
漫画「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~」は原作Kin先生、漫画Juniljus先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~」8話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
7話では、ロクサナはカシスが逃げ出してしまわないように、力の弱い召使ではなく自分で食事や服を持ってきました。
カシスは以前、薬を塗られた時からロクサナのことを意識しているのか、何度もロクサナから顔を背けます。
また、ロクサナも同じく、服を着替えるため裸になったカシスを見て、なぜか意識してしまうのでした…。
身体を洗いたいというカシスに、ロクサナは浴室を案内します。
ロクサナはこの家が迷路のような作りになっていること、部屋から出れば兄弟たちに殺されてしまうことをカシスに話します。
そして出口までの近道をロクサナは知っているということも…。
ロクサナはカシスを捜索するペデリアンの部下が西の境界付近をうろついているだろうと思い、蝶を飛ばしていました。
しかし、いまだに報告は来ていないようです。
カシスがお風呂から上がると、ロクサナは薬を塗るために自分の横に来るように言います。
初めは嫌がるカシスでしたが、ロクサナが兄の怪我の治療をよくしていたことを聞き、背中だけ、と言いしぶしぶ隣に座るのでした。
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ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~8話の見どころ・考察予想
ロクサナもカシスも少し相手を意識してきている様子。
しかし、ロクサナはカシスの傷だらけの身体が気になるだけなのかもしれません。
またカシスも、ロクサナの亡くなった兄のことを気にしているだけなのかも…。
拉致した側の娘のロクサナと、拉致された側のカシス…。
監禁された被害者が、監禁した側と一緒の時間を長く過ごし、また優しくされることで好意的な印象を持つようになる。
まさに、ストックホルム症候群のようになるのではと少し思ってしまいます。
ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~8話のネタバレ込みあらすじ
カシスの傷だらけの背中に薬を塗るロクサナ。
顔だけでなく骨まで綺麗なカシスに、ロクサナはシャーロットのオモチャにされていたらと思うとゾクッとするのでした。
そして、小説の中のカシスは本当はもっとひどい目に遭っていたのかも…と思いました。
カシスの態度の変化が気になるロクサナ
途中、ピクッと反応をするカシス、痛かったか尋ねると、もういいと言いながら手を止められてしまいます。
その反応を見て、ロクサナは自分が女として見られていると感じました。
そしてカシスが、以前より自分への警戒心が少し解けてきているような気がするのでした。
ロクサナは、最初の頃のカシスを思い出し、あの頃のカシスであれば自分に薬を塗らせてはくれなかっただろうと思いました。
何がカシスを変えたのか…疑問に思います。
次の日、ロクサナはまたカシスに食事を持ってきました。
しかし体調が優れないようで、冷や汗と共に口から血を出して倒れこんでしまいます。
昨日エミリーに用意してもらった毒を飲んでから体調が悪かったようです。
ロクサナはカシスに、たいしたことないと言います。
カシスは血を吐いたことに驚き、心配してくれている様子。
しかし、ロクサナは昔からよくあることだと平然としています。
そして驚かせて悪かったと言って牢屋から出て行ってしまいました。
ロクサナはカシスと出会い、強いものには立ち向かえるところと、弱いものには手を差し伸べられるところを知りました。
そのカシスにならば、もしかすると自分も弱いところを見せてもいいのでは…思います。
牢屋から出ると、ロクサナを慕っている弟のジェレミーに声をかけられます。
服に血がついているロクサナを見て驚くジェレミー。
ロクサナはオモチャが言うことを聞かなかったから罰を与えたのだと説明しました。
ロクサナの毒蝶の孵化
ジェレミーはロクサナが部屋に居なかったので牢屋に居るのかと思い、見に来たと言います。
それからジェレミーはロクサナから毒草のにおいがするため、毒蝶の温室に行ったのかと尋ねます。
ロクサナはそれを聞き、自分の身体に温室の毒が残っているのならカシスに悪影響を与えるかもしれないと思いました。
そして、これからはカシスに会いに行くときは、温室に行くことを辞めようと思うのでした。
ジェレミーは、毒蝶が孵化してしまったらロクサナの血を与え続けないといけなくなるとロクサナを心配します。
しかしロクサナは、また以前のように邪魔をしたら本当に怒ると伝えました。
ジェレミーは慌てて、死んでしまう人もいるから心配しているだけだと言います。
毒蝶はもし孵化に成功したとしても、飼い主が毒蝶に血を与えることが出来なくなれば、毒蝶に身体を食べつくされてしまうこともあるようです。
ジェレミーが本当に心から心配してくれていることを分かっているロクサナは、ありがとうと言い、頭を撫でました。
しかしロクサナはすでに毒蝶の孵化を成功させていました。
ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~8話の感想&次回9話の考察予想
ロクサナはカシスが自分への警戒心が少し解けていることを嬉しく思う反面、なにがカシスを変えたのか気になっているようです。
毒の影響で血を吐いてしまったロクサナですが、心配しているような素振りを見せたカシスに心が揺らぎます。
カシスにならば、弱い姿の自分を見せても良いのでは…と。
カシスもロクサナも、相手への気持ちが変わってきているのがわかります。
カシスがロクサナへ心を開くところを楽しみにしていましたが、ロクサナがカシスに心を開くところも見たいですね。
ジェレミーはアグリチェの中で、亡くなった兄以外で一番ロクサナを慕っているようです。
ロクサナの邪魔をしようとしているわけではなく本心から心配しているのだと伝わるのですが、あまり手は出さないでほしいところですね…。
そして何よりも、ロクサナは毒蝶の孵化に成功していました。
今の段階で血を吐いていたロクサナ…体調は大丈夫なのでしょうか?
これからもっと身体が弱くなってしまえば毒蝶に血を与えることが出来なくなり、食べつくされてしまいます。
カシスの身体やカシスとの関係も大事ですが、ロクサナの身体も心配です。
まとめ
今回は漫画『ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法~』8話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
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