
漫画「緑陰の冠」は原作Siya先生、漫画binu先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「緑陰の冠」1話~4話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
緑陰の冠1話~4話の注目ポイント&考察予想
自分が書いた小説の脇役に…主人公である弟を幸せにできるのか?
ある日、自分が書いた小説の登場人物に憑依してしまった女子大生。
小説では名前すらない脇役でしたが、この世界ではランという名前です。
ランは主人公である弟のユスタフを幸せにするために、まずは物語の流れを変えようとしたのですが、結局小説通りに家族は亡くなってしまいました。
そこで叔父に公爵家を好き放題されないために、ランは自分が当主になることを決意します。
緑陰の冠1話~4話のネタバレ込みあらすじ
1話・自分が書いた小説の脇役に憑依
数日前に自分が書いた小説の主人公であるユスタフの姉に憑依してしまった女子大生。
小説のなかでは名前すらない脇役で、木の上から落ちたユスタフの下敷きになって死んでしまい、彼にトラウマを与えるという役柄でしたが、憑依した先の世界ではラン・ロミア・ド・ラチアという名前でした。
ランはラチア公爵の後妻の連れ子で、公爵とは血の繋がりはないという設定です。
主人公がやってきたのは、原作が始まる7年前の世界、ランがユスタフの下敷きになった直後でした。
原作ではランの母親は弟のタスを産んでから、義理の息子であるユスタフを虐待したことになっています。
ランはその流れを変えようと、ユスタフを遠くのアカデミーに通わせることで家から遠ざけたのですが…
4年後、両親とタスは馬車の事故で亡くなってしまいました。
小説では船の事故で亡くなることになっていたので、船に乗らなければ家族が死ぬのを避けられると考えていたランはショックを受けます。
葬儀の場でランはアカデミーの制服を着たユスタフと再会しました。
2話・叔父から公爵家を守るために
ラチア公爵家は帝国より長い歴史を持つ家門です。
高くそびえる山脈を背に建てられたラチアの城は魔術師によってつくられたものでした。
氷壁と呼ばれる山脈には大賢者イブリアが「闇」を封印した純白の「扉」があります。
ラチアはその扉の守護者でした。
またもう一つラチアで有名なのが、濃い緑をした最上級のエメラルドをあしらった公爵夫人の緑陰の冠です。
これは代々公爵夫人に伝わるものでしたが、ランの母親はそれを嫌っていました。
それどころか、母親の贅沢のせいでラチア公爵家は破産寸前です。
両親が亡くなってしまいましたが、後継者であるユスタフはまだ成人しておらず、原作では叔父のリンドバーグ男爵が摂政になったために、ユスタフは財産を横取りされたり、男爵の娘と政略結婚や暗殺などの災難に巻き込まれることになります。
ランはユスタフの護衛騎士であるロス卿が自分をにらんでいるのに気がつきましたが、彼もユスタフを守るために死んでしまう運命なのをランは知っていました。
実はランには、ユスタフのために考えていたことがありました。
それはユスタフが成人するまで、自分が当主になって叔父から公爵家を守ることです。
自分はユスタフの味方、成人したらすべてをあなたに譲ると葬儀の場でランはユスタフに約束しましたが、ロス卿はそれを信じていません。
しかしユスタフは自分が成人しないまま当主になれば叔父が摂政になろうとすることをわかっているので、ランが当主になるのも悪くないと思っているようです。
ランは叔父が摂政になるのを防ぐため、自分が当主だとみんなに認めさせる決意をして家門の会議へ臨みました。
3話・2年間だけの当主
喪服にベールを下ろしたまま、家門の会議に臨んだラン。
実はラチア公爵家には炎の精霊が封印されている青炎の指輪が伝わっており、当主以外の者がはめると炎に焼かれてしまうとされています。
精霊に主として認められるには、その名前を知っていることが必要です。
会議の場で叔父のリンドバーグ男爵は、ユスタフが成人していないのを理由にランが当主にふさわしいと発言しました。
しかしランは公爵と血がつながっていないと反対する人もいます。
そこで、ランは立ち上がると、ユスタフが成人するまでの2年間だけ一時的な当主になると宣言しました。
そしてランの血筋を心配する人たちの前で、青炎の指輪をつけてみせたのです。
原作者であるランは精霊の名前を知っていて当然です。
しかしこのことで、親族たちはランが当主になることを認めたのでした。
ユスタフが当主になるまで、そしてヒロインが現れるまで、みんながハッピーエンドを迎えられるようランは当主として奮闘することになります。
4話・ユスタフはアカデミーへ、ランのもとにはロス卿が残る
ラチア公爵家にはワイルド家・ランス家・イルミニティ家という3つの家門が仕えています。
ワイルドはユスタフの味方ですが、ランス男爵は生真面目で裏切りの心配はいりません。
問題はイルミニティ家で、自分が書いた小説でありながらランにも彼らの考えがわからないのでした。
会議終了後、ユスタフはどうやって青炎の指輪をはめたのかとランに尋ねましたが、ランは賭けだった、自分も一応ラチア家の人間だから認めてくれたのかもとごまかします。
そしてユスタフを幸せにするには小説の準主役である男キャラを探さなければいけないと思い出すのでした。
ラチア公爵家の書類を見始めたランは莫大な借金を返済するために、原作ではヒロインがストーリーの後半で発見することになっている、氷壁の鉱山に埋まっている大量の魔石を使うことにします。
ランが執務室で考え事をしていると、ユスタフがアカデミーに戻ると挨拶をしにきました。
ランはあくまで臨時の当主だと言っているのに、ユスタフはラチア家の当主のためだけの青炎の挨拶をします。
家族だからそんな必要ないとランが言うと、姉上を家族だと思ったことはないとユスタフにいキッパリ言われてしまいました。
ショックを受けたランはユスタフに当主を譲ったら追い出されるかもしれないから貯金しておこうと考えます。
ランはユスタフの信頼を得るためにロス卿にはラチアに残ってもらうことにしました。
ユスタフの見送りでランが冗談交じりに主席で卒業してねと言うと、ユスタフは真顔で姉上が望むならと答えます。
ユスタフが出発すると、ランのことを不信感に満ちた目で見つめるロス卿と二人きりになりました。
緑陰の冠1話~4話の感想&次回5話の考察予想
読み応えのありそうなファンタジーの連載が始まりました。
原作者であっても家族の死を避けられなかったのは残念でしたが、ランが公爵家の当主になると決めたので公爵家の経営は良くなりそうです。
しかし物語の大筋を変えるのが難しいなら、いずれランにはまた別の試練が待っていそうですね…
ユスタフに当主を譲るまでの2年間、ランの活躍を見守りたいと思います。
まとめ
今回は漫画『緑陰の冠』1話~4話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 自分が書いた小説の脇役のランに憑依した主人公は、主役のユスタフが不幸にならないよう物語を変えようとしたが、家族が亡くなることは避けられなかった
- ランは公爵家を守るため、ユスタフが成人するまでの間だけ自分が当主になることを決意する
- 家門の会議で当主だけがつけられるとされている青炎の指輪をはめて見せたことで、ランは当主として認められることができた