
漫画「廃妃に転生した私は小説を書く」は原作GUWO先生、漫画BEIBEI先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「廃妃に転生した私は小説を書く」31話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
荷容を使って、衛沛霜をはめようとした月貴妃の作戦は失敗に終わりました。
しかし月貴妃は、ユキンの帳簿が合わないことに気が付き、次の企みを思いついたようです。
一方ユキンも、何者かが自分の周辺を探っていることに気が付きます。
二人の対決は一体どんな結末になるのでしょうか?
廃妃に転生した私は小説を書く31話の見どころ・考察予想
ユキンは、再び自分を陥れようと画策する人物のかげに気が付きました。
簡単には尻尾を出しそうにない犯人をあぶり出そうと、罠を仕掛けます。
二人の罠の張り合い、果たしてどちらに軍配があがるのでしょうか?
廃妃に転生した私は小説を書く31話のネタバレ込みあらすじ
下女ズイ・シンは、知らない宦官や宮女がユキンのことを調べていると報告します。
下女ズイ・ケイが、その者たちの所属の宮を調べれば、誰が裏で手を引いているのか分かるのでは?と聞きました。
ユキンは、「堂々と私を探る人物が、そんなに甘いとは思えない。簡単に正体がバレるヘマなんてしないわ」と言い放ちます。
ズイ・ケイはユキンの言葉にうなずき「おっしゃる通りです。この者たちの所属はバラバラで、すでに買収済みだと思われます」そう答えました。
ユキンが「私が冷宮を出て以来、ずっと仕掛けられ続けているわ」そう言うと、ズイ・ケイが「余美人や錦嬪・・・、そして今回ですね」と答えました。
「ここまで大きく動かすことができるなんて、今回動いた人物はきっと大物ね」とユキンは不敵に笑います。
「昭儀、笑っている場合じゃありませんよ!」とズイ・ケイが非難します。
ユキンは、「早く会うのが楽しみだわ」と微笑み返しました。
ユキン、皇帝に仕込む
ユキンは朝早く、皇帝の元を訪れました。
皇帝の誕生日に贈る物を考えてきましたと、報告します。
ユキンは「私は皇帝に『物語』を贈りたいのです」と言うと、「このような感じです。むかしむかし・・・」と語り始めました。
そののんびりとした口調に、寝落ちする皇帝。
皇帝の部下のシ・ゼンは、「陛下は最近お仕事が忙しく、疲れていたためかと・・・」とフォローします。
ユキンは「そうなのですね!」と機嫌よく、皇帝の袋の中に玉石をしまい込みました。
シ・ゼンが、「それは陛下から昭儀に贈られた高価な玉石ではないですか!陛下に返されて良いのですか?」と質問します。
「返したわけではないわ。陛下にあずけるだけ。これは私が陛下にきちんと贈り物をするという証よ。誕生日に贈ったら、また返してもらうわ」そうユキンは返答しました。
「陛下に気が付かれても、私のせいではありませんからね」と、シ・ゼンが念を押すと、ユキンは「もちろん!」と請け合いました。
ユキン罠を張る
「陛下への仕込みはできたわ。のこりはあなたたちにお願いするわね」とユキンは集まった下女に声を掛けます。
「ズイ・ケイと花謝は『私が陛下からもらった玉石を紛失した』という噂を広めてちょうだい。私を裏切ったつもりでね!でも、陛下に知られないように気を付けて」と命じました。
「それからズイ・シン、次から宮から出る際、誰かにつけられてもそのままにして。そして、質屋に行って見て回ってちょうだい。できるかしら?」そうユキンはズイ・シンにも命じます。
「あなたたちの中で一番芸に秀でている花涼は、私の代わりに陛下に何を贈るのか考えてちょうだい」と花涼に命じました。
ズイ・シンが「なぜ、昭儀自身が犯人を探られないのですか?」と質問すると、「そんな必要はないわ。針に餌を付けてたらしておけば、勝手に釣れてくれるんですもの!」とユキンは不敵に笑いました。
魚が餌に食いつく
「昭儀が、去年の中秋節に陛下から賜った翠玉を売り払ったことが分かりました!」そう月貴妃の下女、桂葉が月貴妃に報告に来ます。
月貴妃は驚き、人払いをして再度確認をします。
「昭儀がその玉石をなくして、下女が探しているという噂が入りました。宮内でなくすはずはありません。恐らく売却したのでしょう」と、桂葉が詳細を説明しました。
月貴妃は「内緒で売り払って、知らない下女が本当になくしたと信じ込んで、話を広めてしまったのね。バカな主従!」と鼻で笑いました。
「私がもう一度冷宮に送ってさし上げるわ!陛下を呼んで!!」そう月貴妃は桂葉に命じます。
月貴妃の三文芝居
月貴妃の宮は物が散らばり、下女は涙を浮かべて片付けています。
皇帝は異常な事態に戸惑いながら、宮の中に入って行きました。
中では月貴妃も涙で目を腫らしています。
皇帝が事情を聞くと、月貴妃は「盗人が現れ、この宮以外からも物を盗んだのです。宮を管理している者として、お詫び申し上げます」と涙ながらに訴えました。
驚く皇帝に、月貴妃は「衛昭儀の宮でも盗難があったと聞きました」と報告します。
皇帝は動揺し、「何が盗まれたのだ!?」と聞き返すのでした。
廃妃に転生した私は小説を書く31話の感想&次回32話の考察予想
ついに二人の直接対決が始まりましたね!
今のところ断然ユキンの方が有利ですが、どうなるのでしょうか?
しかし、ユキンにしても月貴妃にしても、ちょっと皇帝陛下を都合よく使いすぎじゃないですか?
最高権力者をいかに取り込むかが重要なのは分かりますが、少し気の毒になってきました。
対決の行方が楽しみです!
まとめ
今回は漫画『廃妃に転生した私は小説を書く』31話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。