
漫画「独裁」は原作Rossi先生、漫画Ullpe先生、脚色Macat先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「独裁」16話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
アフガンに派遣された当時、軍人であった柚月の過去が明かされました。
元恋人だった中隊長の村上にも、嫌がらせを受け続けた柚月。
そして柚月は大隊長から、ある件に関し呼び出しを受けます。
独裁16話に登場するキャラクター
- 柚月:雇い主アシャンの元で、一年契約で仕える事となった女性ボディーガード。軍人時代の階級は2等陸尉。
- 村上創:中隊長。養成学校で知り合った柚月の元恋人。彼の浮気により別れたが、柚月を逆恨みしている。
- 大隊長:大隊の指揮をしており、戦力の要となる役割。
- アフガンの住民達:米軍側との学校建設の計画に、柚月が任された場所で出会った女性と子供達。
独裁16話の見どころ・考察予想
柚月は大隊長に、米軍と連体し学校建設を行っていた場所へ向かうよう命じられます。
元々柚月が村上に職位を降任された後、務めていた任務地でした。
その時オマーンから王子二人が共に視察へ訪問しましたが、行方が分からなくなっています。
自軍や米軍にも、学校側との連絡がとれないというトラブルが次々と発生。
そして米軍は学校側に、空襲計画を実行を知らされます。
現場へ向かう事を指示された柚月。
学校付近での子供達への被害や戦況、そして王子二人の行方と共に起きた出来事とは・・・。
独裁16話のネタバレ込みあらすじ
柚月が任された場所
部屋では、大隊長と村上が深刻な様子で話し合いをしています。
その中、大隊長に呼ばれた柚月。
復帰直後の柚月でしたが、戦況の事態が変化したようです。
緊急の為、柚月にも合流してもらう形となった模様。
しかし大隊長が示す地図の場所に、柚月は目を疑います。
そこはアフガンの子供達が通う学校でした。
米国と連合し設立した学校であり、また柚月が職位を外れた後任命された任務地です。
学校設立の計画に初めから携わっていた柚月。
アフガンの現住民達から軍人への評価は悪く、強く警戒をされていました。
軍人達は女性を誘拐し、子供を殺す・・・。という噂が流れていたせいです。
そして住民達の警戒が解けるよう割り当てられたのが、女性隊員の柚月。
虐待や、タリバンの組織により身寄りを失った子供のお世話をしていました。
アフガンの子供達は柚月に心を許し、交流をし合っていた仲のようです。
理不尽な暴行を受けた女性達の居場所も作り、弱い立場に立たされた人達への支えとなりました。
村上の逆恨みから、職位を降任された事に気持ちが荒む柚月。
しかし現住民の人達からも支えられ、なんとかこの待遇にも耐えてきた柚月でした。
そして住民達と離れイラクへ旅立つ時も、柚月から離れない子供達の顔が目に焼きついています。
揉み消された声
大隊長の示された場所に、嫌な予感を隠せない柚月。
現在学校との連絡が14時頃から途絶えており、米軍共に連絡が途絶えているそう。
そしてその時間から既に2時間が経っていました。
柚月は歯をいしばり、現場に向かう事を伝えます。
しかし村上は止めるように、米軍側で準備を・・・、と別に米軍で動きがある事を話しました。
何のための準備か、と問う柚月。
米軍が行う計画には、針が18時を指した時、空襲を開始するというものでした。
既に米軍機は学校へ向かっている事に、柚月は唇をかみ締めます。
はっきりと学校側の状況が分かっていないのに、見切りをつけるのは早すぎる事を反論しました。
しかし米軍側では既に学校を切り、後は柚月達が折り合いをつけるしかないという理にかなわない論。
それに納得できない柚月は、今いる子供達はどうなるのかと強く主張します。
しかし大隊長は、「今重要なのはその事ではない」と切り捨てるのです。
軍を辞める決意
途端に、大隊長と村上の顔が見えなくなっていく柚月。
現場の状況を理性的に考え、判断をする二人。
そこに住む子供達や住民の事を考え止めたのは、柚月だけでした。
そして国家間の親善に、オマーンの王子アシャン、アスカと共に訪問していたようです。
しかし学校周辺の視察中に、トラブルがあり行方不明になったまま。
柚月は学校を建設する際何かあったときの為にと、防空壕がある事を静かに話します。
そこに子供達を避難させたいからと、自分が向かう事を大隊長に伝えました。
しかし大隊長は、柚月の言葉を遮ります。
子供達や住民達は最優先ではなく、「今その事が問題ではない」と繰り返しました。
希望がなくなってしまうように、柚月の視界は暗く染まります。
そして村上と共に部屋を退出すると、柚月は村上にある頼み事をします。
もし空襲に遭っても、生きている子供達は助けて欲しいと。
村上は戦況によって変わると、冷たく突き放しました。
柚月は縋るように強く頼みましたが、村上は見返りを求めてきます。
こんな状況で見返りを求めてくる奴だと理解しており、覚悟を決めていた柚月。
望みが叶うのならば柚月は軍を辞める事に、約束を交わすのです。
独裁16話の感想&次回17話の考察予想
ずっと携わっていた計画の場所まで、赴く事となりました。
戦況や住民達の被害を目の当たりにする事となる柚月の、今の状態が心配です。
どちらの判断でも、犠牲は免れません。
しかし大隊長達や村上とのやり取りは、見ていて気持ちの良いものではないですね・・・。
少し話題に上がりましたが、オマーンの王子二人が視察に訪れていました!
学校付近であれば、柚月とアシャンが過去接点を持った場所?
前々回に「助けてあげた」と、柚月が放っていた言葉の意味が解明されるのでしょうか。
まとめ
今回は漫画『独裁』16話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。