチなどを聞くシャシャですが、原作のキャラに関わらないように気を付けていました。

中でも悪女レベッカとヒロインリリスに関わって巻き込まれたら自分もタダじゃすまないだろうと懸念してたからです。

しかし、宮殿のパーティーに初めて参加した際に、レベッカと出会ってしまいました。

悪女となってしまうレベッカは、とても美しく、また、婚約者の皇太子ヨハネスの浮気性に苦しみつつ健気に彼を思う儚い姿にシャシャはすっかりと心を奪われてしまいます。

レベッカもシャシャを気に入り、自分が主催するお茶会にお誘いされて光栄でもあり、複雑でもありました。

原作のレベッカが嫉妬のあまりにいずれ処刑されてしまう未来を思うと、二の足を踏むこともありましたが、レベッカの泣き顔を見たらもう、放ってはおけません。

後のことを考えるのは止めて、レベッカの未来を変えてやろうと、シャシャはレベッカの傍にいることを誓ったのでした。

 

二年後、シャシャはレベッカの願いによりアルチェン家に住まわせてもらっていました。

その二年の間、シャシャはレベッカの婚約者としての苦悩、ヨハネスからの愛を受けられない辛さ、彼の浮気など、様々な辛い思いを受け止めて、慰めてきました。

そのお陰で彼女はすっかり一皮剥けた様子で、シャシャが何気なく騎士はカッコいいと言ったからと剣術さえも始めるのです。

実際煮詰まったときに体を動かすのがよかったようです。

そして、皇太子の側近であるアース・クラインも、婚約者であるレベッカの元へやってくる際にシャシャが慰める場面やレベッカの変わりようを見て、いい傾向だと納得していたのです。

そのアース自身もシャシャを可愛がっていて、膝枕をしてあげたりする仲になっていました。

レベッカの変化は皇太子との関係にも変化をもたらしたようで、口論するようにもなっていたようです。

しかし、その変化を良しとしないのは皇太子ヨハネス。

彼はシャシャが関わったからレベッカが変わったと怒っているからしばらくは大人しくしていましょう、とアースはシャシャに助言してあげていました。

シャシャもヨハネスが嫌いなのでぜひそうしたいところでしたが、タイミング悪くまた宮殿のパーティーに誘われてしまいます。

しかも、第二皇子ペインが帰還するというパーティーとのことで、原作でも大人気だった彼に会えると皇太子のことは置いておいてパーティーに参加することを決めたのでした。

 

パーティー当日、シャシャはこのパーティーでヒロインのリリスが登場することを思い出しました。

皇太子ヨハネスがリリスに惹かれるこのパーティーのはずですが、目の前で起きてる出来事は全く違う展開でした。

リリスは天使のような可憐で純粋な少女、のはずが、実際のリリスは彼女の方が悪女と形容したくなるような真っ赤なドレスで様々な令息を侍らせています。

そんな彼女は皇太子を他所にペインとばかり会話を。

ヨハネスはレベッカの気を引こうと必死でリリスのことは視界にも入っていない様子です。

そして、シャシャは皇太子に忠実であったはずのアースの心境の変化の苦しみを聞いてあげていました。

アースはかつては何とも感じていなかった皇太子や皇室の考え方にウンザリし始め、憎しみさえ抱いてしまっていまい、それに対しとても混乱してシャシャに救いを求めに来たのでした。

 

パーティーを終えたシャシャとレベッカは帰路に着くのですが、シャシャは内心大混乱です。

物語の核の皇太子とヒロインの恋愛は進展なさそうで、更に言えば、アースもヒロインには一切興味がなさそうです。

残りのキャラ、ペインは不明ですが、残りの一人ドラゴンの存在が彼女を悩ませているのです。

彼はヒロインへの友情のために国を守護することになります。

しかし、あのリリスではドラゴンが気を許しそうにはない、ということは、国の存亡が危ういということ。

ゾッとするシャシャをレベッカは優しくその手を取ってあげました。

シャシャは考え込むと親指を噛みしめてしまう癖があるようで親指からは血が滴っていました。

見ている方が辛いと慰めてくれるレベッカの優しさに、シャシャは自分が願うのはレベッカを幸せにすることだったと、改めて誓い直すのでした。

 

シャシャは早速、リリスと約束を取り付け、彼女が指定したレストランにやってきました。

シャシャの考えでは、彼女は自分と同じ憑依者なのだろう、ということで、それなら今後の相談をしようと思っての約束だったのですが、再会したリリスはパーティーとはまた違う普通の少女でした。

