
漫画「ある継母のメルヘン」は原作ORKA先生、漫画Spice&Kitty先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある継母のメルヘン」50話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ジェレミーの裁判の日がやってきました。
エリアスたちも裁判場に潜り込むことに成功します。
裁判が始まり被告人として入廷したジェレミーは、嫌疑について否認すると第一声をあげました。
ある継母のメルヘン50話に登場するキャラクター
- シュリー:ノイヴァンシュタイン侯爵家の臨時当主。未亡人。16歳だが2度めの人生を送っているため中身は23歳。
- ジェレミー:ノイヴァンシュタイン家の次期当主。
- テオバルト:皇太子。シュリーに執着している。
- エリアス:ノイヴァンシュタイン家の次男。
- レイチェル:ノイヴァンシュタインの双子の末っ子。
ある継母のメルヘン50話の見どころ・考察予想
裁判が始まりました。
シュリーはこの場でヨハネスとの結婚の無効を承認してもらうために色々と動いていました。
ヨハネスの遺した「出されなかった手紙」が証拠となるはずだと思ったシュリー。
信憑性を持たせるためにその手紙の宛名であるヘルマン・ライヒに証言して欲しいと頼んだのですが姿を見せていません。
それでも、打つ手はそれだけだからシュリーは実行するでしょう。
皇后との戦いが始まります。
ある継母のメルヘン50話のネタバレ込みあらすじ
ジェレミーが否認すると、会場はどよめきます。
ジェレミーは母の名誉を守るために行動しただけだと言いました。
テオバルトの思惑
シュリーが顔色一つ変えないのを見て、皇后は予想していたのだろうと呟きます。
まあ、他人のことを言える立場ではないと口にすると、自分勝手なのはうちの息子も同じだと言いました。
背後で様子をうかがっていたテオバルトに、来る必要はないと言ったはずだと告げます。
テオバルトは僕は被害者だから、全く姿を見せないのもおかしいでしょう?と悪びれもせず答えました。
ニコニコ笑ってさえいます。
テオバルトにしても、ジェレミーに救ってやると言ってしまった手前黙ってみているわけにはいかないのでした。
実は裁判の前、リシュリュー枢機卿のもとを訪ね、手を貸してくれるよう頼んでいたのです。
テオバルトはリシュリューがジェレミーを図書館に誘導したのだろうと察していました。
ところがリシュリューはしらばっくれ、逆に親友の危機を好機だと考えているその態度を顧みる必要があるのではないかと諭されてしまいます。
窘められたテオバルトは、まだ諦めていはいません。
今回のことがこじれてしまったら、シュリーとの関係も完全に終わってしまうかもしれないと危機感を持ちます。
でも反対にうまくやればシュリーの恩人になれると思うテオバルト…。
ジェレミー、四面楚歌で追い詰められる
判事が図書館で談笑していただけのことが、どうして夫人の名誉を汚すことになるのかと質問しました。
ジェレミーはシュリーを探していた時に、一人の司祭に会ったと証言します。
その司祭はテオバルトとシュリーの向かった場所を教えると、母親を守りたければ急いだほうがいいと伝えたと言うジェレミー。
図書館に入るとシュリーがテオバルトに組み敷かれている姿が目に入り、その状況でどうやって冷静でいることができたでしょうと…。
シュリーはそのことを初めて知りました。
誰かがジェレミーを仕向けたんだと確信します。
そして多分リシュリューだろうと思うシュリー。
その司祭は誰だか思い出せるかと質問されたジェレミーは、暗かったしフードを被っていたけれど背がとても高かったと言いました。
皇后がまったくふてぶてしいと声を荒げます。
反省の色を見せない態度と、司祭と会ったなどとでっちあげたことを糾弾しました。
全ての司祭と枢機卿は生誕祭の開幕に立ち会った後は、教皇庁へ行って礼拝を捧げて心身を清めることになっていると声を張り上げます。
教皇庁側も、司祭というのも嘘じゃないかと言いました。
ジェレミーは反論しようとしますが、傍聴席からもヒソヒソと非難の声が聞こえてきます。
真実を話しているのに段々追い詰められた気分になるジェレミー。
そのとき、ニュルンベル公爵があまりに一方的だと声をあげました。
ジェレミーも説明する権利があると弁護します。
矛先を収めた皇后が、判事のマイスナー枢機卿に信仰を委ね、いよいよシュリーが弁護人として証言台に立ちました。
シュリーの要求
シュリーは堂々たる佇まいで話し始めます。
圧倒的な不利な雰囲気の中、その重圧にも揺るがないシュリー。
事件が完全に解明されていないことに遺憾の意を表した後、理由のいかんに関わらず皇太子に手を上げたことは明白だと言いました。
ただ、皇室より下された処罰があまりにも重いことは他の貴族院議会の重要人事たちも懸念してると続けます。
シュリーの主張は、無罪にするためではなく守り抜くための弁護をするというものでした。
そして、必要な証拠として提出した内容によって、この場でヨハネスとの結婚中止を要求すると宣言します。
会場内は騒然となりました。
何が起きているのか理解ができないレイチェルがどういうことかと口にします。
エリアスが出ていくって言ってんだよ!と声を張り上げました。
オレたちの母親じゃなくなれば、シュリーは家から出ていかなきゃならなくなると悲痛な面持ちで告げるのでした。
ある継母のメルヘン50話の感想&次回51話の考察予想
やっぱり結婚中止を要求しましたね。
承認されたら、エリアスの言う通りノイヴァンシュタイン家を出ていかなければなりません。
そうなると、シュリーは1人で生きていかなくちゃならないということで…。
実家に戻ることもできないし、爵位はどうなる?
なんて本筋とはずれたことまで心配になってきます。
ジェレミーを守るためとはいえ、ものすごい自己犠牲ですよね。
読者としては、ここでノイヴァンシュタイン家の当主でなくなるのは残念すぎます。
どんでん返しはあるのでしょうか!?
まとめ
今回は漫画『ある継母のメルヘン』50話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。