
漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」は原作Cotton先生、漫画Siya先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある日、私は冷血公爵の娘になった」114話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
アイリス皇女に「好きな人ができたから協力してほしい」と頼まれたエステル。
相手はカスティージョ家と因縁のある、レイモンド家の若侯爵だと聞き、めんどくさいと思いつつも承諾します。
帰り際に会ったリドル皇子にはソリード伯爵領の浄化とエステルの関係に探りを入れられ、散々な1日でした。
帰り道で、ロイにレイモンド侯爵について聞きますが、なぜか誰なのか教えてくれません。
その1週間後、アイリス皇女のお茶会に参加したエステル。
目の前にレイモンド侯爵として現れたのは、なんとエメルで…!
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ある日、私は冷血公爵の娘になった114話の見どころ・考察予想
前回のラスト、ついにエステルがエメルと再会を果たしました。
しかしそれは、レイモンド家の侯爵としてアイリス皇女に紹介されるという最悪の形。
今回の話では、おそらくエステルと何らかの会話がありそうですが、エメルはどんな態度に出るのでしょうか。
またエステルが首都に移ってきてからというもの、ひたすらエステルをいびってくるアイリス皇女も、二人を鉢合わせただけで満足するようには思えません。
アイリス皇女はエステルをいびるためだけにエメルを呼んだのか?はたまた本当にエメルに好意を寄せているのかも気になるところです。
エステルに対して、好意的でない人物ばかりがそろってしまったので心配ですが、話を読み進めていきましょう。
ある日、私は冷血公爵の娘になった114話のネタバレ込みあらすじ
ショックのあまり皇宮から帰るエステル
アイリス皇女が連れてきたレイモンド家の若侯爵がエメルだと知って、驚きが隠せないエステル。
皇女の問いかけに、声を震わせながら答えますが、動揺からティーカップを落としてしまい、手をけがしてしまいます。
血が流れた手を心配して駆け寄る皇女に、消え入るような声で、先に帰っていいかエステルは尋ねました。
どす黒い表情で、もちろんどうぞと笑うアイリス皇女はとても不気味です。
廊下で待機していたロイは、エステルの手から血が流れていることを心配しました。
しかしそんなロイの心配には目もくれず、レイモンド侯爵がエメルであることを知っていたのに、なぜ黙っていたのか詰問するエステル。
ロイは何と答えればいいかわからず黙りこくっています。
エステルは怒りに任せてロイをなじり、ついにはロイはもういらないから、ウルフ騎士団に戻ればいいと言って一人で家に帰ってしまうのでした。
カスティージョ邸に戻り、父を問い詰めるエステル
帰宅するとそのまま父親の執務室へ向かうエステル。
父親にもロイにしたのと同じ質問をします。
父親はエメルがレイモンド侯爵であることをエステルに言う必要がなかったからだ、と答えました。
なぜそのことをエステルに言う必要があるのか?と逆に質問してきました。
エステルは心の中で、エメルは自分の護衛騎士だったし、自分はエメルの心配をしていたことも父親は知っていたのに…、と悶々とした気持ちになりますが、言葉に出すことができません。
そして、エメルのことも、魔導士のことも、誓約のことも自分には何も教えてくれない…と父親につぶやくと、そのまま部屋を出ていってしまうのでした。
家出を決めるエステル
精霊のアルファがエステルの傷を心配して姿を現すと、エステルはアルファに姿を消してもらい、家出をすることを決めました。
しかし、リリアやシャシャのところへ行けば、すぐに見つかってしまいます。
そこで、数少ない人脈に頭を巡らせ、ピアニストのマックの家に行くことにしました。
マックの家の窓から部屋の中をのぞくと、きれいなピアノの調べが聞こえてきました。
演奏中のマックと目が合ったので、挨拶をして窓から入っていくエステル。
マックはこんな時間に窓から入ってくるとはどういう事情かエステルに聞きます。
エステルは家出してきたことを正直に言いました。
しかしその理由を問われると、言葉に詰まってしまうのでした。
好きだった人がいて…、と話を切り出したものの、自分の胸の内を振り返ると、エメルのことを「今も好き」という気持ちに気付いてしまい、、無自覚のうちに涙がこぼれてしまいます。
次から次へと零れ落ちる涙を必死で拭うエステルを、ギュッと抱きしめるマック。
マックに抱きしめられながら、体温の温かさに気付いたエステル。
エステルが気付くのと同時にマックはばたりと倒れてしまって…!
ある日、私は冷血公爵の娘になった114話の感想&次回115話の考察予想
今回は久しぶりのエメルの登場回となりましたが、エメルの表情はほとんど描かれなかったので、エメルの気持ちはわかりませんでしたね。
アイリス皇女がもっと陰険にいじめてくることを予想していましたが、普段冷静で賢明なエステルが、ティーカップを落とすくらい動揺したことで満足したようです。
エステルにしてみれば初恋の相手が、因縁のあるレイモンド家の若侯爵として登場してしまったのですから、ショックを受けるのは当然ですが、八つ当たりでロイを護衛騎士から解任してしまったことが気になります。
宣誓をしてつながった騎士に対して、主は命をも奪える力を持つと言うことですから、あんな簡単に「主と呼ばれたくない!」と言い放ってしまってよかったのか…。
ただ、これまでエメルのことには蓋をして見てみぬふりをしていたエステルが、今回のショックでまだエメルのことが好きだと自覚できたのは良かったのではないでしょうか。
次回以降、エメルとエステルがあまりすれ違わないといいのですが…?
まとめ
今回は漫画『ある日、私は冷血公爵の娘になった』114話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
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