漫画「悪女のペット」は原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女のペット」65話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
シャシャが面と向かってヨハネスの浮気を非難してくれるので、あまり気に病まなくなってきたレベッカ。
レベッカの家に行きたいと言うシャシャに、最初は難色を示していたレベッカですが、ついに受け入れます。
シャシャが屋敷に来ると、父親も優しい態度になり、雰囲気の変わった屋敷にレベッカはうれしくなりました。
シャシャはレベッカの父親をほめるような口調で、それでいて、レベッカに無関心な父親には皮肉になるような話題を振りました。
そんな話題に触発された父親は、食後レベッカを呼び出して…。
悪女のペット65話の見どころ・考察予想
前回、レベッカに本を読んであげたいと願った父親を、しょうがないと言った態度ではありつつも受け入れたレベッカ。
今回はそんなレベッカ父娘の雪解けが進む回です。
もちろんレベッカは謝られたからすぐに許すと言う単純な気持ちではありませんが、シャシャのおかげで、信頼できる人間は確かにいると思えている今、父親との歩み寄りもうまくいきそうですね。
長い間、ひたすらレベッカがつらい話が続きましたが、少し前向きになれる展開になってきたので、期待して読み進めていきましょう。
悪女のペット65話のネタバレ込みあらすじ
父親の謝罪、レベッカ父娘の雪解け
場面は前回の続き、レベッカの父親の部屋で、父親とレベッカが話しています。
父親は、申し訳なさそうに、これまでレベッカにどう接していいかわからず、無関心な態度を取ってしまったことを告白しました。
レベッカは、そんなこと娘に直接言うことではないと父親に冷ややかに言いました。
父親は、今更許してもらえるとは思わないが謝らせててほしい、と心から謝罪の言葉を述べました。
レベッカはこの言葉を受け止め、表情が温かくなるのです。
父親はこれからは努力すると誓うのでした。
有言実行の性格の父親は、その日からレベッカへと歩み寄る努力を始めました。
歩み寄る父親、レベッカの笑顔の理由
庭で一人過ごすレベッカに話しかける父親。
二人きりで話したことなどほとんどなかったので、二人ともぎこちなく、レベッカはシャシャがいればもっとスムーズに話せるのにと思うのです。
シャシャに会いたいと思ったレベッカの顔は、無自覚のうちにほころびます。
父親は、レベッカが笑顔になったのがうれしくて、ヨハネスとうまくいっているのか聞いてしまい、またレベッカの顔をこわばらせてしまいます。
失言を詫びる父親に、別にどうでもいいといった態度のレベッカ。
父親は、これまでレベッカはヨハネスの前でだけは笑顔だったから、今の笑顔もヨハネスのことを思い出したからだと思った、と本心を話しました。
レベッカはヨハネスはどうでもよくなっていましたが、シャシャを思い出した自分が笑っていたことにびっくりします。
ヨハネスへの未練を断ち切るレベッカ
シャシャはレベッカの知らなかった、人の温かさに満ちた幸せな世界を教えてくれました。
レベッカはシャシャの温かさで心の余裕と自信を取り戻したのです。
そしてそのことで、ヨハネスへの未練もすっぱりと断ち切れたレベッカ。
もはやヨハネスが女遊びをしようとも動揺すらしません。
相変わらず、いろいろな令嬢と公の場で浮気を繰り返すヨハネス。
それでももうレベッカは泣いてやめてほしいと言ったり、怒って取り乱したりしません。
冷静に、ヨハネスの浮気を断罪し、冷たい態度を取ります。
ヨハネスは、レベッカの態度が変わった理由がわからず、急にどうした？と焦ってしまいます。
急にではない、とヨハネスに冷ややかな視線を浴びせるレベッカ。
そして、結婚したらレベッカだけを見るなんて信じられない、浮気癖はもっと早くに直して自分の信頼を得るべきだったと言い放ち、もうヨハネスの言葉を信用することはないと言い切りました。
ヨハネスは本気で怒ったレベッカに慌てて謝罪しますが、レベッカは許しません。
ヨハネスは焦って、もう自分を愛していないのか？と尋ねますが、レベッカはその問いに答えず、足早に去っていきました。
本当の幸せに気付いたレベッカ
レベッカはヨハネスを愛していたから、これまで何とか浮気を我慢してきました。
周りの人々はヨハネスが遊びまわるのは、レベッカが許してくれると高をくくっているからだと噂をしていたのも知っています。
シャシャにすべてを打ち明けたあの日、我慢の限界を超えたレベッカ。
そんなレベッカに、シャシャは、自分を好きな気持ちを利用するようなヤツはこの世で一番の礼儀知らずだ！とヨハネスの悪事を正面から否定してくれました。
レベッカも今ならわかります。
ヨハネスはレベッカがヨハネスを愛していたことを理解していたのに、尊重するどころかそれを利用して好き放題浮気したのです。
そのせいで、レベッカはぼろぼろになってしまいました。
でもシャシャのおかげで、レベッカはヨハネスとの結婚だけが幸せなのだ、という間違った判断から抜け出せました。
レベッカは愛する価値のある相手に愛情は注ぐべきだと気づいたのです。
レベッカは、愛する価値のあるシャシャのそばに居られるだけで幸せなんだと…。
悪女のペット65話の感想＆次回66話の考察予想
思っていたよりも、スムーズにレベッカ父娘の雪解けが進んで、ホッとしましたね。
態度を変えたレベッカに、ヨハネスは慌てて心を入れ替えると言っていますが、回想後の現実でも浮気を続けているので、やっぱり浮気癖は治らなかった様子。
「独身時代から浮気する人は、結婚後も治りっこない！」と言い切ったレベッカは爽快でした。
しかしそんなレベッカが次に愛情を注いだのが、同性のシャシャ…。
レベッカは報われない恋ばかりしているので、いつかレベッカが相思相愛の相手に出会える展開にしてほしいですね。
まとめ
今回は漫画『悪女のペット』65話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
