
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」は原作Cotton先生、漫画Siya先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある日、私は冷血公爵の娘になった」119話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
エメルのことを知るために、エメルの過去を調査させるエステル。
調査結果には、詳細の書かれていない不可思議な箇所がありエステルは疑問を感じます。
しかも調査によって兄カルルがエメルの実父と実兄を殺していることを知ってしまい、ショックを受けます。
その日の夜、ロイとアンを呼び出したエステルは、誓約の石を壊すつもりであると二人に打ち明けます。
アンは強力することを願い出ると同時に、エメルの自分勝手な行動に怒り、エメルに対する復讐計画を立て、ゼオンを呼び出すのでした。
≫≫前話「ある日、私は冷血公爵の娘になった」118話はこちら
ある日、私は冷血公爵の娘になった119話の見どころ・考察予想
エメル復讐計画のために、ゼオンを呼びだしたエステルですが、果たしてゼオンはその計画に乗ってくれるのでしょうか?
ゼオンはカルルを大切にしているのと同様に、エステルのこともとても大切にしてくれているので、この計画を話せば、何かアクションを起こしてくれそうなキャラクターです。
普段は冗談を言って、明るいゼオンですが、今回はまじめな考えを話すシーンもあるので、ゼオン好きの読者にはおすすめの回です。
またエステルは復讐計画以外にも思うところがあるようなので、その点もしっかり読み進めていきたいと思います。
ある日、私は冷血公爵の娘になった119話のネタバレ込みあらすじ
婚約を提案されるゼオン
エステルは、詳しい事情を説明しないままゼオンに婚約をしてくれないか?と提案しました。
ゼオンはあまりに唐突なので、冗談だと思っています。
そこでエステルが皇室に無理やり結婚させられるかもしれないから、かりそめの婚約をしてほしいと事情を話します。
ゼオンはカルルとリドルが仲良くしていれば、婚約を無理やり進められることもなかったのにと、カルルとリドルの絶縁を非難しました。
そのうえで、ゼオンはエステルからの婚約の申し出をはっきりと断るのです。
貴族らしい思考のゼオン
ゼオンが言うには、いくらかりそめの婚約とは言え、婚約を破棄するのは両家の名前に傷がつくので、伯爵家の跡取りである自分がすることはできないと説明します。
その代わり、恋人の振りをして、婚約するような噂を流すことには協力できると、新たな提案をしてくれました。
しかしエステルは、噂のせいで焦った皇室が、先手を打って正式な婚約を申し込んできたら困るので、その提案を反対しました。
するとゼオンは、本当に自分と結婚するというのはどうか?と言ってきました。
エステルは突然のプロポーズに動揺し、ゼオンは自分のことが本当に好きで結婚したいのか?と慌てて聞き返します。
するとゼオンは冷静に、貴族同士の結婚は政略結婚なので、好きかどうかは問題ではないと言い切りました。
そのうえで、自分の結婚相手がカスティージョ公爵家の令嬢ならば、願ってもない縁談だと微笑むゼオン。
エステルは、ゼオン想像以上の貴族的な思考に驚きました。
そしてリドルと無理やり結婚させられるのは嫌でも、ゼオンと結婚するつもりもないことをきっぱりと告げるエステル。
エステルは本当に好きな人としか結婚したくない!と改めて思うのでした。
シスコンのカルル、ゼオンに怒る
ゼオンが帰ると、カルルが部屋に入ってきて、なんの用だったのか聞かれました。
エステルは、自分がゼオンに婚約を提案し断られたこと、その直後にゼオンにプロポーズされたことを話します。
するとシスコンのカルルは、怒り狂いました。
エステルは、もちろんプロポーズは断った!とわざとカルルをからかったことを謝りました。
父親に新たな作戦を提案するエステル
夜遅くに父親の部屋を訪ねるエステル。
そして昼間にあった出来事を父親に話しました。
事情をカルルから聞いていた父親は、結婚の心配はしなくていいと、言います。
しかしエステルが、皇室とは誓約を結んでいるから、結婚を「命令」されたら断れないでしょ?と心配を打ち明けました。
そこで、ゼオンではなくエメルに偽装婚約を頼むのはどうかと父親に相談するエステル。
エステルは、エメルが自分を好きだと言ってくれたから、もし婚約を破棄して家名に傷がついても許してくれると思う、という理由も付け足します。
父親は、護衛騎士を選んだ時も、エステルは迷わずエメルを選んだことを思い出し、その提案を受け入れました。
エステルは反対されると思っていたので、拍子抜けです。
1人部屋に帰ったエステルは、明日目覚めたらエメルに手紙を書こうと決意するのでした!
ある日、私は冷血公爵の娘になった119話の感想&次回120話の考察予想
最初、エメルへの復讐計画としてゼオンと偽装婚約するという話で始まったはずなのに、最終的にはエメルと偽装婚約することになった展開の速さにはびっくりです!
でも、早くエステルとエメルがラブラブする展開を見たい読者にとっては、嬉しい展開だったのではないでしょうか?
ただ、「明日」手紙を書こうと決心したエステルのシーンの直前に、暗い顔のエメルのカットが挿入されていたのが少し気になります。
何か不幸のフラグのような…。
とにかく二人には早く協力関係になって、陰湿じゃない雰囲気の中で、誓約の石破壊計画を進めてほしいです。
まとめ
今回は漫画『ある日、私は冷血公爵の娘になった』119話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
≫≫次回「ある日、私は冷血公爵の娘になった」120話はこちら