
漫画「悪女は変化する」は原作NUNOIZ先生、漫画希羅月(Comicloft)先生の作品です。
エルザは結婚式の準備で忙しくしています。ドレス選びは大変だと聞いていたエルザですが、思いがけずレンが一緒に選んでくれたりと、スムーズに進んでいました。その頃アマリリスの社交界では、ウィンターナイト大公と花嫁の話題で盛り上がる貴族の婦人たち・・・。
今回は「悪女は変化する」の10話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
悪女は変化する【10話】の考察予想
アマリリスの社交界では南方から嫁いでくるエルザの噂がちらほら・・・。
その頃、ロベリアの社交界にも変化が。
エルザ去った後のロベリア社交界
ロベリアの社交界はすっかり活気を失っています。
今まではエルザが色々な活動を積極的に行っていたためだということに気づく人も。
エルザがいなくなり、リリエルにも影響が・・・!?
レンとエルザ、新しい約束
いよいよ結婚式前夜。
レンはエルザを散歩に誘います。
そこでレンは改めて、結婚相手がエルザで良かったと伝えました。
アマリリスでの新しい生活に不安を感じていたエルザですが、レンの言葉に感謝し、自分も妻として最善を尽くすと約束します。
悪女は変化する【10話】ネタバレあらすじ
ロベリアの社交界では、最近活気がなくなったと夫人たちが話していました。
色々な活動が減ったことを指摘しています。
意見を求められたエイプリル夫人は、エルザネスがいなくなったからでは?と答えました。
夫人たちも同意し、クロッカス家の令嬢たちのことを話し始めました。
リリエルの噂も聞かなくなった、と話が及ぶと、夫人の一人がチャリティーイベントの事を切り出しました。
リリエルが担当した食品の配給が上手くいかなかったのです。
多額の募金が無駄に・・・と口にしたとき、エイプリル夫人が視線を感じます。
そこには若い貴族達が苦虫をかみ殺したような顔をして聞き耳を立てていました。
夫人たちが視線をやると、フイッと背を向けました。
リリエルの信奉者のようです。
夫人たちは、エルザのことを好きではないけれど、あれほどの態度はとらないと眉をひそめます。
聞いたところによると、特にエルザに何かされたこともないのに、と言う夫人たちは、エルザとリリエルの間には何か二人だけが知っていることがあるのではないかとささやき合うのでした。
その頃エルザは、アマリリス皇室の慣習や礼儀作法を学んでいました。
教えている夫人も、エルザのもの覚えの早さに感心します。
いよいよ明日は結婚式です。
全ての予定が終了したことをルアンに確認すると、あとはゆっくりお休みくださいと言われ、丁寧にルアンに感謝の言葉を伝えるエルザでした。
その夜、窓から外を眺め、ロベリアでのことを思い出していたエルザは、たったひと月しか経っていないのに昔のことのようだと感じています。
あまり良い思い出のない故郷・・・。
アマリリスで違う人生を送っていけるのかと一抹の不安を感じていたとき、ドアをノックする音が聞こえました。
ドアを開けるとレンが立っていて、「顔を見に来ました」と言いました。
結婚式を控え、少し緊張するエルザをレンが庭園に連れ出します。
二人並んで散歩をしているとき、レンが「この間、お互いに愛情を期待するのはやめようと言った約束は覚えてますか?」と聞いてきました。
さらに、この結婚には目的があったから、花嫁が変わったっことはどうでもいいと思っていた、と言います。
でも、今は相手がエルザで良かったと思う、とエルザの手を取りました。
そして、例え愛を捧げることができなくても、生涯のパートナーとして最善を尽くすと約束しました。
エルザはレンの手を握り返し、ありがとうと礼を述べ、自分も妻として精一杯尽くす、と約束します。
エルザは、この人とならきっとうまくやっていける、結婚生活もここでの暮らしも、と確信に似た気持ちを持つのでした。
悪女は変化する10話の感想&次回11話の考察予想
エルザはずっと自分の能力をひけらかすことなく、淡々と仕事をしてきたのですね。
そのせいで、異端児扱いされたのかもしれませんが、リリエルとの関係を含めて、悪女とまで言われる何かがあるのかも!
エルザは不器用な性格なのでしょう。
ただ、そんなエルザをきちんと評価してくれていた人もいたのは救いですね。
エルザがいなくなって、社交界も活気がなくなったし、リリエルの周辺も何だか不穏な空気が・・・。
レンの気持ちは少しずつエルザに傾いています。
愛を捧げられなくても、というフレーズは気になりますけど・・・。
結婚相手として、エルザがウィンターナイトでの生活に満足できるよう、最善を尽くすと言ってくれたことは、とっても心強かったと思います!
まとめ
今回は漫画『悪女は変化する』10話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。