
漫画「廃妃に転生した私は小説を書く」は原作GUWO先生、漫画BEIBEI先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「廃妃に転生した私は小説を書く」46話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回45話では・・皇帝陛下のお誕生日の祝いの席で、衛昭妃の高飛車な振る舞いに疑問を抱く側使え・・。
それは、衛昭妃のある作戦の一部でした。
裏で動いている者を炙り出すと言うものだったのです。
更なる、次の一手とは・・。
廃妃に転生した私は小説を書く名46話に登場するキャラクター
- 廃妃:転生前はやっと両親に家を紹介することができたところだったのに、事故に遭い、時を越えて廃妃になります。もともと嫌われ者で虐められがちでしたが、21世紀から転生したことにより周りから人が変わったようだと言われます。21世紀の頃は、小さい時から苦労して勉強などを頑張る人で、転生した後もそれを活かして一から這い上がろうとする努力家。
- 陛下:転生前の廃妃に騙されたことがあったこともあり、廃妃のことを信用していなかったけれど、廃妃が殺されそうになったと主張していた件がきっかけで宮女に騙されたことを悔やむ。転生前の廃妃を知っていることもあり、転生してからの廃妃の性格の違いに違和感を抱きます。
- 蘇:陛下の老師で宮廷であり国政を補佐する人だが、少し変わり者で地獄耳をもつ。趣味は文学創作だが、意欲が湧かないときは牢獄のお気に入りの場所で考え事をします。廃妃の文章を読んで、頭が良いことを知り、推理や文章作成を依頼します。我が強い部分もあり、廃妃と張り合うこともあります。
廃妃に転生した私は小説を書く46話の見どころ・考察予想
門の入口近くで、娘の亡骸を抱えて泣きわめく男がいました。
その男の言うことは、昭妃の指示で手に掛けられたと言うものでした。
その男を取り巻くように、野次馬たちが口お揃え「みすみす、娘が手に掛けられるのを見過ごしにしていたのか?」と疑問の声ばかり・・。
ちょうどそこに、無名之友の新年号の知らせが入ります。
その知らせを聞いた野次馬たちは、その男から書店に向かい始め男の計画は無駄に終わるのでした。
昭妃は、何か問題が生じた段階で書物を発売すると予定したいたようです。
男たちが、こぞって書物を買い求めるも・・。
書物の販売には、ある条件が存在していたのです。
それは、女性限定の販売と言うものでした。
その頃、書物を買い求めることが出来ない蘇大人が、昭妃の元にやって来ます。
蘇大人は「どうしても読みたい!」と頼みますが、それは出来ないがお話しするのは出来ますと昭妃。
そして、その書物の内容を話し始めます。
今までに発表されることのない女性だけの主人公の書物だと話し始めるのでした。
それは、5部構成となっている短い物語で・・。
1部は、身分高い家に育つ娘のお話し・・。
2部は、商人の家に育つ娘のお話し・・。
3部は、召使いの家に育つ娘のお話し・・。
次の解説の入ると、蘇大人に止められてしまいます。
慌てて蘇大人は、全て女を題材にしたものなのか?!と呆れてしまうのでした。
昭妃は「わたしは、女性を題材にした女性も自由に生きてよいと訴える小説を書きたい。」と話します。
そして、サクセスストーリーを書きたいと・・。
無謀な事を言っているのではありません。
それを理解してくれるあの人が居てくださるから・・と自信に満ちた瞳で話す昭妃でした。
廃妃に転生した私は小説を書く46話のネタバレ込みあらすじ
門前では・・
城の門前では、朝早くから人だかりができていました。
そこには、初老の男と抱きかかえられた血まみれの娘が・・。
「なんでっ!私の娘が・・。」と男が泣きわめきます。
その男が話すには「皇帝に堅実な宮女として好まれ、それに焼きもちを焼いた衛昭妃は娘を宮中から追放しんだっ!」
「娘は皇帝への想いが募り、お菓子をたくさん作って城の門前まで持って来たが衛昭妃に知られてしまい・・。こんな酷い仕打ちをされて死んでしまった。」と泣きながら語ります。
しかし、集まっていた者たちは不思議に感じていました。
「目の前で娘が傷めつけられているのを、じっと見ていたのか?」
「その現場にいなかったら・・、衛昭妃さまが・・処分したって見たように話すっておかしくないか?」とこの話しには、カラクリがあるのではとその話しを疑い始めるのでした。
そして、集まっていた者たちは一斉に去って行きます。
その男の悪巧みは、期待外れの結果となってしまいました。
新作発売とその条件・・
新年、早々に無名之友先生の新刊が発売の知らせと書店に人々が集まって来ます。
1作目は恐ろしいお話し、2作目は兄妹の日々の暮らし、次の作品は・・?
