
漫画「暴君の保護者は悪役魔女です」は原作Bluelagoon先生、文Hari先生、作画Rata先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「暴君の保護者は悪役魔女です」21話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
暴君の保護者は悪役魔女です21話の注目ポイント&考察予想
ティータはなぜ執事になりたいと思ったのでしょうか?
クレーテは頭ごなしに反対するのではなく、まず真剣に理由から聞いてあげればよかったかもしれませんね。
しかし原作通りに行くとあと5年ほどで皇帝が亡くなります。
そうなると自動的にティータが皇位継承順位一位になるのです。
もう時間はあまり残っていません…クレーテは焦っていました。
君主として備えているべき基礎知識をまだ教えていなかったことを思い出し、心を鬼にすることを決めるのでした。
暴君の保護者は悪役魔女です21話のネタバレ込みあらすじ
スノウを追いかけて外で遊ぶティータを窓越しに見つめながらクレーテは、小さい頃はあんなにも聞き分けが良い子だったのに…と思いました。
そのため、この先こんな風にティータの将来のことで頭を抱える日が来るなんて思ってもみなかったのです。
クレーテはティータのために新しい提案をする
クレーテは、自分の育て方が悪かったのか、それものこのべロスの地が問題だったのか…きっと両方ね、と落ち込みます。
しかし、大きな都市で豪華な生活をしてみるのも良いかもしれない、と思いました。
権力だって使ってみて初めて身に着くものだし、大きな人物を育てるのに小さな場所に籠ってはきっとだめよ!と。
クレーテはさっそくエドモンドに、都に一つ邸宅を構えてみないかと提案しました。
エドモンドは、殿下は人の多いところは苦手だったのに急にどうしたのかと聞きます。
クレーテは、経験が乏しいから執事になると言い出したんじゃないか、だから都に行って人付き合いをすれば考えが変わるかもしれない、と言いました。
それを聞いたエドモンドは、確かにそうかもしれませんね…と言いました。
ティータの気持ち
しかし、エドモンドはティータ様は都に行きたいと言うでしょうか?都に行けば昔の辛い思い出が蘇ってしまうかも…と心配します。
そこへティータが急にやってきて、自分は都になんか行かないと言いました。
ティータは、あんなところに行ったって後ろ指さされるだけだ、だから行きたくない!と言います。
しかしクレーテは、そういうやつには痛い目を見せてやれば良いじゃない、どうして行ってみる前から悪いことばかり考えるの?と聞きました。
ティータは髪をかき上げ、フンッと鼻で笑いながら氷の城でしか暮らしたことがないから殿下は世間知らずなんじゃ?と言いました。
その言葉に腹が立ったクレーテは自分だって何も知らない子供のくせに…!と思います。
ティータは、どうしてこんなに執事の夢を反対されるのか理解できないと言いました。
自分は貴族ではないし皇族としても認めてもらえない、自分みたいな中途半端な存在には選択肢だって多くないんだ…!と怒ります。
そして、勉強してどんなに賢くなって礼儀正しくなったって、私生児のくせにお高くとまってるって鼻で笑われるだけだ!
偉大なる殿下は知らないだろうけど、自分のような私生児に優しくしてくれるほど世間は甘くない、と続けました。
ティータも中二病…?
ティータの言い分を聞き終えたクレーテは、腕を組みあなたの自分像ってそんな感じなのね、と言いました。
そして、クレーテは芝居を始めました。
誰よりも明るく美しい俺…!でも心の中には誰にも理解できない深い傷がある…。
誰もが表向きの姿だけで俺を判断して、本当に抱えている苦しみには気づかない…それならば俺もお前たちにトゲを立てるまでだ…!と。
こんな感じでしょ?と言われたティータは顔を真っ赤にして、そんな風に自分を思ったことは無い!と慌てて答えました。
しかしティータよりも200年以上長く生きており、自分も人間だったころは中二病をこじらせていたクレーテにはもうバレバレです。
それからクレーテは、また茶化すように次のコンセプトの提案をしました。
ティータは人の気持ちを勝手に決めつけないでください!と怒り、執事の夢に反対する本当の理由を聞いてきました。
お互いに肝心なところは言わない二人
自分のことをさっさと追い出したいのか、という問いにクレーテはそんなわけないと答えました。
ティータが、じゃあどうして…今みたいに三人でずっと…と言いかけると、クレーテは時が来たら鳥は巣立っていくものよ、と言いました。
クレーテはティータの意見を無視しているわけではありませんでした。
原作のように暴君になってしまう、という道は避けられたとしても、クレーテはティータに運命との戦いに勝ってほしいと願っていました。
この冷たい氷の城に閉じ込めず、私生児だからと馬鹿にされないように立派に育ち、他人の言葉に傷つく事のないような人間になってほしかったのです。
ティータは、鳥が巣立ちたくないと言ったら無理やり追い出すのか、と聞きました。
クレーテは私には俺の気持ちなんか分からないと言ったけど、ティータも私の気持ちを全然わかってくれないじゃないこの薄情者!と言ってしまいます。
この場を鎮めようとエドモンドが間に入り、まだ時間はあるからゆっくり話し合いましょうと言いました。
しかしティータは、いくら殿下の提案でも都には行きたくない!と言って、部屋に走って行ってしまいました。
クレーテはまた、思春期って何なのかしら…と思い悩むのでした。
部屋に戻ったティータは枕に顔を叩きつけながら、顔を真っ赤にしなんでコンセプトがバレちゃったんだろうと後悔していました。
バレたのか殿下じゃなくてせめてエドモンドさんだったら、こんなに恥をかかなくて済んだのに!と…。
暴君の保護者は悪役魔女です21話の感想&次回22話の考察予想
まさかティータも中二病だったとは…驚きです。
髪をかき上げフンッと鼻で笑ったシーンで、あれ?と思いましたが…顔を真っ赤にしたところを見るとクレーテの読み通りだったようです。
しかし、後ろ指をさされることや、私生児のくせにと馬鹿にされることなど、気にしている気持ちは本当みたいですね。
クレーテはそれを跳ね返すくらい強い人間になってほしいと願っているようですが、ティータにはあまり伝わっていない様子…。
今みたいに三人でずっと…と言いかけたティータ。
やはり、なんだかんだ言いながらこの城で三人でずっと一緒に居たいから執事になりたいと言ったのでしょうか?
ティータもクレーテも本当の理由をきちんと口で説明してあげれば良いのに…。
二人を見ていると、とてもじれったい気持ちになりますね。
クレーテは無理やりにでも都にティータを連れていくつもりなのでしょうか?
ティータが傷つくような姿はあまり見たくありませんが…少し心配です。
まとめ
今回は漫画『暴君の保護者は悪役魔女です』21話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。