原作に近いリリスですが、けれど違う、そんな様子を見たシャシャはレストランを出たところで本のタイトルである「アトランタの恋人」を知っていると問いかけました。

リリスは「原作という意味でしょうか」と不可解な返答と共に青ざめた顔を隠し震えながら立ち去ってしまったのです。

全く予想外の展開に唖然とするシャシャでしたが、偶然会ったアースに声を掛けられました。

件のレストランでは好物の肉もデザートも無かったとアースに甘えて奢ってもらうことに成功したシャシャですが、暴走馬車に轢かれそうになったところを寸でのところでアースに助けてもらえました。

しかし、その馬車の進行方向にいる少年を見て驚くことになります。

あっという間に馬車を吹き飛ばした少年は、以前シャシャが頭を悩ませていたドラゴンのナスカ、その人だったからです。

 

原作では、ヒロインは人間界のルールに疎いナスカに様々なことを教え、それが刺激になり彼はヒロインに惹かれていきます。

そして、ヒロインの命の危機の際に彼女への思いを知ることになるのですが・・・。

シャシャは、その「刺激」という部分に重点を置いて、ある料理をナスカの為に作ります。

彼に何とか食べさせるために一人街に出かけたシャシャは、しかしリリスとペインが二人で店で何かを買っている場面を目撃してしまいました。

何を買ったのかが気になったシャシャは、二人が帰宅後そのお店に行き何を買ったのかを尋ねると、体にいいお茶を買っていったとのこと。

聞いた手前買わないわけに行かなくなり購入してお店を出ながらも、二人で一緒にいる彼らのことを考えます。

リリスはペインが好きなのだろうか、と思いつつ歩いていると、柄の悪い男にぶつかってしまい難癖をつけられてしまいます。

彼らはシャシャが貴族でしかも容姿が気に入ったらしく執拗に誘ってくるので必死で断っているのですが、彼らの力に叶わずもがいているところ、聞いたことがある声が耳に入ってきます。

それは、綿あめ屋と会話をするナスカの声。

必死で目線で助けを求めるシャシャの視線が気になったのかナスカが振り向くと同時に、男たちが彼を馬鹿にしだしました。

あっという間に吹っ飛ばした男を横目にチャンスだとシャシャはナスカの手を握りしめました。

ナスカからしたら男にイラついただけでシャシャを助けた訳ではないとすげなく返されますが、シャシャはぜひお礼をとお手製の弁当を食べさせることに成功したのでした。

 

しかし、その料理は何とトッポッキ。

真っ赤なソレにドン引きするナスカに上手いこと言って食べさせたは良いけれど、彼はその辛さに怒り心頭、傍の木を殴り倒し、そのままシャシャの胸ぐらを掴み「恩を仇で返した」とシャシャを殺そうとするのでした。

シャシャはやっぱり脇役の自分がしゃしゃり出てごめんなさいと内心謝罪しつつ覚悟を決めた時、アースがナスカの手を抑えて間に入ってくれたのでした。

事情をアースに説明したところ、いくら何でも殺すまでのことではないとナスカを諫めますが、ナスカの怒りは未だ冷めません。

アースと一触即発になりそうになり、慌ててシャシャは全力でナスカに謝罪し、今度はもっとナスカ好みの料理を作って、更に綿あめもつけると提案したところ、何とか無事に彼の怒りは収まったのでした・・・。

 

そしてアルチェン家にて、シャシャはフライドチキンをご馳走したところ、ナスカは目を輝かせて食べまくって一安心。

最後に綿あめを差し出したところ、幸せそうに頬張るナスカにシャシャはアースに促され声を掛けます。

ぜひ、アルチェン家に入って力を貸して欲しいと。

馬車を飛ばした場面を見た、すごい魔術師だと感動した、など、これまで培ってきた煽ての技術をフル活用したところ、すっかりナスカはいい気分になっているようです。

しかも、自分といたらデザートが食べ放題、と、ケーキなどを大量に用意するとナスカは十分に心を奪われている様子。

あと一歩だ、と手ごたえを感じたシャシャですが、その瞬間にレベッカとヨハネスが室内に乱暴に入ってきました。

アースとシャシャが一緒にいることを疑うヨハネスにたまたま用事があったとかわすアースにヨハネスは納得しつつ、レベッカが怒る理由を尋ねます。

すると、約束もない来訪は失礼だとの返答。

どうやらレベッカが捨てた花束にメッセージが記されていたとのことですが、レベッカは一読もせずに燃やしていたのでそんなメッセージは届いていないのでした。

アースに一方的な約束は約束とは言いません、と宥められても、他の子なら飛んでくるという飛んでもない返答。

更にレベッカが大事にしている訓練の予定を「くだらない予定はキャンセルして出かける」と言い出すヨハネスにレベッカの怒りは相当なものです。

しかし、そんなレベッカをよそにヨハネスはナスカに気づいて声を掛けますが、ナスカは興味がないのか無視。

イラっとするヨハネスよりも前に兵士がナスカを怒鳴りつけて彼が持っていた綿あめを叩き落としてしまいました。

瞬間、彼の怒りは頂点に上がり、あっという間に兵士とヨハネスを吹き飛ばしてしまったのでした。

 

物語のヒーローのはずの皇太子ヨハネスが全然いい男じゃないところもまた異世界物アルアルでもありますが、この様子を見ているとレベッカも嫉妬に狂った末の処刑、という未来はなさそうですが、どうなっていくのでしょう。

主軸の二人の恋愛、というより、リリスはペインといい感じの様子ですが、リリスの本心が分かりませんね・・・。

本当は皇太子を狙っていてその下準備をしているのでしょうか?