無名之友先生の作品は、奇想天外なお話しと今回の作品にも期待が高まります。
衛昭妃は、発売日以外にも条件を提示します。
書局院では「先生は、男性の方とばかり思っておりました。」と驚きを隠せない店主。
「今回のお申し出は、今までに増して危険を伴うかと・・。」と不安を隠せない店主でした。
「このままだと、最悪な状況になると思いますが・・。」と余裕の表情の衛昭妃。
その強気な言葉に、彼女の正体は?と不思議に思う店主でした。
そんな店主を尻目に「出せないのなら他を当たります。」と新作に自信タップリの衛昭妃です。
「いいえ!是非、出させ頂きます!」と部下たちを集め、販売の指示に当たる店主でした。
そして、4時間が過ぎる頃にはほとんどの店で完売となりました。
その知らせを衛昭妃に、報告する店主。
「今回の販売は、無理かと・・。」と販売に苦戦すると思っていた店主でした。
「私の小説は、いつも傑作なの・・。」と余裕の表情の衛昭妃。
書店が開店すると、お客が殺到して・・。
ここで、衛昭妃の販売の条件が女性客のみ販売と知らされて男性たちから不満の声が湧き上がります。
結婚している者は、妻に見せてもらおうと急いで帰宅するのでした。
衛昭妃の狙いはどんなことなのでしょうか・・。
それは、本の中身に秘密が隠されているようでした。
衛昭妃の思惑・・
停翆院では・・。
蘇老人と衛昭妃が、庭で話しをしていました。
蘇老人も男性なので、小説を読むことができません。
どおしても小説を読みたいと噓泣きをしてせがみます。
仕方がない、お話しするのならと・・。
今回の小説は、5作の短編小説と主人公は女性なのです。
1作品では、高級官僚に生まれた娘で、学問に精通しているが・・。
2作品では、商家の家に生まれた娘で、両親は騙され娘は売られてしまい・・。
3作品では、使用人の家に生まれた娘で、顔に傷をつけられ・・。
4作品は・・と話し始めると、蘇老人に止められてしまいます。
4作品とも、女性がどん底から這い上がって、大成功を収める内容の小説となっていました。
「女は、自分の生き方を自由に生きてはいけないのでしょうか?」と衛昭妃は女性のあり方、生き方を綴った小説を書きたいと話します。
蘇老人は苦言を呈します。
「今の宮廷では新時代と共に、女性の身分の向上を掲げているが・・。」と言葉を濁らせながら話し、危険が及ぶ可能性があると心配する蘇老人。
「そんな事は、承知しております。」と不敵な笑みを浮かべながら・・。
衛昭妃が、何の後ろ盾もなしに、こんな事するはずもありません。
あの方が、いらっしゃるからですね・・。
廃妃に転生した私は小説を書く46話の感想&次回47話の考察予想
今回のお話しは、裏で動いている陰謀の炙り出しと衛昭妃の作家としての活躍を予見するような内容となっていました。
転生した時代は、ただ男性に尽くし自分が生きたい道を選択できない時代でした。
女性自ら自分の人生を、切り開いて行こうと言う気持ちを反映したいと考える衛昭妃の一歩なのかも知れません。
そこには、苦難と時代の背景がそれを許しては拒むかも知れません。
しかし、衛昭妃には皇帝陛下と言う大きな後ろ盾があります。
遠い昔から、今日の未来に向けて女性の暗く閉ざされた扉をこじ開けようとする行動は、素晴らしいものだと思いました。
それから、衛昭妃を窮地に追いやろうとする輩の存在もはっきりとその輪郭を濃くしているように感じました。
その尻尾をいつ捕まえた時は、一気に跡形も残らない程に叩き潰すのでしょうね。
さて次回は、衛昭妃が書き上げた小説の狙いとは、いったい何を目的としているのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『廃妃に転生した私は小説を書く』46話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。