
漫画「私を捨ててください」は原作JAEUNHYANG先生、漫画chero先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「私を捨ててください」43話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ヘクシオンは皇帝に会いに行きました。
アデルとの婚約を許してもらうことと、薬をもらうためです。
婚約は許可されほっとしたのもつかの間、盛大に婚約式をしろと命じられました。
皇帝には抗えないヘクシオン…。
私を捨ててください43話に登場するキャラクター
- アデル:ビフタ公爵の一人娘カレナの身代わりに連れてこられた孤児。ひどい虐待を受け育つ。怪物と呼ばれるヘクシオンと結婚させられるが道中襲われて命を落とすも3年前に戻って人生をやり直す。
- ヘクシオン:大公。カロット病に侵されている。定期的に皇帝に薬を貰いに行っている。
- フレイ:大公家の侍女
- オーランド:大公家の執事
- クァルン:公爵家の次男。剣術と魔法に秀でた魔剣士。幼いころからアデルを虐めていた。
私を捨ててください43話の見どころ・考察予想
ヘクシオンは皇帝に足止めされていました。
大公邸でヘクシオンの帰りを心配そうに待つアデル。
公爵家に残してきてしまった手帳も気になります。
見つかる前に持ち出さないと、と思い悩むアデル。
そんなとき、クァルンが屋敷を訪ね騒動を起こします。
アデルは毅然と態度で応対しました。
クァルンの横暴で愚直な言動に、今回もイラっとします…。
私を捨ててください43話のネタバレ込みあらすじ
ヘクシオンが出発してから二日が経ちました。
大公の屋敷ではアデルが心配しています。
本当に皇帝がカロット病を自在に操れるとしたら、ヘクシオンの病状を悪化させることも可能。
アデルは公爵家から自分を連れ出したことで困っていたらと思うと気が気ではありませんでした。
石碑の秘密が書かれた手帳
アデルがバルコニーでヘクシオンのことに考えを巡らせていると、お茶の時間だとフレイが声を掛けました。
もう昼食を食べてから2時間経っていることにアデルは驚きます。
焼きたてのお菓子が待ってますよ、とにっこり笑うフレイに、このままだと太りそうとアデルが漏らしました。
お嬢様は細すぎるから太ったくらいがちょうどいいとフレアに言われてしまいます。
用意されたお菓子を前にやっぱりぼんやりしているアデル。
お茶が口に合わなかったのかと心配するフレイに、ヘクシオンや公爵家のことを考えていただけだとアデルは答えました。
公爵家に大事なものを置いてきてしまったと言うと、フレイは何の気なしに取ってきましょうかと言います。
危険だから今はダメだと答えるアデル。
クァルンがいるし公爵も警戒しているはずです。
誰が顔を出しても状況は悪化するとアデルは思いました。
ジンに頼むことも頭をよぎりますが、再会したばかりでそんなことは頼めないと思いなおします。
それに、ジンに頼むとなったら石碑のことを話さなければなりません。
まずはヘクシオンにはなさないとならないと思うのでした。
ヘクシオンに伝えたいこと
アデルが思いつめた顔をしているので、フレイが地下の書斎に行ってみるのはどうかと提案します。
屋敷には貴重な本がたくさんあるとフレイが説明しました。
規則を守れば使用人も見ることができると言うと、ご主人様は本当に優しい方だと嬉しそうに話します。
この屋敷の使用人はみんな恩恵を受けているから、ご主人様のためなら苦労を厭わないと言うフレイ。
だからご主人様が大事にしているアデルのためにも力を尽くすはずだと言うのでした。
アデルは心が温かくなります。
ヘクシオンに、ここのみんなはあなたの味方だから早く帰ってきてと心の中でつぶやきました。
クァルンと訣別するアデル
アデルは書斎へ行くことにしました。
地下に行く途中、階下で人の声が聞こえてきます。
誰かが騒いでいました。
執事のオーランドが客人の訪問を断っています。
その相手はクァルンでした。
妹の会わせろと怒鳴っているのです。
フレイが部屋に戻ろうとアデルに言いますが、自分が出ていかない限りあきらめないだろうと思ったアデル。
私が相手をすると声をかけました。
怒鳴り散らしていたクァルンに、何様のつもりかと冷たく声をかけるアデル。
クァルンは見下ろすアデルに嫌味を言うと帰るぞと命令します。
ヘクシオンのことを化け物と言うので、アデルは私の婚約者だから口を慎むよう言いました。
クァルンは尚も連れ帰ろうと、これ以上帰りが遅くなる父さんが怒ると口にするのであそこは私の家じゃないと言い返すアデル。
クァルンは今まで貴族として暮らしてこれたのは誰のおかげだと怒鳴ります。
ビフタ公爵のおかげだとでも言いたいのかとアデルは言い返しました。
公爵には世話になったのは確かだけど、その代償としてすべてを奪われたと怒りを露にします。
もう二度と公爵の好きにはさせない、公爵邸で死ぬより道に迷いながらも自由に生きる方がマシだと言いました。
クァルンはきょとんとして、何を言っているんだと問います。
まるで公爵がアデルを殺そうとしているみたいだと言いかけたときのアデルの表情を見て、クァルンはまさか…とつぶやきました。
アデルはクァルンに、あなたにとって安全な公爵邸に帰りなさいと冷たく言い放つのでした。
私を捨ててください43話の感想&次回44話の考察予想
アデルは皇帝の冷酷な人格も知っているし、そこに加えてカロット病を操れるなんて想像したらぞっとしています。
ヘクシオンが無事に帰ってくるまで不安で一杯ですね。
そんなときクァルンが…。
相変わらずの屑っぷりでイライラしました。
でも、ぎゃんぎゃん吠えるだけの浅はかな人物だと思うから、それほど脅威ではありませんけど。
頭悪そうだし!
でも、公爵家の人間、それも実子なのに父親の腹黒さをあまり理解していないのはどうしてかと不思議にも感じます
。とにかく、早くヘクシオンに帰ってきてほしいですね。
まとめ
今回は漫画『私を捨ててください』43話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。