
漫画「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~」は原作Kin先生、漫画Juniljus先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~」16話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
15話では、ロクサナがいるティーパーティー会場である温室へ、巨大な蜘蛛のようなカランチュラがガラスを割って侵入してしまいます。
その30分前。ロクサナの許可なしに、デオンの命令でティーパーティー会場へカシスを連れて行こうとしていた兵士を、ジェレミーが阻止します。
しかし、カシスの首筋のキスマークや反抗的な態度にカッとなったジェレミー。
カシスが逃げ出したと大声で叫び、攻撃の口実を作ります。
ジェレミーの攻撃をかわすカシス。
イライラが募ったジェレミーは、魔物がいる第5飼育場の扉を開けてしまいます。
目の前で襲われている使用人を助けるため、カシスは魔物を仕留めます。それを見て冷静を取り戻すジェレミー。
そこへ騒ぎに気付いたデオンがやってきて・・・
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ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~16話の見どころ・考察予想
ついにカシスとデオンが対面します!
ペデリアンの青の貴公子とアグリチェの黒の貴公子。これで何も起こらないはずがないですね!
会って早々、デオンはカシスを挑発します。
挑発に乗り攻撃を仕掛けるカシス。
拘束具をつけたカシスと、アグリチェの月間評価で常に№1のデオンが戦って、カシスに勝ち目はあるのでしょうか?
また、カシスの首のキスマークを見て、ジェレミーは嫉妬と怒りが入り混じった反応をしていましたが、デオンはどう反応するのでしょうか?
ロクサナに興味があると言っていたデオンなので、反応が気になります!
そして、カシスを連れてくるよう命じたのは、本当にデオンだったのかも気になりますね。
ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~16話のネタバレ込みあらすじ
デオンが登場し、カシスと対面
騒ぎに気付いたデオンが現れます。
ジェレミーに対し、飼育場を勝手に開けたのか?と尋ね、これほどまで愚かだとは、と淡々と告げます。
それを聞いて血気だつジェレミー。元はと言えば、ロクサナのオモチャであるカシスをティーパーティーに連れてこいと命令したデオンのせいだと怒鳴ります。
母さん(マリア)が余計なことをしたなとつぶやくデオン。どうやらカシスを連れてくるよう命令したのはデオンではないようです。
デオンがカシスに向き直ります。
雄犬のように発情した青の貴公子は見ものだとなじります。
少し前に境界線でカシスを探しに来たペデリアンの忠犬を何匹か処理したと告げます。
意外としぶとくて手こずったと。
カシスとデオンのバトル
部下を殺されたことを知ったカシスは怒りをむき出しにします。
それを更に挑発するデオン。
ついにカシスは、持っていた槍をデオンに向かって投げ、攻撃を仕掛けます。
回転のかかった槍は切っ先も鋭く、デオンに向かって切り込んでいきます。
金属音とともに、デオンの剣が槍を防ぎます。
一瞬舌打ちするカシス。
次の瞬間、ジャンプし空中に高く舞い上がったカシスからの猛攻が始まります。
全ての攻撃をその場から1歩も動くことなく、剣で防ぎきるデオン。涼し気な表情で余裕さえ伺えます。
地面に着地したカシスを見て、いい目つきだ、ペデリアンにしては素早いし頭もいい、とデオンは褒めます。
カシスは、デオンがわざと手加減していることに気付きます。
カシスとデオンの問答 そこにロクサナの母が通りかかり
なぜ自分を殺そうとしないのか?とカシスは尋ねます。
カシスの処分は自分の役目ではない、とデオンが答えます。
カシスは、デオンが自分をティーパーティーに連れ出す命令をしたと思っているので、自分をここに誘導したのは生け捕りにするためかと歯をかみしめます。
デオンは挑発するためでしょうか、本当は違うのに、不敵に笑いながらそれを認めます。
さらに言葉を続けカシスを挑発していたところ、ロクサナの母シエラが息を切らしながら走ってきます。
ロクサナの名を叫び、長いスカートを捲り、息も絶え絶えに走ってきます。
