
漫画「4000年ぶりに帰還した大魔導士」は原作落下傘先生、脚色フジツボ先生、作画kd-dragon先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「4000年ぶりに帰還した大魔導士」34話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
シュハイザーのダンジョンに潜ったフレイとイサベルの前に、シュハイザーの立体映像が現れます。
かつての友の姿を見たフレイは、溢れ出る思いを抑えることができません。
シュハイザーからの問いで、デミゴットを倒すという思いを確固たるものとしたフレイは扉の先へと進みます。
4000年ぶりに帰還した大魔導士34話に登場するキャラクター
- フレイ・・・4000年前の大魔導士ルーカスが転生した存在。かつての友シュハイザーの姿を見たことでデミゴットへの復讐心が強まる。
- イサベル・・・学園でフレイに助けられたことから、彼と共に行動するようになった。フレイの言動から、彼の正体について気づきつつある。
- シュハイザー・・・ダンジョンの主。4000年前に生きていたルーカスの友。立体映像としてフレイたちの前に姿を現す。
4000年ぶりに帰還した大魔導士34話の見どころ・考察予想
奥に進むと、新たな扉と、少し成長したシュハイザーが待ち受けていました。
次の質問も、魔法とは関係が薄い質問が出され、誰が正解できるんだと疑問に思いながらも先へと進みます。
このダンジョンを作ったシュハイザーの意図は、いったい何なのでしょうか。
4000年ぶりに帰還した大魔導士34話のネタバレ込みあらすじ
次の関門
シュハイザーからの問いに答えたフレイたちは、扉の先に進みます。
扉の先には、強力なゴーレムに守られた新たな扉がありました。
扉の端の配置されている球体に触れると、先ほどよりも成長し、青年の姿となったシュハイザーが現れます。
シュハイザーの意図はわかりませんが、先に進むごとに大きくなっていくようです。
今度のシュハイザーは、扉の奥にあるものについて説明し始めました。
扉の奥には、とても貴重なものが置かれています。
その中から、外に持ち帰っていいのは1つだけになります。
この決まりが守られない場合、強力なゴーレムが襲い掛かってくるでしょう。
質問には、1度しか答える権利はありません。
もし間違えれば、ダンジョンの外に強制的に戻されてしまいます。
次の質問は、かつての仲間に纏わる質問のようです。
フレイの仲間には、イーリス・ピスパウンダーという魔女がおりました。
濡れ羽色の髪と豊満な肉体を持つ絶世の美女で、誰もが彼女に魅了されたほどです。
イーリスは、フレイのことを憎からず思っていました。
しかし、フレイは彼女の想いに全く気付くことはありませんでした。
フレイは、その事実を4000年たった今知ることになり、地団太を踏んで悔しがります。
どうやら、フレイはとても鈍感な男だったようです。
フレイはシュハイザーのからかうような言葉に怒りを覚えますが、先に進むため問題をおとなしく聞きます。
イーリスには、強大な使い魔がいました。
その1体の名前を問う問題でしたが、フレイは最後まで聞かずに正解してしまいます。
扉の先の部屋には、貴重な武器や、装飾品がたくさん展示されていました。
ですが、フレイは目もくれることもなく、次の扉に進みます。
シュハイザーの記録
次に現れたシュハイザーは、壮年の姿になっていました。
フレイは、これまでのダンジョンの仕掛けから、シュハイザーが未来への想いを示した日記のようなものではないかと思い始めます。
シュハイザーは、どのような思いでこのダンジョンを遺したのか、何を伝えようとしているのか。
フレイには、未だ友の真意がつかめません。
そこから先にはいくつもの扉が待ち受けていましたが、フレイは次々と突破していきます。
どの質問も、魔法にはあまり関係のないものばかりで、フレイは首をひねるばかりでした。
そして、遂に最後の扉へとたどり着きます。
最期に待ち受けていたのは、老人となったシュハイザーでした。
最高の友
最期の質問を前に、シュハイザーはルーカスについて話しだします。
魔道の極致にたどり着いた偉大な魔導士。
そのルーカスと、友人になれた私は幸福だった。
それを聞いたフレイは、涙を流しながら、自分も同じ気持ちだと呟きます。
シュハイザーは、最期の問いを口にしました。
シュハイザーの本名は何か。
漸くすべての謎は解けました。
何故、魔法とは関係ない質問ばかりが出てくるのか。
全ては、フレイだけにこのダンジョンをクリアさせるための物だったのです。
シュハイザーは、最期の質問に答えられたフレイに、全てをフレイに託すと言い遺し、穏やかな笑みと共に消えていきました。
4000年ぶりに帰還した大魔導士34話の感想&次回35話の考察予想
次々と、いろんな年齢のシュハイザーが出てきて、とても面白いですね。
どんないたずら心でダンジョンを作ったのかと思えば、フレイにすべてを託すための仕掛けだったとは驚きでした。
4000年前、フレイやシュハイザーたちは、よほど強いきずなで結ばれていたのでしょう。
シュハイザーがそうまでして、フレイに託したかったものとはいったい何なのでしょうか。
まとめ
今回は漫画『4000年ぶりに帰還した大魔導士』34話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。