
漫画「悪女のペット」は原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女のペット」70話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
一流の剣術の腕前を持つ父親に、練習すれば自分以上に強くなれると言われ笑顔になるレベッカ。
シャシャはそんな親子を見て自分のことのように喜びます。
その横でナスカは、シャシャが愛おしいだけに、気持ちを伝えたら今の関係が壊れてしまうのでは?と恐れていました。
一方皇帝に呼ばれたアースは、ヨハネスの心配をする皇帝を冷ややかな気持ちでみています。
アースが部屋に帰ると、ペイン皇子が訪ねてきて、ついにアースの策略が動き出しそうです。
悪女のペット70話の見どころ・考察予想
今回はついに、帝国一の頭脳であるアースの策略が動き出します。
ペインはアースの策略にとって、大事なキーマンでしょう。
これまでの話では、皇帝に絶対服従で、アースが「次期皇帝になれ」と提案しても全くなびきませんでした。
そんな頑ななペインをアースはどのように、味方に引き入れるのでしょうか。
アースの話術が本領発揮される展開に注目しながら、先を読み進めていきましょう。
悪女のペット70話のネタバレ込みあらすじ
アースに激怒するペイン
場面は前回の続き、アースの部屋を訪ねてきたペインと部下のへレイス。
へレイスは、アースが苦手なので、理由をつけて早々に退室してしまいました。
へレイスがいなくなると、ペインはさっそく本題に入りました。
最近宮殿内で妙な噂が流れているのはアースの仕業か?と。
アースは、そんな話は今知ったといった口調で、微笑みながら知らんぷりします。
とぼけるアースに激怒するペイン。
しかしアースはあくまでも冷静に、ペインはアースの提案を受け入れると約束し、アースが何をしても目をつぶると約束したはずだといってのけるのでした。
ペインは、その約束はしたが、「反逆」には興味がない!と改めて自分の意思を話しました。
冷静なアースに怒りを増すペイン
アースはペインの言葉に反論します。
「反逆」を強制したことは一度もないと。
それに噂の「出所」も自分ではない、と冷ややかな目で言うアース。
確かに、実際噂をしているのは宮殿の侍女たちなのですから、アースではないでしょう。
そしてアースは以前ペインに忠告したのと同じように、宮殿での上下関係を軽んじ見過ごせば、必ず問題が起こると改めて忠告するのでした。
宮殿の上下関係を理解しようとしないペイン
ペインはアースの忠告に対して、自分は別に問題が起きてもかまわないという考えを話します。
しかし、アースは問題はペインだけでなくペインが愛するリリスにまで及ぶだろうと脅しました。
ペインはアースに脅されても、侍女にはリリスには礼儀を尽くせと言ってある、とあくまで自分の姿勢を崩す気がありません。
しかしアースは宮殿での生活が長いのでよくわかります。
ペインを軽んじているような侍女は、その恋人のリリスも蔑むものだということを。
アースはペインの頑なさに呆れ、侍女に対する上下関係をただすことを説得するのは放棄しました。
アースの策略、メアリーの利用法
話を変え、リリスが実家から連れてきた侍女メアリーの様子を聞くアース。
ペインによれば、メアリーはリリスの実母からの手紙の返信がないため、焦っているらしい。
返信がないということは、実母の容態が悪化したのだろうと、アースは予想します。
ペインは実母の様子は知らないが、まだリリスの準備ができていないからよかったとこぼしました。
アースは、ペインの何事も先延ばしにしようとする性格を注意しました。
そして、ペインの唯一の望みはリリスを自由にすることなのだから、もっと積極的に動くべきだと助言します。
化け物の巣窟たる宮殿
アースは宮殿の恐ろしさを改めてペインに説明します。
宮殿とは、利益のためならなんだってする化け物の巣窟なのだと。
皇室の歴史は、適者生存で成り立っており、ヨハネスがこれまで生きてこれたのは、ペインとクロードに皇位を争う気がなかったからです。
ペインはあくまでも自分は皇室のしもべであり、皇位を争う気はないと主張します。
しかしアースはそんなペインに対しても皇帝が容赦なく敵対してきていることを知っていました。
皇帝がペインを定期的に、大勢の前で叱責するのも、ペインの立場を悪くするために、意図的にしているのです。
ペインは叱責されるのは自分が至らないからだと反論します。
けれども、アースは、もっと至らないヨハネスが責められず、ペインだけが厳しくされてもそのように言うのは現実逃避だ!とペインの逃げ腰を非難しました。
ヨハネスのしりぬぐいまでするペインにあきれるアース
アースは、今すぐにでも皇室の手が届かないティグリスに、リリスを連れて出発すべきだといいました。
しかしペインは、カナクタの使節が滞在するまでは国に残るつもりだといってききません。
結局、使節を迎えるヨハネスが頼りないから、みんなでしりぬぐいをしているのだとアースは嫌気がさしました。
アースは、ヨハネスの心配をするくらいなら、もっとリリスを大事にしたらどうか?と忠告します。
話しが平行線なのでアースはペインを返すことにしました。
今度会うときは意見を変えてくれていることを願うと言い残して…。
リリスの母、発狂する
場面は変わり、リリスの実家。
母親がドンドンとドアをたき、ここを開けろ!と叫んでいます。
しかし部屋の外にいる主治医は、ドアを開けないよう父親に言いました。
父親は妻を盲目的に愛しているので、閉じ込めてはかわいそうだと訴えます。
主治医は正気を失った者を外に出したら、何をしでかすかわからないと注意しますが、父親はちょっと気が立っているだけだと反論しました。
父親のセリフを聞き、症状が悪化したのは、甘やかすこの人がいたからだと、ため息をつく主治医。
部屋の中では母親がドアをかきむしり、爪先から血を流しています。
そして、リリスが自分を裏切った、原作も裏切った…とボソボソ繰り返しています。
最後の表情は狂気に満ちた笑みで、リリスの身に危険が迫っていることを予感させました。
悪女のペット70話の感想&次回71話の考察予想
ペインは優秀な軍人なのでしょうが、とにかく頑固でしたね。
アースもペインの性格を知っているので、優しく諭すようなことはせず、真っ向から言い争っていました。
久々に見るSっけ全開のアースもまた魅力的でした。
ペインはアースの前では、アースの意見を聞き入れているようなそぶりはありませんでしたが、リリスのことを出されるたびに心が揺れていたようなので、もうすぐこちら側に味方してくれるのではないでしょうか。
リリスの母親の危機も迫っているので、ペインには早く決断してほしいものです。
まとめ
今回は漫画『悪女のペット』70話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。