
漫画「エボニー」は原作JAYA先生、漫画Neida先生の作品です。
今回は「エボニー」の12話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
前回11話では、白馬に乗ったシュナイダー大公に連れられ、エボニーが過去5年間収容されていた、スぺス監獄に到着しました。
そこで二人は、最近火葬場が4日間稼働していることを知り、また、こんな夜中に火葬場が稼働していることは過去になかったことから、エボニーの釈放後、酷い暴行の仕返しに、エボニーたちから報復を恐れた長年施行されていなかった死刑制度が承認され、死刑執行がされているのではないかと考えます。
シュナイダー大公は、マイスターゲームに参加するにあたり、初めにここに連れて来ることによってエボニーの心が揺らがないかどうか、確認したかったのですが、エボニーは、囚人仲間たちを思い出しながらも、涙一つ見せず、シュナイダー大公に忠誠と、ジョーカーになることを誓います。
そう、囚人仲間たちと交わした、仲間のことは死ぬまで同情しないという約束を思い出し、それを守り、強い意志で生きているのです。そして二人が帰ると、マイスターゲームにむけた、お嬢様デビューの為に完成したドレスをはじめとする豪華な宝石類がすでに出来上がっていました。
それを持ったジュローが笑顔で二人を迎える、というところで11話が終わっています。
エボニー【12話】の考察予想
最上級のドレスや宝石で、エボニーはどんな素敵な女性に変化するのか?
これは数話前から個人的にとても楽しみにしていました。
今回とうとう、お嬢様デビュー計画が本格的に始まり、美しく変身した姿が見れそうです。
女として興味がない、ジュローに以前あんなに酷評させたエボニーが、この計画でどれだけ美しくなれるか、どれだけいい女に変化するのかが気になるところなのですが、個人的には、以前、シュナイダー大公に魔女になれと言われていたので、魔女のようにセクシーさを兼ねそなえたいい女になるのではないかな?と思います。
そんな風に美しく変身を遂げたエボニーに、シュナイダー大公たちが、どんな反応をするかもとても楽しみです。
エボニー【12話】ネタバレあらすじ
ストーリーは、シュナイダー大公が、ジュローに最近のエボニーの様子を聞くところから始まります。
そこでジュローは、エボニーが予想とは違いとても聡明な女性だと意見を述べます。
ジュローは、いまだにエボニーのことは気に入らないのですが、もう使い捨ての駒だと思うことはやめ、エボニーを強い戦力だと、認めて受け入れることにしました。
そしてその長い枝毛だらけだった髪を綺麗に完ぺきにまとめ、贅沢な、胸が大きく開いた、プリンセスラインの真っ赤なドレスと赤いハイヒール、宝石類、そしてカラスの仮面を身に着けたエボニーは、妖艶でとても色っぽく、ゴージャスそのもの!!
エボニーは、自分に新しい人生をくれ、自分らしく生きていいと教えてくれ、そして自分を信頼してくれるシュナイダー大公の為に、絶対に恩返しをすると心に誓います。
エボニーは、ジュローから、レイブンという名前で、カラスの仮面を着け、自由奔放な、社交界のビジネスの仲介人役を演じ、マイスターゲームに参加する理由は多額の手数料を受け取るため、などの細かい設定の指示を受けます。
そして、マイスター夫人を挑発し怒らせ、夫人をマイスターゲームに参加させるように指示されたのです。
エボニーは、自信に満ち溢れた様子で、マイスター夫人の住むお城に向かいます。
エボニー12話の感想&次回13話の考察予想
ジュローがいつか、この聡明なエボニーの良さに気づき、認めるとは思っていましたが、私の予想よりも早く、ジュローがエボニーの頭の良さを認めているところがまず、驚きとともに嬉しかったですね。
まだエボニーのことは気に入らないようではありますが、エボニーを人間として気にいるのも、そう遠くはない未来だろうなと思います。
しかし、エボニーの変身には驚きました。
予想以上の大変身です。
失礼ながらエボニーに色気を感じたことはなかったのですが、色気が凄いです。
ドレスを着こなし、見るからに貫禄があり、色気ムンムンで、仮面で顔を隠しながらもものすごいいい女オーラで溢れています。
こんなに大変身したエボニーには私も、読んでいてガッツポーズしてしまいそうになりました。
ジュローのプロヂュース力、すごくないですか!?
そして、第1話から、ずっと収監されて暴行されていたせいか、それともトラウマか何かのせいなのか、どこか自信がないような、人目を気にしながら嫌われないように注意しながら生活していたエボニーが、演技のためとはいえ、ものすごく自信に溢れていて、横暴な態度をとりますがすごく様になっています。
もう、レイブンとして、カラス女の別人格になっているようです。
素直にカッコいいです。
次回はいよいよマイスター夫人に会いますが、私の予想では、故・マイスター将軍と結婚したくらいなので、きっととても美人で、優雅で派手な中年のマダムなのかな?などと予想しています。
エボニーの、夫人を怒らせて、マイスターゲームに参加させるというミッションは、頭の良い、その上見た目も社交界の女そのもののエボニーには、朝飯前なくらいにうまくやり遂げるのではないかなと思っています。
怒らせすぎて喧嘩にならないといいのですが・・とにかく次回も楽しみですね。
まとめ
今回は漫画『エボニー』12話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。