
漫画「悪女は変化する」は原作NUNOIZ先生、漫画希羅月(Comicloft)先生の作品です。
エルザの「騎士は嫌い」という言葉を尊重したリナは、騎士道に反していることを承知で、レンに冬の魔法を授けて欲しいと頼みます。しかし、リナの真摯な思いを聞いたエルザは、自ら冬の魔法を与えました。
その頃、ヴァイオレット公爵家ではルイーザがエルザとの友好関係を侍女に嬉しそうに話していました。
そこへ、兄のユージーンが茶々を入れてルイーザを怒らせるのでした。
今回は「悪女は変化する」の24話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
悪女は変化するの【24話】の考察予想
ヴァイオレット家の嫡男、ユージーンは、父親である公爵にルイーザに同行してウィンターナイトへ行って来いと言われます。
大事な用事があるようですが・・・。
その頃、すっかり体調が戻ったエルザは、レンと城外の街中へ出かけます。
魔力を込めたペンダント
ヴァイオレット公爵は先代のウィンターナイト大公と懇意にしていました。
ヴァイオレット家の直系はアルンデルの魔力に弱い者が多く、先代大公が冬の魔法の魔力を込めたペンダントを公爵に贈っていました。
そのペンダントの魔力が弱くなっているので、公爵は、ユージーンにレンに魔力を込めなおして欲しいと頼んで欲しかったのです。
レンとエルザ、街中のデート
エルザの体調も戻り、二人は町に出かけます。
お互いを褒めあったり・・・良い雰囲気です。
エルザの買い物も終わったところで、レンがエルザをある店に連れて行きます。
悪女は変化する【24話】ネタバレあらすじ
ヴァイオレット家では、当主であるヴァイオレット公爵とユージーンが話していました。
公爵はルイーザがウィンターナイトを訪ねるときにユージーンに同行しろと命じます。
なぜ私が・・・と不服そうなユージーン。
公爵は先代の大公であるルウィンスキーと懇意にしていたことから、時期当主であるユージーンも付き合いを持っていた方がいいと言います。
それでも嫌だと言うユージーンに、「ユージーン・ヴァイオレット」と押し込めるように名前を呼びました。
ピクリとして居住まいを正すユージーン。
はぁ・・・とため息をつき、公爵は「これをお前にやろう」とペンダントを差し出しました。
これは、魔法の魔力が込められたペンダントで、ヴァイオレット家の直系の中には、アルンデルの魔法に弱いものが多いことを心配したルウィンスキーがくれたのだと説明します。
公爵は、しばらく影を潜めていたアルンデルが、最近また動き出したことを耳にしていました。
ペンダントに込められた魔力はほとんど消えかかっているので、冬の魔法の魔力を再度込めてもらえ、と言うのでした。
一族のためだ、と言われ、ユージーンは渋々ペンダントを受け取ります。
ユージーンが部屋を出て行こうとすると、公爵のお小言が始まりました。
兄妹ゲンカはほどほどに!それに便乗して、これを機会にルカルエンと親しくなっておけ、とまで。
はいはい、とニッコリ愛想笑いをして部屋を出たユージーン。
受け取ったペンダントを見つめ、記憶の中のレンを思い出していました。
ウィンターナイトでは、エルザが冬支度のためにアイラにいろいろと指示を出しています。
そこへレンがやってきました。
体調も完全に戻ったというエルザを外に出てみないかと誘います。
レンとエルザは連れ立って城外に出ました。
レンは、エルザが来てから屋敷の雰囲気が良くなった、使用人たちにも有能だと評判だ、騎士にも人気がある、とエルザのことをべた褒めします。
エルザもレンを褒めます。
黒い髪と黒い瞳が神秘的だと、こんなに素敵な黒い目の人に会ったことがない、と言います。
そしてレンは寒そうだと言ってエルザの手をとり、二人手をつなぎながら歩きました。
二人は職人通りで寝具や家具を見て回ります。
エルザの買い物が終わり、どれもセンスが良いと満足するエルザ。
南方では素朴で落ち着いたデザインが流行だったとレンに説明します。
それは質素倹約を良しとするリリエルが流行らせたものだったのだけど・・・とエルザは思い出していました。
エルザはどうですか?とレンが聞きます。
エルザは小さな野花も輝く宝石も、美しいものを見ることは好きだと答えました。
それはよかった、とレンが言います。
え?と不思議そうな顔をしているエルザ。
するとレンは、ここに連れてきたかったと言って1件の店の扉を開けました。
扉の先には、ショーケースに並べられたキラキラと輝く宝石の数々が・・・!
欲しいものがあったら何でも買っていいんですよ、とレンは言いました。
悪女は変化する24話の感想&次回25話の考察予想
ユージーンは、妹のルイーザをからかったのは、ウィンターナイト家・・・というより、レンに対してあまり良い印象を持っていないのかな?と感じました。
それとも、学生時代、ただ接点が無かっただけなのでしょうか?
どちらにしても、アマリリスの中でもウィンターナイトは浮いた存在なのですね。
ヴァイオレット公爵も、閉鎖的な雰囲気があるために多くの一族が彼らを恐れて警戒している、とウィンターナイト家を評しています。
ユージーンの世代の人たちは、アルンデルの脅威はもう身近なものではなかったようです。
でも、すでに動き出しているという噂は、一部の貴族の間には広まりつつあるので、公爵は警戒を強めているのですね。
ユージーンは結局ウィンターナイト家に行くことになりましたが、何か起こるのでしょうか?
レンとエルザはデートを楽しんでいます。
レンは、もうエルザのことを好きになっている自分を認めている感じがします。
大公妃としてではなく、一人の女性として。
宝石店にエルザを連れてきたレン。
あまーいデートはまだまだ続きそうです。
まとめ
今回は漫画『悪女は変化する』24話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。