異世界剣王生存記 ネタバレ68話/ピッコマ|レズリーの償いの形。朗信の幻想の決着。フェラードの凄まじいオーラ。

漫画異世界剣王生存記は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「異世界剣王生存記」68話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

前回67話では・・。
オンパロスによって、全ての機能を奪われてしまう朗信。

エピルは、レズリーにこの顔に覚えがないかと詰め寄ります。
朗信は、レズリーを助けようとエピルに・・。

オンパロスの殻から抜け出し勇者と・・。

 

≫≫前話「異世界剣王生存記」67話はこちら

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異世界剣王生存記68話の見どころ・考察予想

レズリーの償い・・

レズリーは、覚悟していました。

もう決められた物語は、うんざり・・自分で変えてやろうと・・。

 

アーティスとエピルに「自分を異端審問官に差し出して、フェラードを助けなさい。」と言い、異端審問官も帰るだろうとグレイトアースのメダルを見せます。

 

「朗信には、私がオンパロスの破片を飲ませただけのこと・・。」彼には、罪はないとレズリー。

そして「止める朗信に、異端審問官も何か土産がないと帰れないでしょ?あなたは、この人たちと一緒に・・。」とレズリーが話します。

 

エピルは、レズリーの行動を責め自己犠牲で自分の物語を変えたいだけに過ぎないと言い、レズリーもその通りかな?と微笑むのでした。

 

その時、峡谷の遥か奥で、今まで経験したことのない驚愕のオーラが天高く立ち上がり・・。

その場にいたもの全員は、目を見開き恐怖に包まれます。

フェラードの止まらない進化と朗信の決意・・

その頃、レオンハート卿は左肩の傷を回復させようとしていました。

しかし、傷口にオーラが残って治療に時間がかかりバフで処置するのがやっとと言う状態・・。

 

まさかオーラが使えるとは・・、油断していたレオンハート卿。

 

フェラードは、レオンハート卿の戦闘法を理解し自分に取り得る段階でオーラを使えるようになったのでしょう。

だから、自分でコントロールできずに体内で暴れ狂い身体中から出血をしているのでは・・。

 

レオンハート卿は、このままだと自爆してしまいこの都市の大半が消滅してしまうと感じて、フェラードを生け捕ることを諦めて処分するしかないと考えるのでした。

 

レオンハート卿は、全身に強烈なプラナを身にまとい最後の決戦とフェラードに向かって行きます。

 

その光景を見てアーティスは、これが本来のフェラードの姿なのか・・。

戦いの中でオーラを開花させて、そのオーラから不気味さを感じて目を疑い・・。

 

「すまない・・、間に合わなくて・・。」と残念に思うアーティス。

アーティスは、そんなフェラードの姿を見たくはなかったのですね。

 

朗信は、オンパロスの力で再生された手を握りしめて決意します。

もう、誰も犠牲者は出さない!出したくない!!とフェラードの元へ飛び立つのでした。

 

一方、レオンハート卿は自分の全てのスキルを使いフェラードを仕留めよう攻撃を開始するも・・。

 

フェラードの渾身の一撃のオーラを放たれて、一言「アーティファクトを・・。」と最後の時になるであろうと、その瞬間を感じていました。

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異世界剣王生存記68話のネタバレ込みあらすじ

レズリーの想い・・

アーティスが、放った巨大火炎魔法の後には巨大な空洞と噴煙に・・。

張朗信とレズリーが、たたずんでいました。

 

レズリーは「無益な戦いは、やめましょう。」と申し入れます。

「ここを去るというのか?」とアーティス。

 

「あなたたちの狙いは、フェラードを逃がすことでしょ?わたしを異端審問官に、差し出せば問題は解決するんじゃない?」とレズリーは、グレイトアースの紋章を見せながら言うのでした。

 

そして、張朗信についても「わたしが、オンパロスの祝福を飲ませたせいで暴走状態になっただけ・・。」と話すレズリー。

張朗信は「自首するつもりですか?捕まったら何をされるか分からないでしょう?!」と止めます。

 

レズリーは「異端審問官は、ここに地球人がいると知っているはずよ。その対応策として、これしかないのよ。」

「朗信は、フェラードの手助けをして仲間に入りなさい。」と話すのでした。

 

