
漫画「異世界剣王生存記」は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「異世界剣王生存記」72話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回71話はレズリーは命を掛けて、黒幕の正体を打ち明けようとします。
光輝は、その様を見て自分の顔を叩いて話しを逸らすのでした。
みんなで、レズリーに一言も話させないように彼女の言いたいことを読み取ると・・
異世界剣王生存記72話に登場するキャラクター
- 柳田光輝:主人公/異世界人(地球人)LV.5/バルタラ戦士を名乗る/光輝特有のスキルを持っている/ガイドラインの不具合からレベルを上げることが出来ないが、その力は凄まじい力の持ち主に成長している/仲間思いの底知れぬ力を占めた人物。
- アーティス・ベニスター:ベニスター家37代目家主/火炎の魔法使いLV.52/赤い火炎龍/赤毛で赤い瞳の中世的で正義感が強い。
- エピル:魔剣士LV.38/二足歩行のワイバーン/青い瞳とあどけなさが残るおてんば娘。
- 張朗信:異世界人(地球人)/上海出身/戦士LV.35/英雄になるのが夢。
- 女神:キブリエル/雷帝ガルハンと大魔術師ゼノビアによって次元転移封印魔法よって無限ループのように過去から未来を繰り返している。
- キビエ:闇の女神の化身であり、代言者。
- 雷帝ガルハン:4大英雄の1人/カルドリー王国の摂政であり事実上の君主/現役で異世界人を最も多く殺した人物/異空間に存在している。
- 大魔術師ゼノビア:4大英雄の1人/魔法王国ルーンの女王/シンカーズの首長/異空間に存在している。
- レオンハートカーテル・ブレシー:闇の教団に属している/女神の祝福を受けた者/霊術師LV.120+α(α=女神の祝福)
- フィリックス・プレシー:プレシー商団/レオンハートの弟
- ラオンデル・アトランサス:アトランサス家の貴公子
異世界剣王生存記72話の見どころ・考察予想
レオンハートは、兼ねてより女神のお告げに疑いを持っていました。
それを確かめる為に、女神に嘘の報告をします。
その報告に、女神から労いと女神の意を待たずして行動を起こした罰として謹慎を言い渡されるのでした。
そこで、嘘の報告に労いの言葉を言われた時に神の言葉ではないと確信したのです。
嘘の報告とは地球人の朗信を処分したと報告したが、朗信は生かされていました。
女神であれば、その事に気付くはずだがレオンハートの報告を信じ労ったことがその証拠だったのです。
レオンハートの中に思い当たる人物が・・。
そして、すれ違う車越しにラウルの姿を確認すると朗信に「きみの夢が叶うかも知れない・・。」と話すのでした。
一方、森深いある一軒家では誘拐された少年が今にも命を絶たれようとした時にキビエが現れます。
キビエが発した言葉は「柳田光輝」・・。
これは、いったいどう言うことなのでしょう・・。
異世界剣王生存記72話のネタバレ込みあらすじ
偽りの神託・・
祭壇では、レオンハート卿が回収したオンパロスのカケラを女神に捧げる巫女でした。
巫女は「民たちの前で、刑を執行したことは見過ごすことはできません。」と貴方らしくない行為だと話します。
レオンハート卿は「刑を執行したことは、やむを得ない事態でした。」と民たちの怒りを鎮める為に必要な処置だったと・・。
そして、その事情を話そうとすると、巫女は女神に操られるように話し始めるのでした。
「あなたの取った行動は、間違ってはいません。」と女神の代言者として巫女が話し出します。
女神にひざまつき、挨拶をするレオンハート卿。
「貴方の行った行動は、称賛に価するものでしょう。その強敵とは、一体何者なのか述べなさい。」と巫女が代言者して問います。
「彼は、バルタラ戦士のようです。このラトナに来たばかりで、かなりの強敵だと思い私の力でねじ伏せました。」とレオンハート卿が答えるのでした。
「わかったが、私の啓示を待つことなく勝手に取った行動は如何ともし難い。よって謹慎の処分を下します。」と巫女が話します。
レオンハート卿はひれ伏し処分を受け入れますが、啓示に不信感を抱いていました。
異次元空間の2人は・・
その頃、異次元空間ではレオンハート卿に、啓示と称して命を下した大魔術師ゼノビアは巫女に憑依して気分が悪いと・・。
