
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」は原作Cotton先生、漫画Siya先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある日、私は冷血公爵の娘になった」29話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
エステルとエメルが外を歩いていると、セルヴァン伯爵が息を切らして追いかけてきて、エステルに失礼を働いた者がいて申し訳なかったと謝罪をしてきました。
セルヴァン伯爵と別れた直後、エステルに赤髪の子供が近づいてきました。
「イリアル」と呼ばれる魔導士の奴隷であるその子供は、主人がエステルに会いたがっているといいます。
エメルは口汚く追い払おうとしましたが、エステルは優しくその子を返しました。
そして、森に高らかにラッパの音が鳴り響き、狩の参加者が獲物を捕らえたことを知らせるのです!
ある日、私は冷血公爵の娘になった29話の見どころ・考察予想
前回までの二つの話はエステルにとって試練の回でしたが、今回は父親と合流できます。
エメルは護衛騎士として優秀ですが、やはり父親のいる安心感には代えられません。
また狩猟大会の醍醐味は何といっても獲物を捕らえるところですから、ラッパの音とどよめきで表されるような大物が取れたのではないでしょうか?
ある日、私は冷血公爵の娘になった29話のネタバレ込みあらすじ
父親の獲物に感動するエステル
前回ラッパの音で獲物が捕らえられたことを知ったエメルとエステル。
獲物を見に、音の鳴ったほうへ向かうと、エステルの父が立っていました。
クマを取ってきたという父の目線のはるか先には、茶色いかたまりが横たわっています。
遠くでよく見えないエステルに対し、マスターであり視力も鋭いエメルはクマから血も内蔵も出ていないことを確認し、エステルに近づいてよいといってくれました。
初めて見るクマの大きさと、毛並みの美しさに心を奪われるエステル。
そんなエステルの様子に、父親も満足げです。
何か言いたげな皇后の思惑とは
そんな仲睦まじい様子のエステル親子の背後から声をかけてくる人物がいました。
皇后です。
皇后は父親が挨拶に来なかったことを気にしてはいないといいつつも、ちくりと一言いい、この後どのくらい狩をする予定か聞きました。
父親は今日はもう帰り、自分より大きな獲物を捕る者が現れたら再びきますといい、エステルを抱き上げてその場を離れます。
去っていく二人の背中を見つめる皇后の瞳は冷たく、何かを思わせる沈黙がありました。
カスティージョと皇帝の関係が気になるエステル
足早に去る父親を追いかけ、帰り支度ができていないと慌てるエメル。
しかし父親は、そのままエステルを自分の馬に乗せ、帰ると言い出します。
エステルは皇帝に挨拶もせずに帰ってもいいのか?と慌てますが、父親が全く気にしていない様子。
取り残されたエメルは、片づけをしてから帰る役目になりました。
一連の父親の態度から、皇帝とカスティージョ家は仲が悪いのでは?と思い、父親に質問するエステル。
父親は仲が悪いことは否定しませんでしたが、カスティージョは常に皇帝側であるとも言います。
そして、皇帝の権力はカスティージョによって維持されていると。
エステルは、皇帝に対するカスティージョの忠誠心がいつまで続くかわからないのに?と不思議に思います。
だから四大侯爵を使ってカスティージョをけん制していると説明しました。
カスティージョらしく振舞う父親に勇気づけられるエステル
二人は城門まで付きました。
門番は父親の目を見ただけで、その赤い色からカスティージョとわかり、大慌てで門を開けます。
城下町に入ると人々は、父親の目の色を見て、目が赤い!魔族だ!とひそひそささやきます。
父親を悪く言われたようで、怒るエステル。
しかし父親はそんな陰口は全く気にしていません。
エステルは堂々とした父親の振る舞いも見て、自分ももう他人の雑音は気にしないと心に決めるのでした!
ある日、私は冷血公爵の娘になった29話の感想&次回30話の考察予想
約束通りクマを射止めてきて、自慢げな父親が可愛いお話しでした。
エステルは最近どんどん大胆になってきて、大きなクマの亡骸もキラキラした目で喜んでいたのはびっくりです。
狩の途中でエステル一人を訪問した皇后でしたが、今回再び登場しましたね。
なんとなく父親とわだかまりがあるようですが、粘着質な視線が気になるのは前回同様でした。
社交界の洗礼を受けたリ、魔導士の使者がきたり、エステルにとってはいいことばかりの大会ではありませんでしたが、最後に堂々とした父親を見て、自分も他人を気にしないでiこう!と前向きになれたのは良かったですね。
まとめ
今回は漫画『ある日、私は冷血公爵の娘になった』29話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。