
漫画「悪女は2度生きる」は原作Mint先生、漫画PEACHBERRY先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女は2度生きる」45話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
アルティゼアはオーブリーを侍女に迎え入れたいとマーガレットに申し出ます。
しかし、マーガレットはわがままなオーブリーは迷惑をかけるだろうと懸念します。
わがままこそ、侍女になりしつけるべきだとアルティゼア。
そして、信頼しているからこその進言を断られると困ると言いました。
そんなアルティゼアに受け入れるしかないマーガレットです。
その夜、セドリックがアルティゼアの部屋に食事を持ってきました。
何か変化はあったかと問うアルティゼア。
大きな変化は5年前の戦争だと言います。
しかし、その戦争によってセドリックを名誉を得たと指摘しました。
セドリックは戦争に勝てたのは自分のおかげではないのだと言うのでした。
悪女は2度生きる45話の見どころ・考察予想
オーブリーの態度は必ず問題を起こすと判断したアルティゼア。
その予感が当たりそうです。
また、自分のおかげではないと自分の成果と認めないセドリックをどのように導くことが出来るでしょうか。
全ての配慮や行動や計算は、自分の未来のためではなくセドリックと別の大公妃のためと分かってるアルティゼアは心が苦しそうです。
どのように自分とセドリックと向き合っていくか注目していきたいと思います。
悪女は2度生きる45話のネタバレ込みあらすじ
セドリックの心を支えるアルティゼア
セドリックは5年前の勝利は自分のおかげではないと話します。
エブロンの騎士団がいたからだと言うのです。
ここは、人口が増えなく冬になると交易も断絶され産業も進まない土地だと言います。
戦争と言うほど大きな争いじゃなくとも、度々紛争が起こる地域なのです。
この土地で行う事はすべて戦争の準備だとセドリックは言います。
だからこそ、戦争にたけているのは当然なのだと言うのでした。
アルティゼアは思います。
帝国は北のエブロンと称賛をしているのです。
エブロン大公は皇帝や皇后に次ぐ身分を持っています。
騎士を任命し、騎士団を率いることが出来るのは皇帝以外エブロン大公だけなのです。
領地の統治はおろか、税金の収集や軍の招集、物資の調達の権利も持っているのでした。
しかし、セドリックはそれを名誉や権力と考えていないのです。
全ての権限はカラムの抑えるために与えられたものだとセドリック。
それなのに多くの犠牲を出したのは事実だともいうのです。
犠牲から得たものは名誉とは言えないとセドリック。
犠牲を強いるために集めらえた権力はない物と同じだと言いました。
そんなセドリックに、アルティゼアはもう少し自信を持っていいと思うと伝えました。
セドリックを作り上げたのは、権限でも名誉でもなくセドリック自身だと言うのです。
地位は人を作ると言うけど、地位を与えられて誰でもいい結果を残せるわけではないとアルティゼア。
誰でもいい結果の残せるのならば、誰が皇帝になっても関係ないとも思うのです。
権力で犠牲を強いたのなら西部軍はセドリックに従わないだろうと言います。
それどころかついて来ようとした人が多かったとアルティゼア。
セドリックが受け入れていたのなら、兵士たちは故郷を離れて移住した来たのではないかと言うのです。
誰にでも出来る事じゃないのでした。
結果の大小ではなく、信頼と希望を与えられたからこそセドリックは英雄と称えられるんだと伝えます。
全領民と帝国軍だってセドリックを信じているのです。
そんな自分を信じるべきだと、そしてセドリックを信じている一人がアルティゼアだと伝えたのでした。
嬉しそうなセドリック。
アルティゼアに、たまに困惑させることを伝えてくれると言いました。
セドリックは話はこのくらいにして食事をしようと提案します。
パンをちぎってアルティゼアに渡すのでした。
自分を選んでくれたと言う想い
全ての料理がなくなってセドリックは満足そうです。
アルティゼアに明日の予定を話そうとした時、アルティゼアは料理の財政状況が知りたいとかぶせました。
思わず謝るアルティゼアです。
いいんだと言い、明日は墓参りに行くつもりだとセドリック。
アルティゼアさえよければ誘おうと思っていたと伝えます。
大切な事を忘れていたと謝るアルティゼアです。
セドリックはそんな気負う事ではないと言います。
久しぶりに戻ったから一人で墓参りに行くつもりだったと伝えました。
それでも一緒に行けたらと考えたのです。
アルティゼアの気分転換にもなるかなと提案します。
その気持ちに嬉しくなり、顔を赤らめて返事をするアルティゼアです。
承諾してくれるのかと言うセドリックに、そんな堅苦しいものではなく時間があるんだから誘いを断るはずがないとアルティゼアは伝えました。
明日の予定を確認した二人の間に静寂な時間が流れます。
お互い下を向き顔を合わせられていません。
セドリックは感謝していると伝えます。
何がと言うアルティゼアに、色々とと言うのです。
そして、まさか誰と一緒にエブロンへ戻るとは思わなかったと考えていました。
それまでも一人だったことはなく、家族のような人がいつも隣にいてくれたと感じていました。
家臣たちの事を思います。
尽くしてくれたこと、随行してくれたこと、そして命を懸けて守ってくれた人がいた事を感じるのです。
それほどまでに危険な死に際に立っていたことを自覚しました。
しかし、その人たちとつくった信頼と言う網が足元を支えているのだと思うのです。
顔も覚えてない頃に両親を亡くしたが、親の愛に負けないくらいの愛情を注がれたことで寂しいと思った事はなかったと思い出しています。
しかし、アルティゼアと共に訪れると寂しいと思わなかった事実は間違っていたと実感できたのです。
目的のための結婚としても、セドリックにしてみたらそれ以上の意味を持つものとなったのでした。
セドリックは自分を選んでくれたことに礼を言います。
アルティゼアは変な事言うのだと伝えます。
転生前に出逢ったセドリックは、セドリック自身がアルティゼアを選んだのでした。
初めからメリットになると分かっていただろうとアルティゼア。
そうだと言うセドリックと、下を向くアルティゼア。
セドリックはアルティゼアの名前を呼びます。
顔を上げたアルティゼアに優しくキスをしたのでした。
そしておやすみと伝え出ていきました。
アルティゼアは顔が真っ赤です。
その頃、廊下ではオーブリーが歩いていました。
鬼の形相のオーブリーは、あんな女は大公妃として認めないと思うのでした。
悪女は2度生きる45話の感想&次回46話の考察予想
自分が決めた事ですが、自分の未来のためではないのに行動することに心を痛めているアルティゼアが健気に思います。
本当はセドリックと幸せになってほしいと感じてしまうのです。
セドリックの真面目だからこその自信のなさに、アルティゼアが言葉で寄り添うのがとても素敵な事ですよね。
どんどん距離が近づく二人にオーブリーが立ちはだかりそうです。
どんな対応をしていくのか、次回も楽しみです。
まとめ
今回は漫画『悪女は2度生きる』45話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。