無事ナスカを味方につけて、何とか友情までこぎつけられたらシャシャも一安心でしょう。

アースもシャシャに心を砕いているようですし、レベッカもシャシャによって救われていて、このままヒロインのような位置で頑張って行くんだろうシャシャを応援したいな、と思います!

そしてこっそり・・・ナスカが可愛いすぎて!!!

彼の登場シーンが楽しみでなりません!

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悪女のペット【18話】最新話ネタバレあらすじ

皇太子ヨハネスと兵士とあっという間に吹き飛ばしてしまったナスカ。

シャシャは青ざめ、流石に皇太子に何てことをと焦るアースですが、それらを静めたのはレベッカの拍手でした。

彼女曰く、「合格」とのこと。

必要な人材で、シャシャを幸運の女神とまで言うレベッカにさすがのシャシャも入団試験を受けなくていいのか不安になります。

しかし、レベッカは武装した兵士をあっさり投げ飛ばす実力をしっかり見たので問題ないとのことで、ヨハネスに関しては今までの浮気などの件で貸しがあるから問題ないとはっきり答えてくれました。

浮気をただの気の迷いだと黙認している皇帝と皇后。

そして、原作では、リリスを連れてきたヨハネスを見て息子を改心させたと喜ぶ二人・・・。

レベッカに必要なのはドラゴンの守護であり、なんとしてもナスカにはレベッカの味方に付いて欲しいと願うシャシャは、気づかぬうちにまた親指を噛みしめてしまいます。

 

「美味いのか」とナスカに尋ねられ、シャシャの親指を見てレベッカがパニックになりかけていた時、シャシャに興味が湧いたのか、この話を受けてもいい、と言い出したのです。

シャシャとしては勿論大歓迎の返答に、早速レベッカを促して契約などの準備に入ることになりました。

簡単な身元の確認の前に流石に彼の言葉遣いが気になっていたアースが注意しますが、レベッカはそれを止めました。

訓練の成果なのでしょうか、彼女にはナスカには敬意を求めてはいけない気がすると、彼から何かを感じ取っているようです。

しかし、どこから来たのか、という問いには「歩いて三日くらいの森」という返答には流石に硬直してしまいます。

段々イライラしてくるアースはもっと詳しく、と促しますが、それに対する返答は「退屈な現実」。

 

もうだめだ、と落ち込むシャシャを他所にアースの怒りは逆に冷静さを取り戻したようです。

変わり者の魔術師は珍しくないが、流石に無知すぎる、という点がどうしても気になるので、顏をちゃんと見せるように、フードを取るように言うと、なぜかナスカは好戦的に俺に指図か、と二人の間に不穏な空気が漂ってしまいました。

アースの命が危ないと、シャシャはレベッカに声を掛け、彼女におねだりを始めるのです。

レベッカはナスカの力は確かに認めたけれど、フードを取らない行動にスパイなのでは、と疑念を抱いていました。

ドラゴンの耳には「逆鱗」という鱗があり、ここだけは変身しきれないようで、幻術魔法を使って普通の耳に見せかけるようなのですが、ナスカは面倒だからという理由でフードで隠しているのです。

その事実を知っているシャシャですが、それを言うわけにはいかないので、自分でできる最高のおねだりポーズにて、レベッカを陥落させ、ナスカは無事アルチェン家に入ったのでした。

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悪女のペット18話の感想&次回19話の考察予想

レベッカさん、それで大丈夫ですか、と不安になるナスカの入団でした。

実際、正体を知らなければ無知で怪しいけど猛烈に強い少年、ですからね。

アース辺りは後ですごく文句言いそうですが、レベッカが決めてしまったのならもう何も言わないのかも知れませんね。

ただ、原作も今の皇帝、皇后も仕方ない親というか・・・。

それは息子もそう育ちますよ、と思ってしまいます。

ナスカは正直レベッカというよりシャシャに何か興味があって了承したのだと思いますが、シャシャがレベッカといる限り、レベッカの未来も変わっていくのでしょう。

 

シャシャとナスカ、結構お似合いに見えてきてしまうのですが。

そういう展開にはならないのかなー、とちょっと楽しみにしつつ、次回を楽しみにしています。

まとめ

今回は漫画『悪女のペット』18話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

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