
漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」108話の原作/韓国版の小説を先読みして読んだので、あらすじ&ネタバレをご紹介します。
公爵夫人の50のお茶レシピ108話【原作】韓国版のあらすじ込みネタバレ
ロネフェルト家の大事な客人である、プランドール王国女王を紅茶で接待するクロエ。
しかし、女王は紅茶が好きではないようです…。
色が変化する魔法の紅茶、ブルーマロウ
プランドールは紅茶を日常的に飲む習慣があるので、女王も紅茶自体はよく飲むそうです。
しかし、いくら紅茶を飲んでも、女王が心から好きなったことは一度もないのでした。
どんなにきれいな赤やオレンジの紅茶も、宝石で例えると所詮A程度だし、紅茶の葉自体も美しくはないというのが女王の言い分です。
宝石とかと比べるなんて、なかなか意地悪ですね。
しかし、クロエは、美しいお茶を見せると準備をします。
そして、用意したのは、真っ青な青茶です。
紫の花で作ったハーブティー、ブルーマロウをブレンドして色付けたこのお茶を、女王はサファイヤのような色で美しいと思います。
しかし、これだけでは、満足しない様子。
クロエにも、まだ作戦があるようです。
同じお茶をカップに注ぎ、レモン果汁をたらすことで、なんときれいな青色がピンクに変化しました!
これには、女王も魔法かと驚きます。
酸性のブルーマロウは、空気に触れ続けると緑にもなるようで、1種類でたくさんの色を楽しめる紅茶のようです。
女王は、これなら王国に帰って自慢できるくらいのレベルだと評価をしますが、まだ満足はしていません。
もちろん、クロエにもまだ作戦がありました。
水の中で花が咲く特別なお茶
次に用意されたのは、やかんと透明なグラスです。
そして、クロエは丸く形成された茶葉を女王に提示します。
珍しい形の茶葉ですが、決して美しい形ではありません。
クロエが、この茶葉を使って、お茶を淹れはじめます。
お茶を淹れる際に、茶葉を先に入れてお湯を注ぐ一般的に上投法が多く使われますが、ファニングスのように細かくて刺激に敏感な茶葉は、後で茶葉を淹れる下投法が使われます。
そして、今回クロエは、茶葉への刺激を弱めるために、お湯を半分入れて、茶葉を淹れたのちにお湯を足す中投法を使いました。
すると、丸まった茶葉が開いて、プランドールの国旗を表現した花が開くのでした。
す…すごいですね!
クロエは、緑茶と色んな花で作った温の工芸茶で、今回女王のために特別に発注したと説明します。
見た目の美しさだけでなく、味と香りにも気を使ったというお茶を一口飲むと、香ばしい緑茶味と花の香りがするのでした。
そして、クロエは、この茶葉を女王にプレゼントします。
さまざまなプレゼントをもらってきた女王も、水の中で咲くお茶をもらうのは初めてのようです。
女王は、大笑いをして、クロエが評判通りで嬉しいと話すのでした。
女王の発言に、クロエは少しとまどいます。
女王のヘッドハンティング
女王の接待が終わり、クロエに感謝するロネフェルト夫人。
クロエは、ロネフェルト夫人のおかげで、特別な体験ができたと話します。
こういうところが、クロエの魅力ですよね。
そして、次の予定に向かおうとするクロエですが、そこに女王がやってきました。
侯爵にも了解を得て、少しだけ話したいという女王。
女王は単刀直入に、自分の下で働くことを提案します。
原石を管理する企業家を探している女王は、クロエが評判通りの素晴らしい企業家だと評価をして、引っ張りたい様子です。
王国の政務を見ることも可能だという提案で、女性が政治にかかわれない帝国に比べると夢がある話です。
そして、契約金として、年俸とは別にサファイアの鉱山3つを提示されます。
トリプルスイートの利益とは比べ物にならない金額に、クロエは驚きを隠せません。
クロエは、光栄だが、なぜ自分が選ばれるのか、理由を問います。
女王は、美しいものを集める趣味の中で、輝く人材を集めたいと話すのでした。
公爵夫人の50のお茶レシピ108話の読んだ感想
まさかの、お湯の中で咲くお茶…クロエ凄すぎますね!
そして、驚きのヘッドハンティング。
クロエはどうするのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』108話の原作/韓国版の小説を先読みお届けしました。
当サイトではピッコマ漫画の通常/日本語版のネタバレもご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。