
漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」は原作Lee Jiha先生、漫画Ant Studio先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「公爵夫人の50のお茶レシピ」74話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
クロエが他の人に笑顔を見せるのも気に入らないアルフォンス。
相思相愛だと知った愛妻家の溺愛は止まりません!
公爵夫人の50のお茶レシピ74話に登場するキャラクター
- クロエ…バーテンベルク公爵夫人。中身は現代の普通のOLだった楓。アルフォンスと愛を確かめあい、ここが自分の現実だと実感し楓の記憶も薄れていく。楓時代のお茶の知識を披露して事業を成功させている。
- アルフォンス…バーテンベルク公爵。冷血漢と言われていたが、クロエを愛し始めて愛妻家になる。
公爵夫人の50のお茶レシピ74話の見どころ・考察予想
クロエは、ロネフェルト夫人から提案されていたティークラスを開くことになりました。
ティークラスは大好評でしたが、そこでやっぱり簡単な方法で飲める方が好まれると実感します。
もっと多くの人にお茶の魅力を知って欲しいと思うクロエは、ティーバッグ販売しようと思い立ちました。
公爵夫人の50のお茶レシピ74話のネタバレ込みあらすじ
ロネフェルト夫人の提案したクロエのティークラスが催されます。
ロネフェルト夫人が招待したのは、タイム子爵夫人とハロッズ伯爵夫人、ウィッタード伯爵夫人の3人。
ロネフェルト夫人がクロエに彼女たちを紹介してティークラスが始まりました。
お茶を淹れるのはやっぱり手間?
ロネフェルト夫人は用意したティーフードをクロエ直々のレシピだと紹介します。
テーブルには、キュウリのサンドイッチ、苺をはさんだスポンジケーキとスコーンが並べられ、紅茶とは相性が抜群のメニューだと説明しました。
夫人たちはティーフードというものがあることに感心します。
見慣れないティーウォーマーに関心を示す夫人たち。
クロエは紅茶が冷めないようにするものだと説明すると、クロエはお茶の種類について話し出しました。
そんな姿を見て、ロネフェルト夫人はやっぱりクロエは人を教える才能があると独りごちでいるのでした。
そのうち、タイム子爵夫人が紅茶にモヤがかかっていることに気付きます。
不安そうな顔をする夫人に、それはフォギークラックと言って良いお茶を上手に淹れた時に現れる現象だとクロエが言いました。
目を輝かせるタイム子爵夫人の横で、公爵夫人が選んだお茶だから当然だと言うロネフェルト夫人。
そこで、ハロッズ伯爵夫人がアッサムのおかわりを申し出ます。
ティーポッドに入れたままなので、かなり渋みが出ているからミルクティーにすると美味しいと提案するクロエ。
そして牛乳と砂糖の代わりだと言って練乳を紹介します。
カップに注がれた紅茶に練乳5杯を入れてよくかき混ぜると、あっという間にミルクティーが出来上がりました。
口に入れた瞬間、ハロッズ伯爵夫人は牛乳を入れたミルクティーより美味しいと目を輝かせます。
それにとても簡単だと気に入った様子。
するとウィッタード伯爵夫人が、紅茶を上手く淹れられないけれどこれなら作れそうだと言いました。
クロエは、やっぱり手軽で簡単に淹れる方法を好むと実感します。
クロエ自身も、オーソドックスな方法で紅茶を淹れるのは面倒だと思うことも…。
ティークラスも無事に終わり、帰り際みんな感謝の言葉を口にします。
大仰に褒められて、気恥ずかしくてワタワタしてしまうクロエ。
するとロネフェルトが輪をかけて褒めそやし、夫人たちにウィンクします。
察した夫人たちも、これでもかと言うくらいクロエを褒め称えるので、クロエは真っ赤になりました。
やっぱり公爵夫人はからかい甲斐があると面白がるロネフェルト。
今度またお茶しましょうと言うと、トリプルスイートにも行くと笑顔を向けます。
クロ江も是非遊びに来てと笑顔で答えました。
クロエ、ティーバッグを発売する
ティークラスの後、クロエは紅茶をもっと多くの人に知ってもらうためには、淹れるまでのプロセスを簡素化する必要があると思いました。
そこで、ティーバッグを作ろうと思い立ちます。
まずはティーバッグの材質を決めることに。
とりあえず準備したのは、綿と麻、絹とガーゼ。
楓時代のティーバッグは主にナイロンやソイロン使っていたと思い出しますが、帝国ではまだ開発されていないのです。
試験の結果、ガーゼを使うことにしました。
次は茶葉をどのくらい粉砕するかです。
トリプルスイートで販売している茶葉は、カットしていないホールリーフ。
それを使ったティーバッグもありますが、一般的に消費されていたのは細かく粉砕されたものでした。
その方が濃く早く抽出されるからです。
でも、その匙加減が問題。
クロエは実際にカットしながら実験を繰り返しました。
その結果、アッサムとシンハラ、アールグレイのティーバッグバージョンをトリプルスイートで発売することに。
発売から1ヶ月経った頃、クロエの元に春鈴が駆け込んできました。
報告を聞いたクロエ、えぇ?と驚きの声をあげ…。
公爵夫人の50のお茶レシピ74話の感想&次回75話の考察予想
クロエのお茶に対する探究心は留まるところを知りませんね。
お茶を趣味としていたのであれば、スタンダードな淹れ方にこだわるような気もしますが、それよりも広めたいという意識が強いのでしょう。
でも、そう考えるとクロエ…楓はもとからビジネスマンとしての才覚を持っていたと感じます。
サービス精神もありますね。
今回アルフォンスは登場しませんが、益々忙しくなるクロエをジリジリした目で見つめていることは間違いないかと…。
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』74話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。