
漫画「エボニー」は原作Neida先生、REDICE STUDIO先生、漫画kakaopage先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「エボニー」72話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
パトリシアに言われたことに違和感を感じるエボニーは、シュナイダー大公とジェローがまだ起きて話しているのを見かけます。
シュナイダー大公は、最近ジュローがエボニーを避けているのを知っているため、あえて二人きりにするよう、一人部屋に戻ったのでした。
エボニー72話に登場するキャラクター
- エボニー:婚約者と実の父を殺した容疑で5年間監獄に収容されていた、聡明で強い意志を持つ23歳の女性。シュナイダー大公のことが好き
- ジュロー・ビダル:シュナイダー大公の秘書室長であり、裏表のない性格を持つ秀才、金髪のイケメン。エボニーのことが好き?
- ジュディス:ノバ在住でピエール子爵の奥様。聡明。
- ジリアン:マイスター:故・マイスター将軍の未亡人。アカデミーを受け継ぐ。
- ピエール子爵:ノバの子爵、妻ジュディスはエボニーの慈善事業を手伝う
エボニー72話の見どころ・考察予想
ジュローの質問にエボニーの返答は?
エボニーは、本当に自分自身でもすべてがシュナイダー大公のおかげで、自分は何もすごくないと思っているのでしょうか。
確かに運が良かった、シュナイダー大公がいたからだというのは100も承知ですが、もちろんそれだけではないのは私たち読者はすでに知っていることですよね。
エボニーの返答が気になります
ジュローとエボニーのギクシャクは元に戻るのか
もう一つ気になるのは、ジュローがエボニーを避けているせいでぎくしゃくしていることですね。
これはエボニーもシュナイダー大公も気づいていますし、このままではいろいろきまづいですよね。
ジュローは、エボニーのことが好きで避けているようにも感じますが、実際はどうなのでしょうか。
シュナイダー大公も二人が以前のように普通の会話をできるように二人きりにしてあげたのでしょうから、ジュローが好き避け?をするのをやめるかどうかも気になります。
エボニー72話のネタバレ込みあらすじ
エボニーの返答とは
ジュローの問いに、エボニーは自分はそうは思わないと答えました。
エボニーは、偶然手にしたチャンスもあったし、シュナイダー大公のおかげでできたこともたくさんあると言うと、そのチャンスを手にできたのは、自分の意志や努力があったkらだと答えたのです。
すると、ジュローは、それならもうその件についてエボニーが悩む必要はないと言うと、一番大事なのは貴族の女性たちがエボニーを羨望のまなざしで見ることだと言うと、あこがれの対象になるのは、あこがれるものが作り上げるものだと言いました。
そして、ジュローはエボニーに対して立派だと言うと、聡明で勇敢で、その上たくさんつらいことが合ったにもかかわらず、善の心を失わなかったことを誉めたのです。
ジュローはほかの人々のお手本になるのが気が重いのであれば、さらに一層努力をするように言い、自分に足りない部分があると思うならその穴を埋めればいいと言いました。
エボニーは、ほほを赤らめると、買いかぶり過ぎていると言い、ここのみんなのおかげだと言うと、ジリアン、パトリシア、ピエール子爵、ジュディス達の名前を上げます。
皆のおかげで自分がある
そして、みんな抜きでは褒められる自分にはなっていないと言うと、今回の件も、商店街の人々の助けに感動したことを言いました。
自分たちは争っていたにもかかわらず、そんなことは関係なしに子供たちを助けてくれた商店街の皆さんこそ、誰かのお手本になるべきだと言ったのです。
そして、エボニーは、ジュローのおかげで自分が賢いふりをすることができると言うと、ジュローを先生と呼びたいと言った穂は本気で言っていると告げたのです。
ジュローは少し恥ずかしそうにお礼を言うと、たくさんの人々のおかげでエボニーが救われたのなら、今度はエボニーが救う番だと言いました。
それはまた奇跡を生み、自分はエボニーが生み出す奇跡を信じると言ったのです。
エボニーがジリアンのもとへ
翌朝エボニーは、一人で馬に乗り孤児院に行くと、早速ジリアンのところに向かいます。
そして、急に現れたエボニーに、ジリアンは大げさに驚くので、エボニーに隠し事をしているのかとからかわれます。
ジリアンは、午後にジュディスも来るから下で会議でもしようと言うと、エボニーは、アカデミーの工事のめどがついたため、その話をしたかったと言いました。
エボニーは、まだラルソンがナイトアカデミーの教授の件をはっきり答えてくれないと言うと、マイスター将軍のころの授業のことを聞いたのです。
ジリアンは、マイスター将軍が直々に教えることもあれば、部下の皆が交代で授業をしたと言うと、エボニーは、専任の先生が素晴らしすぎて余計に採用が厳しいと考えるのでした。
そして、なにか落ち着かないジリアンに、エボニーは、誰かを待っているのかと聞くと、ジリアンは顔を赤くしながら誰も待っていないとごまかします。
そんなジリアンを見て、エボニーは、なにか幸せな何かが起きそうな予感を感じるのでした。
そこにピエール子爵とジュディスが来ると、レイブンを見て素晴らしいと称賛します。
エボニーは、ジュディス達にアカデミーに貴族女性を呼ぶことも検討しているとしたうえで、それはわがままそうに見えるのではないかと自信もないことを相談しました。
ジュディスの提案とは
ジリアンは、とてもいい考えだと言うと、カルカスとは思えない新鮮なアドバイスに驚きます。
エボニーは、馬に乗ってここまで来たのも一種の宣伝だと言うと、ジリアンは、称賛と尊敬のまなざしを受ける価値があると、目を輝かせて褒めたのです。
すると、ジュディスは、カルカスの人々からの招待状を見せ、この招待状は春、船遊びが最も盛んな時期だと言うと、エボニーに、船を用意するから参加して、貴族女性たちと交流するようにアドバイスしたのです。
そして、それは自分がエボニーの社交界入りを手伝うということだと言うと、エボニーにどう思うか尋ねたのでしあ。
エボニー72話の感想&次回73話の考察予想
エボニーは、やはりチャンスをものにしたのは自分自身の努力でもあると、きちんとわかっているようで安心しました。
しかし、何よりもぐっと胸に突き刺さったのは、ジュローの、エボニーがどんなつらい過去があっても、善意の心を失わなかったという言葉です。
人間、つらい境遇に置かれると、自分自身のことで一杯になり、恨みや復讐などに気持ちが向き、善意なんて忘れてしまいますよね。
エボニーのケースでは、暴行されそうになった婚約者を殺した、そして他人に殺された父親を殺したという、犯してもいない罪でスぺス監獄に入れられ、そのまま監視員たちには暴行をされるという悲劇でした。
これでは普通、善意などなくして当然であるのにそれをなくさなかったエボニー、本当に強くて素晴らしいと思います。
さて、次回もジュディスのアイデアは素晴らしいですし、エボニーの答えももちろんYESでしょう。
まとめ
今回は漫画『エボニー』72話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。