
漫画「テムパル〜アイテムの力〜」は原作Saenal先生、作画Team Argo先生、脚色Monohumbug先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「テムパル〜アイテムの力〜」57話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回の56話で、ジャイアントギルドに勧誘されたグリード。
アイテムを台無しにされたことに怒り、攻撃を始めます。
怒りで我を忘れたグリードはジャイアントギルド12人を皆殺しにしたのでした。
テムパル〜アイテムの力〜57話の見どころ・考察予想
<無我境地の剣>をカモられたことに気付き、落ち込むグリード。
気を取り直してフランベルジュの製作を始めます。
しかし、今までで1番難しく、製作に苦戦します。
材料が無くなり、困ったグリードはジャイアントギルドに台無しにされた剣に目を付けます。
そして、完成したアイテムを受け取ったイベリンは驚愕するのでした。
果たして、グリードはレジェンダリーアイテムを作ることは出来るのか!?
そして、グリードは借金を返済できるのでしょうか!?
テムパル〜アイテムの力〜57話のネタバレ込みあらすじ
カモは俺?
マラクサスレイドで得たアイテムを売った収益は、400万円。
<疾風の槍>を製作してフォンから支払われた、9600万円。
ギルドメンバーへのアイテム鑑定と装備の修理で得た、約100万円。
これらを合計するとグリードがこれまでで稼いだお金は約1億円になりました。
さらに、マラクサスレイドの報酬の3つの内、グリードがいらないアイテムは換金して折半する約束でした。
その折半したお金が追加で3600万円入金されます。
レジェンダリー等級のアイテムを作ったことがあるグリードにとって、ユニーク等級のアイテムはあまり価値がありません。
ところが、そのユニークアイテムが約1億円以上になったことにグリードは上機嫌です。
ツェダカギルドのメンバーは全員カモだと笑います。
しかし、グリードは気付いてしまいました。
レジェンダリーアイテムである<無我境地の剣>をたった22万ゴールドで行政官に売ってしまった自分が1番のカモであることに。
おそらく1億円以上の価値があったレジェンダリーアイテムをユニークアイテムより安く売ってしまったことに猛烈に悔しがるグリードでした。
それを考えてしまって、1億4000万円も稼いだのに損した気分になっています。
グリードは気を取り直して<無我境地の剣>を売ったことを前向きに考えます。
<無我境地の剣>を作ったことでウィンストーンの貴人となり、税金免除となり、<神聖な盾>の製作依頼が来ました。
<神聖な盾>は奪われてしまいましたが、その流れでレガスと出会い、マラクサスを倒してツェダカギルドに加入することができたのです。
結果的にはこれで良かったと思い、イベリンの製作依頼に気持ちを切り替えます。
<ソーン・ソード>はこれまでの製作アイテムの中で最高難度ですが、それをジャイアントギルドに台無しにされていました。
そこに、<ソーン・ソード>の材料を全て揃えたイベリンがやってきました。
ジャイアントギルドとグリードの戦闘を見ていたイベリンはグリードを尊敬の眼差しで見ています。
ジャイアントギルドとの戦闘がテレビで放送されてから、グリードは「サイコパス」「虐殺者」として有名になりました。
その理由がオークの兜のせいだと考えて、微笑む練習をするグリードでしたが、それを見たイベリンは体調が悪いのかと心配します。
自分の笑顔に文句を付けられたグリードは怒り、イベリンを追い出しました。
もう一つの完成品
グリードはアイテム製作を始めました。
目標をエピックにして、10万ゴールドを稼ぐことを目指します。
父親の借金7000万円を返済して、8000万円の高級車を買おうと意気込みます。
今までの人生を見返してやろうと、剣1本分の1度のチャンスに全てを懸けて製作しました。
しかし、完成した<ソーン・ソード>の等級はレアでした。
高級車を買うにはこれでは足りないと落ち込むグリードは、ジャイアントギルドに台無しにされた製作途中の<ソーン・ソード>に目を落とします。
是が非でもお金が欲しいグリードは、粗悪な材料でもそれを使ってもう一つ<ソーン・ソード>を作り、少しでもお金を取ろうと考えます。
2日後、ジシュカとイベリンはグリードの鍛冶場に来ていました。
作業台に置かれたレア等級の<ソーン・ソード>を見て、イベリンは少し残念そうでした。
その場で寝ていたグリードが起き、製作したアイテムがもう一つあると言います。
イベリンは両手剣なので一本で充分と言いつつ包みを開けました。
なんと、レジェンダリー等級の<痛恨のソーン・ソード>だったのです。
<痛恨のソーン・ソード>は能力値も当然高いのですが、感情を持っていることの方が驚きでした。
自分を放置していた製作者に敵対的で、材料に付いた血の主であるイベリン以外が装着すると装着者が100%呪われるという効果が付与されていたのです。
サティスファイのシステム上、レジェンダリーはユーザーが製作は不可能であり、レイドやクエストでしか手に入れることはできません。
そして、システム上不可能なことを成し遂げられるのはレジェンダリー職業のみです。
ジシュカはグリードがレジェンダリー職業の転職者ではないのかと問い詰めました。
グリードはジシュカにうっとりした顔で見つめられたことで赤面し、隠しきれないと思って渋々認めました。
その言葉を聞き、喜んだジシュカはグリードに抱きつきます。
同級生の有紗に痛い目に遭わされたばかりのグリードは、ジシュカの胸の中で必死に自分を保ちました。
返済完了!
イベリンはアイテムのお礼を言い、100万ゴールドで購入すると言いました。
しかし、グリードはレジェンダリーなのだから300万ゴールド支払えと強気に提示します。
イベリンは、「血の主」しか扱えない武器は売ることもできないので100万ゴールド最大限の誠意を表していると主張しました。
その言葉に呆れたグリードは、<痛恨のソーン・ソード>をイベリンから借ります。
すると、グリードはイベリンに当たらないギリギリの太刀筋で高速で振って見せました。
グリードは<ファグマの末裔>の能力で呪いに抵抗できるのです。
自分でも扱えることを証明したグリードは、ギルドメンバー割引で250万ゴールドで買わなければ自分が使うと交渉しました。
<無我境地の剣>をカモにされたグリードは2度とカモにされたくないのです。
無事に大金を手に入れたグリードは両親にお金を渡して借金の返済をしました。
息子に助けられたことに感動して泣く父親を見て、グリードも泣いてしまいます。
そして、念願だった8000万円の高級車を購入したグリードでしたが、衝動的に高額なものを買ったことで母親に叩かれてしまいました。
しかし、借金を返せたことで母親に元気が戻ってきたことをグリードは喜ぶのでした。
テムパル〜アイテムの力〜57話の感想&次回58話の考察予想
まさか失敗した剣がレジェンダリーになるとは思いませんでしたね。
グリードは運が良いのか悪いのか分かりませんね。
しかしこの一件でレジェンダリー転職者ということがバレてしまったことは大丈夫なのでしょうか。
両親の借金が返せたのは良かったですが、すぐに高級車を買ってしまうところは変わっていませんね。
次回の話の展開としては、グリードがまた新たなアイテムを製作すると思います。
レジェンダリー転職者ということがバレてしまったグリードはどうなっていくのでしょうか!?
まとめ
今回は漫画『テムパル〜アイテムの力〜』57話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。