
漫画「悪女のペット」は原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女のペット」68話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
シャシャにすべて気持ちを告げて落ち込むレベッカをナスカが慰めました。
レベッカはシャシャの婚約で自分は寂しいが、それはナスカも一緒なのでは?と尋ねます。
レベッカの言葉に動揺するナスカ。
ナスカがシャシャの部屋に行くと、レベッカと何かあったはずのシャシャは落ち込みを見せず、いつもと同じ笑顔でレベッカに接します。
ナスカはそんなシャシャを見て感心するとともに、自分がシャシャを愛おしく思っていることをついに自覚して…!
悪女のペット68話の見どころ・考察予想
今回は長かった旅行から首都へ戻ってきたシャシャたちの様子が描かれる回です。
旅行を経て、自分の気持ちに素直に生きていこうと決めたシャシャ。
そして今までの苦悩やシャシャに対する「気持ち」を打ち明けたレベッカ、自分の気持ちに気付くナスカ。
色々な気持ちをしっかり受け止めて、それでも頑張って前に進もうと決心したシャシャの行動はポジティブでいいのですが、どうやらシャシャの気付かぬところで、不安の種は蒔かれているようで…。
悪女のペット68話のネタバレ込みあらすじ
アースに起こされるシャシャ
旅行が終わり、首都に帰ってきたシャシャ達。
シャシャがベッドで寝ていると、アースに起こされます。
今でも憑依前の悪夢でうなされることのあるシャシャでしたが、すぐそばにアースがいて安心できるので、もう不安で爪を噛むこともありません。
起きたアースはシャシャの髪をとかしてくれますが、その時シャシャはアースの袖口の赤いシミに気付きました。
シャシャが指摘するとなぜか視線を外し、シミを隠すアース。
そして今日は帰りが遅くなると言ってすぐに出かけてしまいます。
それでもアースは最後に笑顔で出かけていったので、シャシャも安心して笑顔で見送りました。
アースの部屋にはたくさんの手紙があり、その一番下には不思議な折り方をされた汚れた手紙があります。
少し気になったシャシャですが、急いで出かけたいのですぐに忘れてしまいました。
公爵家の使用人の心配と愛されるシャシャ
シャシャはレベッカの家である公爵家のキッチンにやってきました。
レベッカの剣術訓練に差し入れするサンドイッチを作るためです。
シャシャを不安そうに見つめながら、料理担当の使用人は、シャシャは婚約後も公爵家に通ってくれるのか尋ねました。
というのもシャシャが来てから屋敷の雰囲気がみるみるよくなっており、この屋敷にはシャシャが必要なのです。
シャシャはアースも自分も周りの人間のことをよく理解したいと考えていると伝えました。
つまり、公爵家とは今後も支え合っていきたいということを。
使用人はホッとしたようですが、婚約のことをウキウキ話すシャシャに少しさびしさも感じているような表情です。
サンドイッチを届けるシャシャ
出来上がったサンドイッチを持って訓練場でレベッカを探すシャシャ。
レベッカは父親の公爵から、訓練量を減らすように言われているところでした。
しかしそれは以前の厳しい言い方ではなく、レベッカの焦りを慮る言い方です。
そんな二人は、無邪気にシャシャが話しかけてくると、なぜか少し困ったような表情をしました。
シャシャはレベッカと公爵にサンドイッチを渡すと、ナスカに声をかけました。
しかしナスカは木の上でぼーっと遠くを見ていて、シャシャの声に気が付きません。
最近のナスカは前のように一緒に過ごすことが少なくなり、ぼーっとしていることが多いような気がするシャシャ。
そんなナスカが木登りして座っている木を、シャシャは思いっきりけ飛ばしてもう一度ナスカを呼びました。
これまで自分を押し殺していたが、そんな時間は終わり、新しい日々へと旅立っていく。
新しい日々はどんなものかわからないけれど、自分の周りの人が幸せになるように頑張っていこうと改めて思うシャシャなのでした。
悪女のペット68話の感想&次回69話の考察予想
今回はシャシャ自身は幸せいっぱいで何の心配もしていないようでしたが、読者からすると負の布石が多く読み取れて、とても気になる回でした。
アースの袖についた血のような跡、謎の手紙、公爵家の使用人の心配、公爵とレベッカが見せた困った表情、ぼーっと過ごすナスカ。
シャシャはこれまで相手のことを考えすぎて、自分を押し込んできて、やっと自分の感情を素直に表現できるようになったのに、それが原因で回りの人の悲しみを見落としたら、すごくショックを受けそうです。
誰も不幸にならずに、シャシャが気付いて助けられるような展開だといいのですが…。
早くいろんな不安が取り払われるように祈りたいですね。
まとめ
今回は漫画『悪女のペット』68話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。