カシスは、走ってくるのがロクサナの母だと気付きます。
以前、自分をロクサナの亡くなった兄アシルと混同して、駆け寄られたことがあったからです。
母親のただならぬ様子から、ロクサナのいるティーパーティー会場で何かあったのではないか?とカシスは推測します。
ロクサナの母シエラがピンチに
ロクサナの母シエラはようやくこちらの様子に気付き、足を止めます。
デオンがいることに動揺しているようです。
シエラは美人ですが、アグリチェではめずらしく気弱で臆病な女性なので、デオンやデオンの母マリアのような、平気で残忍なことができる人達を恐れているのかもしれません。
そこに突然、背後からデオンに魔物が襲い掛かります。魔物の一撃を剣で防ぎますが、大振りの剣には魔物が牙で嚙みついています。
カシスは、これをチャンスと見て逃げ出そうとします。
それに気付いたデオンは、一瞬考えた後、魔物をシエラに向かって投げ飛ばします。
それまで傍観していたジェレミーが、ロクサナの母親を殺す気か!?と声を荒げます。
しかし距離がありすぎて助けようにも間に合いません。
カシスからも距離がありましたが、とっさの判断で持っていた槍を大きく振りかぶり、魔物の頭を狙って投げつけます。
見事魔物の頭部に命中。間一髪、シエラは難を逃れます。
しかし、槍を投げ終えたカシスには拘束具が発動。
衝撃で身体のバランスを崩したところへ、背後からデオンにカシス自身の槍の柄の部分をもって突かれ倒れこみます。
手の拘束具を槍の切っ先でジリジリと突かれ、さらに一段と拘束具の発動段階が増したのでしょうか、カシスには強い衝撃が走ります。
シエラは苦しむカシスの姿を見て、亡くなった息子アシルの姿を思い出し、混同します。
突然デオンの持っている槍の柄の先端部分に衝撃が走り、折れます。
その横には一匹の毒蝶が横たわっています。
それと共にロクサナが専属メイドのエミリーを従えてやってきたのでした。
ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~16話の感想&次回17話の考察予想
デオンは初めからカシスを挑発するようなことばかり言っていましたね。
カシスが逃げ出したという状況もあるのでしょうが、ロクサナのオモチャであるカシスをあまりよく思っていないのではないでしょうか?
何せ、デオンはロクサナに興味があると明言していますから。
カシスとデオンのバトルは、やはりデオンに軍配が上がりましたね。
カシスが拘束具を付けているとはいえ、一歩も動かず攻撃を防ぎきるとは流石ですね。
ロクサナの母のシエラが通りかかるとは予想外でした。
シエラは、立派なアグリチェになりなさいが口癖で、過酷な教育や特別試験を兄弟に受けさせてきましたが、やはりロクサナのことが心配で、亡くなったアシルについても後悔の念があるのかもしれませんね。
デオンがシエラに向かって魔物を投げたのは、カシスならばシエラを見殺しにできないと踏んだからでしょう。カシスが逃げるのを阻止するためだったと思います。
それにしても家族に向かって魔物を投げつけるとはどういう神経をしているんでしょうか。
最後にロクサナが駆けつけてきたので、ホッとしましたね。これでカシスは助かりそうです。
ロクサナがどうこの場面を収めるのか気になります。
また、最後に槍の柄の部分を折ったのは毒蝶ではないでしょうか?毒蝶には、このような能力もあるのですね。
まとめ
今回は漫画『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』16話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
カシスとデオンが初めて対面しますが、挑発に乗りカシスが攻撃します。
2人のバトルが展開します。攻撃を受けてもデオンは余裕の表情のまま防ぎます。
そこへロクサナの母、シエラが息を切らして走ってきます。必死にロクサナを探しているようです。
その時、デオンに背後から魔物が襲い掛かり、その隙にカシスは逃亡しようと試みます。
それに気付いたデオンはシエラに魔物を投げつけます。
危機一髪、カシスの投げた槍で魔物を仕留め、シエラは助かります。
一方カシスはその反動で拘束具が発動してしまいます。
そこへデオンが追い打ちをかけ、より一層苦しむカシス。
シエラは苦しむカシスと亡き息子アシルを混同し始めます。
その時、颯爽とロクサナがやってきます。
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