そして、レズリーからの報告と照らし合わせてレオンハート卿の報告に間違いがないと確信します。
「レオンハートが居てくれて助かったわ。でなければこちらの目論見が、おじゃんとなるところだった。」
「彼は確かに優れているが、今回はそれが仇となった。」と我々の指示なしに取り出した為、オンパロスのカケラが未完成だと雷帝ガルハンと大魔術師ゼノビアが怒り出します。
「オンパロスのカケラが完成しなければ、聖なる領域を全て手に入れることができない。また、この異次元空間も近いうちに消滅してしまう。」と・・。
次なる手段として考えたのが、キブリエルを封じ込めてる空間を少し開放しその隙間から吸い取ろうと考える雷帝ガルハンでした。
大魔術師ゼノビアは「ガルハン、今のオンパロスのカケラでは聖なる領域をコントロールできない。その反動で世界は絶滅するわ。」と危険だと忠告します。
雷帝ガルハンは「絶滅する前に、俺が全てをコントロールするだけだ。万が一絶滅したら、作り直せばいい話しだ。」と自分が女神の座を奪った後にと・・。
キブリエルを封じ込めている空間を開放しようとする雷帝ガルハンでした。
違和感を覚えながら・・
帰りの車中では、レオンハート卿と弟のプレシー卿が重要な話しを交わしていました。
それは、女神の行動に不信感を覚えるレオンハート卿の言葉から始まります。
「疑惑を感じてるからだ・・。」と刑を執行した張朗信を呼び出すのでした。
レオンハート卿は、張朗信を生かしている意味を説明します。
「異端審問官の真の目的は、その字の如く査問することに過ぎない。」
「地球人を捕まえ、知識を聞き出す為のものだ。」と説明します。
仲間を死なせてしまった心情がハンターたちを狂わせしまった為、張朗信を処罰したと見せかける必要があったとレオンハート卿が説明するのでした。
その話しを聞いて弟のプレシー卿は「地球人の最後は、灰となって跡形も残らいと聞くが人は誤魔化せたとしても・・。」と神は騙せないだろうと言います。
レオンハート卿は「正に、それだ!人は誤魔化せるが神は、見破るはずだが・・。俺の報告を信じた。」それは神であるはずがない証拠だと話すのでした。
そして、神になり替わろうとする何者かがいると・・。
弟のプレシー卿は、張朗信を闇の教団に渡すべきだといいますが、教団内に内通者がいるかも知れないので自分が調査すると話すレオンハート卿。
その時、すれ違う車の中にラウルの姿を発見します。
運転手にラウルの乗った車を負うようにと告げ「張朗信、私に力を貸してくれ・・。お前もここに居る訳がある。」とヒーローになれる機会があると話すレオンハート卿でした。
人里離れたあばら家では・・
アトランサス家の貴公子が捕らわれの身となっていました。
身代金を受け取っているも彼らの目的は、貴公子を暗殺することでした。
貴公子にナイフが迫ります。
その時、キビエが現れ発した言葉が・・。
光輝の名前を呼ぶのでした。
異世界剣王生存記72話の感想&次回73話の考察予想
今回のお話しは、レオンハート卿が闇の女神の神託の多さとその内容に不信感を覚え、嘘の報告をして女神の反応を見ると言う作戦に打って出ると言う内容とその切り札としていろいろと展開されて行く内容となりました。
その手段の1つとして、処罰されて死んだものと思っていた張朗信が生かされていました。
本当に、良かったです。
いい意味で裏切られましたが、こんな裏切られ方はいくらでもお受けしたいと・・。
これで、張朗信が描いていた英雄のチャンスも巡ってくるのではないかと思います。
巫女に憑依した時の言葉の端々に不自然な言い回しが、気になりつつ読んで吹き出しそうにもなったり・・。
異端審問官は、怖い存在のように理解していたのですがレオンハートが言っていた字の如く審問して取り調べる機関だったのですね。
暗殺集団のように捕らえていました。
これから違った見方で、楽しめると感じています。
帝ガルハンでと大魔術師ゼノビアの描く世界とは、一体どんな世界なのでしょう・・。
それは、身勝手な絵にかいた様な薄っぺらな世界のように感じたりしています。
さて次回は、キビエがなぜ?光輝の名前を言って現れたのでしょうか?誘拐されたアトランサス家の貴公子の運命は?気になることだらけです?!
まとめ
今回は漫画『異世界剣王生存記』72話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。