漫画「ボスは元カレくん」は原作・漫画YU-RANG HAN先生の作品で毎週月曜日ピッコマで配信されています。
今回は「ボスは元カレくん」78話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ラビは帰宅をしながら、コムシンのピンチの際自分を呼び出し病院の付き添いをさせた事を思い出しました。
まるで救命救急センターが苦手な人みたいだと感じ、もしかしたら血液恐怖症かもしれないと思います。
家に着いたラビは、飼い犬のオリが自分のところに来ない事を疑問に感じます。
名前を呼びながら探しますが見つけたのはなんと兄の飼っている蛇のお腹の中でした。
ラビはそれを取り出したのです。
帰宅したソングァンに、完全犯罪などないのだから自首しろと言いますがソングァンは近くに完全犯罪は存在すると言いました。
ラビに両親といとこ一家を殺しただろうと問い詰めたのでした。
開き直ったラビはいつでも殺してやると言い、さらにヨンハの弱点をソングァンに教えたのです。
ヨンハが出勤した時、デスクにたくさんの手紙がありました。
一通気になるものがあり開けてみると、何と血書が入っていたのでした。
ボスは元カレくん78話に登場するキャラクター
- イ・コムシン：パクホーム一号店の副店長。四年前に一度ヨンハと付き合うが別れている。現在はヨンハの婚約者。
- パク・ヨンハ：パクホーム本社の副社長。コムシンとは水泳のコーチとして出逢う。一号店の店長の時に再会し、付き合うことになった。
- オ・ソングァン：ラビの兄。ヨンハの母親を殺害した犯人。コムシンの命を狙っている。
- 会長：ヨンハの父。パクホーム会長。二人の結婚には反対している。
- チャン秘書：ヨンハの秘書。熱血真面目。
- 警護の人：コムシンを警護する人。
ボスは元カレくん78話の見どころ・考察予想
ラビがソングァンに、ヨンハの血液恐怖症を伝えた事で精神的な攻撃が始まりました。
今は直接的ではありませんが、だんだんとエスカレートしていきそうな雰囲気で気になります。
また周りに秘密にしている恐怖症ですが、皆がちょっとずつ勘づいているようです。
頼りないとかではなく、周りに知られていた方が守ってくれそうなのです。
ヨンハは周りに知らせるか、どう判断するのでしょうか。
ボスは元カレくん78話のネタバレ込みあらすじ
血書の送り主は？
ヨンハに大声で呼ばれた秘書がやって来ました。
ひざから崩れ落ち、震えているヨンハを見てどうしたのかと慌てます。
ヨンハはそれを捨てて欲しいと頼みました。
秘書は血書を手にし、誰がこんなものをと青ざめます。
ゴミ箱に捨てた秘書は、それでも床にひざまづき肩で息をしながら苦しそうなヨンハを心配します。
そして、別の理由があるのではと考えました。
ヨンハは苦しみながら、引き出しからポーチを出してと頼みます。
その中に薬が入っているのでした。
秘書はその薬が何であるのか気になりました。
会長の秘書にその事が伝わります。
会長にも報告され、血書を見たヨンハが鎮静剤のようなものを飲んだと言うのでした。
さらには、デスクには常備された薬があることも報告されます。
会長は、ヨンハが隠している病気でもあるのかと思いました。
血書の送り主を聞いた会長ですが、手紙には指紋一つないから特定が難しいと言われます。
ヨンハはソングァンの仕業かと思いました。
それならなぜ血液恐怖症が分かったのだと考えます。
もしかしたら、ラビが気が付いてソングァンに伝えたのではと思うのでした。
その時コムシンから連絡が入り、考えるより先にランチにしようと決めました。
度を越した攻撃
その夜、ザアザア降りの雨です。
コムシンはベッドに横になりながら、ヨンハに接客の愚痴を話していました。
そして、部屋がしっとりした事を感じ外は雨かと尋ねます。
ヨンハは当たりと言い、今家に着いたと報告します。
シャワーを浴びたらコムシンに会いたいと言いました。
コムシンに会う事がヨンハにとっては最高の休息なのです。
コムシンは、雨も降っているし自分の状態があまりよくないから家でゆっくりしてと伝えました。
ヨンハは納得し、明日会おうと約束し今日は動画を観ようかなと言います。
どんな動画なのかを話しながら部屋の電気の明かりをつけました。
ヨンハの動きが止まり、動悸を感じます。
そこには凄惨な光景が広がっていました。
部屋中が血だらけなのです。
ヨンハは家の中を漂う生臭い悪臭で、母親を殺された日を思い出します。
残酷なあの日の記憶を思い出すと恐怖と激しい吐き気、そして頭痛を悲しみが津波のように襲ってくるのです。
