
漫画「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~」は原作Kin先生、漫画Juniljus先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~」14話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
13話では、カシスの首や鎖骨あたりにたくさんのキスマークを付けたロクサナ。
ロクサナはこれで一安心だと言って微笑むのでした。
そしてロクサナがデオンを嫌っている二つの理由がわかりました。
デオンが大好きだった兄のアシルを殺したこと、そしてその悲しみに暮れている弱っているロクサナを見たことです。
それからロクサナはマリアが開くティーパーティーにひとりで向かいました。
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ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~14話の見どころ・考察予想
カシスにキスマークを付けている時、ロクサナはカシスに何の説明もしませんでした。
カシスは何が何だかという感じ…後でひとりで考えてカシスはこの意味を知ることはできるのでしょうか?
逆に意識して、ロクサナを避けたり過敏に反応したりしてきそうな気もします…。
そして、やはりジェレミーはロクサナを慕っているようで、話してしまったことを謝りにきたのはかわいいと思ってしまいました。
ですがそのせいで開かれたティーパーティー。
マリアが何をしてくるのか怖いですね…。
ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~14話のネタバレ込みあらすじ
頭のイカれている家族
ティーパーティーが開かれている庭に到着したロクサナ。
そこにはロクサナの実の母シエラもいました。
シエラはロクサナも参加するとは思っていなかったらしく、先に言ってくれてたら良かったのに…と戸惑いながら言います。
マリアはその方が面白いから自分がわざと秘密にしておいたのだと言いました。
シエラはとても弱い人間でした。
マリアに怯えながら、断ることが出来ずにいつもこのティーパーティーに参加させられているようです。
ロクサナは、自分の家族はみんな頭がイカれていると思いました。
幼い息子に弟を殺すように命令したラントも、命令に従い弟を殺したデオンも、嫌がっているシエラを毎回ティーパーティーに連れてくるマリアも…。
マリアは、ロクサナのオモチャも一緒に来たら良かったのに…と言いました。
他の人たちも、前に見た時、歴代のオモチャの中で一番綺麗な顔立ちだった、せっかくオモチャのために専用のケージを用意してきたのに…。
などとマリアの言葉に賛同しています。
しかしロクサナは、それらに対し、自分のオモチャは人見知りが激しくて、自分以外の人には噛みついてしまうかもしれないからと答えました。
その言葉に、それじゃあまだクスリは使っていないのかと声が聞こえました。
ロクサナは、聞き分けが良すぎるとすぐに嫌気がさして、せっかく初めてのオモチャなのに殺したくなってしまいそうだから、と微笑みました。
その会話とロクサナの笑みを見て、シエラは怯えているようでした。
マリアの新しい人形
確かにクスリを使うと楽しみが減る、でも言う事を聞いてくれた方が楽だ、でも純情すぎてもつまらない、いや反抗的なのはちょっと…。
ティーパーティーに参加している他の人たちはオモチャの取り扱いの話に夢中です。
そこにマリアが手を叩いて合図をし、そして自分の新しい人形を紹介すると言いました。
連れてこられたのは、ルウェルという女性…。
顔の半分は焼けただれ、口は刃物か何かで両側を切り裂かれ縫われており、片目はえぐられ、もう片方は焦点も合っていません。
ガクガクと身体を動かしながら呻き声をあげるだけ…。
それはマリアによりクスリ漬けされた、以前マリアの専属メイドをしていたルウェルだったのです…。
マリアは新しい人形はどうかとシエラに聞きました。
シエラはガタガタと震えながら俯いたまま返事をしています。
マリアは、ルウェルにシエラのカップにお茶を注ぐように命令しました。
シエラは恐怖のあまり注いでいる途中のカップを落としてしまいました。
熱い紅茶がシエラの手にかかり、マリアはルウェルにこんなこともできないのかお仕置きが足りないと言って叱り始めました。
ロクサナの気遣い
シエラは、自分の不注意だから許してあげてほしいと言います。
しかしマリアは綺麗な手に火傷の痕が残るかもしれないからと言って、説教をしようとルウェルを連れて行こうとします。
その時、ロクサナはわざとカップを落としました。
そしてシエラの手がどんどん腫れてきているからすぐに冷やしたい、念のため医者に診てもらった方が良いと言いました。
そのおかげでマリアもシエラの方に注意が行き、このままじゃ本当に綺麗な手が台無しと心配します。
ロクサナは近くにいた使用人にお願いをし、シエラを連れて行ってもらいました。
その後マリアたちは、たくさんの人形たちを檻の中で闘わせ始めました。
大きな物音と、叫び声が聞こえます。
そしてマリアたち夫人はみな、誰が勝つか予想しながらそれを楽しむのでした。
それを見てロクサナは、あの様子の母親を先に帰して正解だったと思いました。
カシスが脱走…?
外から大きな音を立てて扉が開き、ロクサナのオモチャが逃げ出したと言いながら兵士が走ってきました。
ロクサナがどういうことかと聞くと、兵士はここに連れてこようと部屋に入ったら隙をつかれて逃げられたと答えます。
ロクサナは誰がそんなことを頼んだのだと怒っています。
兵士はデオンの命令だと聞いたため、ロクサナも許可したのだと思っていたと言いました。
しかしロクサナはその兵士にテーブルにあったナイフを飛ばしました。
そして、身の程知らずの頭を飛ばされたくなければ跪けと冷めた目で言いました。
ロクサナは最後にカシスを見たのはどこだと聞きます。
兵士は南西方面の廊下で、ジェレミーが後を追ったと震えながら答えました。
ロクサナは専属メイドのエミリーに処理を頼みました。
マリアは一緒にオモチャを探そうかと言いますが、ロクサナは断ります。
珍しくマリアは汗をダラダラと垂らし焦った様子で、誤解があったのかもしれない、デオンが関わってるなら自分も…とロクサナに言いました。
しかし、その途中大きな地響きがしました。
地震でも起きたのかと騒いでいると、外には巨大なカランチュラが…。
ロクサナはまずはこれを片付けてからだと戦闘態勢に入るのでした。
ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~14話の感想&次回15話の考察予想
今回はかなりグロテスクなシーンや怖い描写があったので苦手な方もいたかもしれません。
ロクサナの実の母シエラは他のアグリチェの夫人とは違い、弱々しく優しい人間のようです。
立派なアグリチェになれと言っていましたが、オモチャの調教やマリア達の性癖はあまり理解できず苦手なようです。
ロクサナはアシルのことがあってから、母親と少し距離を置いていたようですが母親のために気遣いをするところを見て優しいなと思いました。
はじめマリアの新しい人形の名前ルウェルと聞いて、聞いたことがあるなと思いました。
それが以前マリアの専属メイドとして、首を飛ばされた新人メイドを魔物の飼育部屋に運んでいたあのルウェルだったと気付き恐怖を感じました。
それにしてもカシスはなぜ急に脱走したのでしょうか…?
ロクサナも脱走することは望んでいましたが、まだ一緒に戦略を練って頃合いを見て実行するのだと思っていました。
そして、デオンの命令というのと、偶然かもしれませんが近くにジェレミーがいたことも気になります。
あのマリアでさえ、デオンのことになると汗を垂らし焦ったりするみたいですね…。
最後に出てきたカランチュラとは蜘蛛のような見た目でしたが、一体何なのでしょうか?
カシスも逃亡しているし、大きなカランチュラも倒さなくてはいけないし…これから大変です…!
まとめ
今回は漫画『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』14話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
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