
漫画「悪女は変化する」は原作NUNOIZ先生、漫画希羅月(Comicloft)先生の作品です。
レンは命を助けるためとはいえ、エルザに冬の魔法を授けたことを後悔していました。
冬の魔法を使えるようになると、アルンデルとの闘いに巻き込まれるし、冬の遠征にも行かなくてはならないからです。
そんなレンに、エルザは大公妃としてすべての義務と権利を受け入れると伝えるのでした。
今回は「悪女は変化する」の23話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
悪女は変化する【23話】の考察予想
リナはエルザを守れなかったことで自分を責めていました。
もっと強くならなくては!そのためには、冬の魔法を授かることが絶対に必要だと考えたリナは・・・。
エルザに冬の魔法を授かるリナ
リナはレンに冬の魔法を授けて欲しいと頼みます。
しかし、リナが生涯かけて守りたいのはエルザ。
レンから魔法を授かるということは、忠誠を誓うことを意味します。
騎士道に反しているのではないか、とレンに聞かれたリナは・・・。
ヴァイオレット家の兄妹
エルザは貴族令嬢たちと良好な友人関係を築いていました。
ヴァイオレット家のルイーザは、エルザへ手紙を書いていますが、そこへ茶々を入れる人物が。
悪女は変化する【23話】ネタバレあらすじ
ドア近くに立っていたリナがソロソロと遠慮がちにエルザに近付いてきました。
エルザの体調を気遣いますが、どこか気まずそうです。
もう心配しなくて大丈夫、とエルザは答えますが、リナは「申し訳ございません」と神妙な顔で頭を下げます。
すると、リナはレンの方を向き、私にも冬の魔法をお授けください、と強い口調で言いました。
レンはそれがどういう意味を持つか分かっているか、と尋ねます。
レンに冬の魔法を授かるということは、忠誠を誓うことを意味します。
でも、リナが生涯かけて守りたいのは主人であるエルザで、レンにもはっきりその意思を伝えるのです。
エルザを守るためにも冬の魔法が必要なのだと。
騎士道に反しているのでは?
とレンに聞かれますが、エルザを守れない無力感に比べたら、自分の名誉など塵のようなものだと答えました。
エルザの固い決心を前に、レンは黙り込んでいます。
そこへエルザが「ずいぶん無理を言うのね」と声をかけました。
エルザは、どうして自分に頼まないのかとリナに尋ねます。
リナは、エルザが騎士を嫌いだからだと答えました。
エルザの意見は自分の意志なのだと言います。
エルザはレンに、リナを自分の騎士として任命していいか聞きました。
もちろんだとレンは答えます。
リナに、あなたはもう私の騎士よと言い、エルザはリナに冬の魔法を授けたのです。
ホワイト騎士団では、リナが冬の魔法を授かったことで話題が持ちきりでした。
益々強くなり、もう大公しか相手になる人がいないと嘆いています。
リナに時期団長の話があることを本人に伝えますが、リナは団長なんて関心がない、エルザに仕えるだけだと言います。
侍女の仕事は辞めるのかと同僚に聞かれますが、首をぶんぶんと振り、このまま続けるときっぱり答えます。
そして「エルザ様」と名前で呼ぶように言われたと得意げに話すのでした。
その頃ヴァイオレット公爵家では、ルイーザがエルザに手紙を書いていました。
ウィンターナイトの屋敷に招待されたことを、侍女に嬉しそうに話しています。
そのとき、「おまえを相手にしてくれるとは、大公妃も相当親切な人なんだな」と横やりを入れる人物が。
エルザとのことを茶化され、本くらい自分の部屋で読んだら?イライラさせないで、と言い返すルイーザ。
ルイーザに茶々を入れた人物は、兄のユージーン・ヴァイオレットでした。
悪女は変化する23話の感想&次回24話の考察予想
リナが侍女としてエルザに仕えているのは、生涯をかけてエルザを守りたいと思ったからです。
でも、ベス・アルンデルを前にして何の役にも立たなかった自分を責め続けていたのですね。
強くなるためには冬の魔法が絶対必要だと思ったリナは、レンに頼むのだけど、最初からエルザに言わなかったのは、それだけエルザの気持ちを大切にしていたからなんだと思うと、真っ直ぐな人なんだな、と感心します。
エルザは過去の経験から騎士が嫌いと言ったのですが、リナの気持ちは本物だと分かったから冬の魔法を授けたんですね。
厚い信頼関係で結ばれた主従関係が結ばれた瞬間です。
儀式を行っているエルザとリナ、そしてまばゆい光に包まれる二人を見守るレンの描写はすごく美しいです。
ヴァイオレット家のルイーザはすっかりエルザの虜って感じですね。
さて、兄のユージーンの登場シーンは印象深くて気になります。
今後のストーリーに絡んでくると思うのですが、それは一体どんなことなのでしょう!?
まとめ
今回は漫画『悪女は変化する』23話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。