
漫画「怪物公爵と契約公女」は原作MinJakk先生、漫画Liaran先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「怪物公爵と契約公女」83話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
レスリーはアシュラがアラベーラを辞退してもいいと言った真意を聞かされて安心しました。
その上でアラベーラを務めると伝えます。
一方、皇帝は後継者をコンスタンにするとカリウに極秘に告げますが、マディアの耳にも入り…。
怪物公爵と契約公女83話に登場するキャラクター
- レスリー:スペラード侯爵家の生贄の子として生を受けるが、自分の意志でサルバトール公爵と契約して養女となる。闇の魔法が使える。
- シェリス:最初の司祭の2次試験でレスリーと友だちになる。アシュラの熱烈なファン。
- コンラッド:アイテラ公爵家長男。セントルーア神殿の騎士団所属で聖騎士。レスリーに好意を寄せている。
- ルーエンティ:サルバトール公爵家の次男。レスリーを溺愛している。
怪物公爵と契約公女83話の見どころ・考察予想
マディアはカリウからウェイストレーが後継者にコンスタンを指名することを知らされますが、想定の範囲内だったようです。
まだ打つ手はあるということですね。
カリウがウェイストレーに執拗に発表の時期を慌てなくていいと言っていたのは、このためでした。
そしてその頃のレスリー。
パーティーですから、パートナーの申込みもたくさん舞い込むでしょう。
コンラッドからも…。
今回はシェリスがサルバトール家に宿泊する様子も描かれています。
怪物公爵と契約公女83話のネタバレ込みあらすじ
次期皇帝にはアーレンドではなくコンスタンを指名するとウェイストレーが決めたと聞いたマディア。
報告の手紙を燃やすようリフィエルに告げると、リフィエルはアーレンドに知らせたほうがいいのではと進言しました。
カリウが発表までの時間を稼いでくれたから、ゆっくり考えると答えたマディアは、大公にはお礼をしないとねと言います。
スウェラ大公妃も久しぶりに陽の下で散歩ができるんじゃないかと嘯くマディア。
そのとき、手に持っていた園芸用ハサミで指を切ってしまいました。
慌てたリフィエルがすぐに医者をと言いますが、アーレンドが皇帝になるまでずっとこれが続くから、このくらいで騒いでいたらきりがないとマディアは言います。
マディアはアーレンドが歴史上最も強力な皇帝になって、願を叶えてくれるまでは…と心の中で思っているのでした。
コンラッドからの手紙
最初の司祭候補者たちのためのパーティーの準備は思いの外早く進められました。
パーティーには、候補者以外にも地位の高い貴族たちが招待され、デビュタントを迎えていない令息令嬢も参加できることに。
レスリーには、アラベーラになったお祝とパーティーでパートナーになりたいという手紙がたくさん届きました。
それらを除いた手紙を、レスリーは1人でガゼボで開封します。
シェリスからのものがあり、早速読むレスリー。
パーティーが楽しみだと書かれたその手紙を読んで、レスリーはシェリスのウキウキした声が伝わってきそうだと笑みがこぼれてきます。
読み進めていくと、パーティーの時に宿泊する旅館が予約できなくて困っていると書かれていました。
そこでレスリーは屋敷に泊まってもらえるようアシュラにお願いしてみようと思いつきます。
次の手紙は叔父のテロンからでした。
アラベーラになったお祝いの言葉が、こちらも嬉しそうに綴られています。
最後の1通はコンラッドからのものでした。
コンラッドとは山崩れの時以来会っていません。
手紙には、よければ私の花を受け取って下さいと書かれていました。
それはパーティーでパートナーになってほしいという意味です。
レスリーは悩みました。
その日はベスランもルーエンティも時間を作ってくれると言っていたから、断るしかないと思います。
レスリーが立ち上がった時ルーエンティが声をかけてきました。
少し話さないかと言いますが、この前からかわれたのでレスリーは嫌ですと断ります。
ルーエンティはもうからかったりしないからと宥めて、椅子に座らせました。
ルーエンティはコンラッドからパートナーの誘いがあったことをお見通しで、一緒に行ってこいと言います。
ルーエンティはシヌスティン神殿にいかなければならなくなったのでした。
ルーエンティはコンラッドからの報告で、あの山崩れに魔法使いが介入していることが確認されたと伝えます。
魔法使いがレスリーを狙っていると言いました。
当分はアシュラとコンラッドの傍を離れるなと言うルーエンティ。
レスリーの力を信用していないわけではないのですが、アシュラが力を使わせたくないようだと察しているのでした。
ルーエンティはすぐに向かわなければならないとげんなりした顔をします。
もう少しレスリーと遊んでやりたかったと思っているのでした。
帰りに綿あめ買ってきてやるから機嫌直して待っていろと声をかけるルーエンティ…。
シェリスが公爵家にやってきた
数日後、サルバトール家にシェリスがやってきました。
シェリスは屋敷を見ただけで目を潤ませています。
今からアシュラと会えると想像してすでに感激の涙を見せるシェリス。
シェリスは1日だけ滞在することになっていました。
お祭りの帰還中いて欲しかったのですが、シェリスの両親が恐縮して旅館を手配したからです。
生きているうちに公爵邸の敷居をまたげる日が来るなんてとシェリスが口にするので、生きているうち?とレスリーが訊きました。
シェリスはビクッとして、幽霊になったら入れるんじゃないかと前に想像したことがあるのだと説明します。
生きているうちに来れて本当に良かったともう一度言いました。
屋敷の中をレスリーが案内して回っていると、テフェンテールにも出くわします。
テフェンテールはアシュラの友人だと言って、混乱の時代のアシュラのことをこっそり教えてくれました。
そして、お茶の時間のときにシーナを紹介するとシェリスも執事が女性であることに驚きます。
シェリスは、公爵家の多彩な顔ぶれに感動した様子で公爵はやっぱりすごい人だと声をあげました。
レスリーも最初は驚いたと言うと、シェリスは困惑した顔をします。
レスリーは、養子のことを話したせいかと察しますが、今のレスリーはそんなことはまったく気になりません。
愛されていることを確信しているから…。
怪物公爵と契約公女83話の感想&次回84話の考察予想
マディアがなぜそこまでしてアーレンドを皇帝にしたいのか、その本当の意味は謎のままです。
ただ単に可愛がっている息子を…というだけではないような気がします。
カリウはやっぱりマディア派に確定です。
コンラッドはそのことを知ったらどうするのでしょう。
そのコンラッドですが、山崩れの時レスリーを守れなかったから、今度こそ守ると誓っています。
それもあってパートナーに申し込んだのでしょうけど、それ以外の意味も当然あるでしょうね!
まとめ
今回は漫画『怪物公爵と契約公女』83話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。