母親の唇のような真っ赤な血はあっという間に20年前へと連れていくのでした。
ヨンハは血の気のない顔をしながら、早くここから去らないとと思います。
振り返ったヨンハの目に映ったのは、小動物が殺され天井から吊るされている光景でした。
その瞬間世界が回り、ヨンハは倒れてしまいます。
倒れた音を聞いたコムシンは、携帯を落したのかと声を掛けました。
耳元からは途切れ途切れにコムシンを呼ぶ声が聞こえてきたのです。
コムシンはヨンハの名前を叫びながら、大丈夫かと問いかけます。
聞こえてくるのは今にも止まってしまいそうな呼吸音です。
家に入った後に何かが起こったと思ったコムシン。
まさかソングァンがヨンハをと考えたコムシンは家を飛び出します。
しかし、パニックになっているコムシンはタクシーの呼び方さえ思い出せなくなりました。
その時警護の人がいるはずだと思い出し、大声で呼びます。
どうしたのかと警護の人が車から現れ、コムシンは状況を説明しました。
そして、家まで連れて行って欲しいと頼むのです。
コムシンは本当に悪い事が起こっているかもしれないから警察や救急車を呼んだ方がいいと思うと言います。
電話が切れてから、ずっと電話に出ない事もありすごく怖くて涙が出そうなのです。
警護の人は、将来大企業のトップに立つ人だから変な噂になるのはよくないと言います。
とりあえず自分たちが状況を把握しようと提案しました。
了承したコムシンは、ヨンハが無事であるように神様に祈るしかありませんでした。
ターゲット変更？
倒れているヨンハを抱き寄せ、コムシンはしっかりしてと言います。
それから周りを見て悲鳴を上げてしまうのです。
どうしてヨンハの部屋が血だらけなのかと思い、これを見て倒れたのかと思うのでした。
警護の人はヨンハの呼吸を確認しています。
ヨンハの家に侵入してこんなことをしたのはソングァンなのかと思います。
しかし、ソングァンは血液恐怖症な事を知っているのかと疑問に思うのです。
呼吸が不安定だからすぐに病院に運ぶから秘書に連絡してとコムシンは言われ、その通りにしました。
情報は会長にも伝わり、指定の病院に行くように指示を出します。
義母はこんな夜中にヨンハに何があったのだと聞きました。
ショックで倒れたと伝え、出てくると部屋を後にする会長。
義母はニヤリと笑い、次の連絡が葬儀場からだといいと言い寝てしまうのでした。
ヨンハに付き添うコムシンは、家に入ってまであんな事をするなんて尋常じゃないと思います。
それでも、恨みもないヨンハの母をめった刺しにしただけ正常な思考回路ではないと考えるのです。
ソングァンは自分を狙っていたはずなのに、ヨンハを狙ったのか、ターゲットを変えたのかと考えます。
そこに秘書が来て、医師の話では血圧も脈も正常だからすぐ意識が戻るだろうと言いました。
安心だと言うコムシンに、ヨンハは血液恐怖症なのだろうと秘書が聞きます。
コムシンが認めると、やはりそのせいで倒れたのだと納得しました。
ソングァンの仕業なのかと問うコムシン。
今のところは有力だけど、証明できるか分からないと秘書は言います。
昼間に2時間くらい電気の点検があったのだが、その間に侵入したのだと言うのです。
現在周辺の監視カメラの確認と指紋鑑定もしているから、恐らく証拠は押さえられると秘書。
捕まえられるか聞いたところでドアが開きました。
会長が入ってきたのです。
秘書が説明しようとしたところ、院長に聞いてきたと言いました。
会長は激高し、ソングァンに対して怒り倒します。
必ず証拠を見つけて刑務所にぶち込んでやると言うのです。
そして、証拠がなかったら作ってでも罪を償わせるとまで。
コムシンが感心していると、会長はお礼を言ってきました。
コムシンのおかげで迅速に対処できたと言うのでした。
ボスは元カレくん78話の感想＆次回79話の考察予想
かなり過激な攻撃の仕方で、常軌を逸しているなと感じました。
コムシンも周りもソングァンが仕組んだ事だと思っていますが本当にそうなのか気になるところです。
そして、会長がコムシンに感謝している姿を見てちょっと感動してしまいました。
コムシンの父親と仲良くなったことで態度が軟化してはいたと思いますが、素直に感謝してくれるなんていい人だと思います。
ヨンハはちゃんと目覚めるのか、証拠がつかめるのか次回も楽しみです。
まとめ
今回は漫画『ボスは元カレくん』78話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