レズリーのやり方に「自分の宿命から、逃げたいだけでしょ!」とズルいとエピル。

レズリーは苦笑いして「エピルが言う通りかもねぇ・・。」と言いかけた時に、凄まじいオーラが吹き上がり・・。

 

アーティスたちは、驚きと恐怖を覚えるのでした。

フェラードの覚醒・・

その頃、フェラードの一撃が防壁を破ってレオンハートの左肩に傷を負わせて・・。

レオンハートは、傷の治療を行うもフェラードのオーラが傷に残り完全に回復できずに大きなアザとなっていました。

 

レオンハートは、油断していたのです。

フェラードが、まさかオーラを使えるとは考えていませんでした。

 

フェラードはオーラを目覚めさせているが、身体の中で炸裂するオーラを上手く抑えることが出来ずに、全身から血を流し雄叫びを上げ凄まじいオーラを放ちます。

 

レオンハートは、並外れたオーラの多さに「あのままだとフェラード自身の細胞は破壊されて大爆発を起こしたら、この街の半分近くは崩壊する危険性がある。」と考えながら生かして身体の状態を調べたかったが、始末しか方法はないと・・。

 

レオンハートは、強力なプラナを発動しフェラードに向かい激しく衝突するのでした。

2人の激戦を見たアーティスたちは、驚きを隠せません。

 

アーティスは「フェラードは、この激戦中にオーラを目覚めさせたのか?」とフェラードの放つオーラの凄まじい威圧感を感じ取り、間に合わなかったのかと悔しくも悲しく思って・・。

 

その時、張朗信は「レズリーの昔のことは知らない。でも、あなたは俺の命の恩人です。」と言うと・・。

「目の前で血を流し戦っている、フェラード兄貴には何も過ちを起こしていないし相手も同じでしょう・・。」

 

「この世を去った人とその人達を悼む人たちにも、何の過ちもない。」と全ては自分の幻影によって、起ったこと・・。

「だから俺が、その責任を取らなくては・・。」と張朗信が、話します。

 

だから「レズリーは、自首をしなくていい。自分が片づけることです。」と言って飛び立つ張朗信でした。

 

その頃、レオンハートは多彩なスキルを使いフェラードを追い詰めようとするも、フェラードもそれに倣ってスキルを組み合わせて打ち返します。

 

そして、ここぞとばかりに複合スキルのオーラを放つフェラード。

レオンハートは「手に負えないようだな・・。アーティファクトを置いてこなければ・・。」と苦笑し、迫り来るオーラを感じているのでした。

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異世界剣王生存記68話の感想&次回69話の考察予想

今回のお話しは、人の心の弱さ、強さと複雑な心の波紋のようなものを感じさせられる内容となっていました。

人の心は、写し鏡のようなもので相手が悪であれば、それを映してしまい・・。

 

また、それが善であれば、それも映してしまうと言う面があるのではと思います。

それが全てとは言いません、それに近いことは今、この時ににも起っていることではと感じています。

 

何が言いたいの?と思われると思います。

それは、今回のフェラードの覚醒の在り方を見て思いました。

 

善良なアーティスと時を過ごしている時は、こんな覚醒の在り方ではなかったのではと考えたからです。

レオンハート卿は、フェラードを生け捕りにして人体実験を行う目的と戦っている内に、彼も久しぶりに強敵が現れて戦いを交えて違う意味の楽しみもあったのでしょう。

 

その気持ちがフェラードをあの様な形で、覚醒させたのではと考えました。

いつかは覚醒するオーラ、でもアーティスと同じ行動を共にしていれば違った形で覚醒したのではと思います。

 

朗信もまた、レズリーの写し絵だったのかも知れません。

人は、その環境と人間関係によって変化するものだと思います。

 

そうありたくなくても、そうなってしまう愚かで可愛いらしい心のヒダが多い生き物ではと・・。

今回は、登場人物の深く傷ついた感情が、痛く胸に刺さるように感じました。

 

次回69話は、レオンハート卿は最後の時を迎えるのでしょうか?

覚醒したフェラードと張朗信は、いったいどうなってしまうのでしょうか?

まとめ

今回は漫画『異世界剣王生存記』68話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「異世界剣王生存記」69話はこちら

 

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