
漫画「悪女は2度生きる」は原作Mint先生、漫画PEACHBERRY先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女は2度生きる」44話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
アルティゼアの部屋に案内され、寒さ対策がしっかりしている事に驚くアルティゼア。
落ち着いたところにマーガレットを呼びます。
本城の管理を今まで通り、マーガレットたちに任せたいと伝えます。
さらに、自分が連れてきたメイドには限りがある事そして侍女がいない事を言いました。
そこで、信頼できる家臣から選びたいとマーガレットの娘であるオーブリーを指名するのでした。
悪女は2度生きる44話の見どころ・考察予想
セドリックに親しくし、抱きつきにいったりアルティゼアの事を睨むようなオーブリーを侍女に迎え入れると言う意図はどういうものがあるのでしょうか。
アルティゼアの事ですから、かなりの計算の上での提案だと思います。
それでも、マーガレットでなくとも戸惑う提案だと思います。
どういう思惑があるのか気になります。
また、セドリックがアルティゼアに対しての気遣いがありほっこりします。
二人の中は縮まるのかこちらも気になります。
悪女は2度生きる44話のネタバレ込みあらすじ
オーブリーを侍女に迎え入れる思惑
マーガレットにオーブリーを侍女として迎えたいと進言したアルティゼア。
ジョルディン家の娘なら身分も忠誠心も申し分ないだろうとも言います。
自分と同年代だから会話も弾むのではないかとも言うのでした。
アルティゼアはオーブリーが大公領に慣れるための大きな力になると信じていると伝えます。
マーガレットはその言葉に息をのみました。
そして、自分たちにここまでの信頼を持ってくれている事に感謝します。
それはエブロン大公家の家臣としての喜びでもありました。
しかし、オーブリーは中身が子供だと言います。
わがままで侍女として仕える事が出来るとは思えないのです。
マーガレットはアルティゼアにオーブリーの振る舞いを叱責されると思っていました。
それどころか、落ち着いた雰囲気で侍女にしたいと申し出された事に驚きます。
同じ年齢とは思えないと感じるのでした。
同じ城内で暮らしているのに隠しても仕方ないとアルティゼア。
そうではないと言いかけるマーガレットに、アルティゼアは態度を改めさせるならば一層マナーを学ぶべきだと提案します。
セドリックの信頼が厚いから、その家門の娘を侍女にしようと思っている事を拒まれるのは困るとアルティゼア。
それでも忠誠心を疑うわけではないと言います。
その言葉に首を垂れたマーガレットは恐れ多き事を言わないでと伝えました。
アルティゼアこそ、女主人なのにどうしてここまで配慮されるのかと恐縮するばかりです。
そして、オーブリーを侍女に迎え入れてもらえる事に礼を言うのでした。
ミスや失敗が多いだろうと心配するマーガレットに、アルティゼアは心配いらないと言います。
マーガレットが出て行ったあと、外の景色を見ながら考えます。
オーブリーを制圧する事は未来のためになると。
今までセドリックはオーブリーに対して気さくに可愛がっていたと推測します。
それは、子供が好きで大公家の人たちの事を家族のように考えているからでもありました。
きっと妹のように可愛がっていられたのは、家臣が節度を守り忠誠心を忘れなかったからです。
しかし、上下関係の分別がつかない者がいると言う事は問題がいずれ生じます。
そうなる前に、自分の身分をわきまえさせることがエブロン大公家のためになるのだと思うのでした。
いつかリシアが大公妃になる時のためにもと考えます。
しかし、そこまで考えてアルティゼアは自分の感情とは関係ないのかと苦しみます。
心が痛むのを感じるのです。
5年前の真実
夜になり食事が運ばれてきました。
セドリックがアルティゼアのために用意させたものです。
アルティゼアのヘアをノックしたところアリスが顔を出し、今寝ていると伝えます。
セドリックはそれでも結婚したんだから平気だろうと考えました。
食事を運び入れ、メイドたちは出ていき二人きりになります。
暖炉の前の椅子で寝ているアルティゼア。
起こさないでおこうかと考えるセドリックですが、アルティゼアの髪を触りに行くのでした。
その瞬間アルティゼアは目を覚まします。
気まずい空気が流れる中、アルティゼアは夢かと思ったと伝えます。
セドリックが自分の事を夢に見ていたのか尋ねますが、アルティゼアは濁すのでした。
腑に落ちない中、セドリックはアルティゼアが疲れていると思ったから食事を持ってきたのだと言います。
アルティゼアは家臣たちに挨拶をしなくていいのかと言いますが、今度にしようとセドリック。
明後日の夜に宴会を設けて、拝賀も受けようと考えていると言います。
それでもいいかの問いに、もちろんと答えるアルティゼア。
おいしそうな香りだと伝えるアルティゼアに、準備をするから座っていてとセドリック。
自分がやると言うアルティゼアの前に、さっとスープを差し出しました。
そして、椅子ごと暖かい場所へ移動させたのです。
部屋は大丈夫かとセドリックが問います。
部屋も浴室も暖かいとアルティゼアは伝えました。
ずっと使われていなかった部屋だから心配だったとセドリックは言いながら、大盛りの皿を持ち上げます。
その量の多さに圧倒されるアルティゼアです。
セドリックの母親の部屋だろうとの問いに、代々大公妃が使用していたものだと答えるセドリック。
大公妃は北部出身者ではない人が多いので、寒さで体調を崩したと言えば大問題になる可能性もあるから手の込んだ造りとなっているのです。
アルティゼアは不在の間に問題が起きなかったかと言います。
今まで報告がなかったわけではないが、とりわけ変化のある地域ではないとセドリック。
しかし、カラムとの戦争のせいで大きな変化があったと話します。
アルティゼアは最後の戦争は5年前かと確認します。
その戦争でセドリックは英雄と称えられたのでした。
大げさだとセドリックは照れるのです。
アルティゼアは解散しかけていた西部軍を立て直して、モンスターウェーブを抑え込んだのは大げさではないと言います。
しかし、セドリックはそれが自分の手柄ではないと言うのでした。
悪女は2度生きる44話の感想&次回45話の考察予想
オーブリーが城内で問題を起こす前に、上下関係をしっかりと学ばせて立場をわきまえさせようとするアルティゼアはさすがです。
思惑通りに進むでしょうか。
しかし、自分の契約が切れた後大公妃になるべきだと思っているリシアのためにと考えているのは切ないです。
アルティゼア本人も苦しんでいるので、それほどまでにセドリックに惹かれているんだと感じました。
次回、5年前の真実が分かるのかと思うので楽しみです。
まとめ
今回は漫画『悪女は2度生きる』44話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。