
漫画「かりそめの公爵夫人」は原作Jin Saeha先生、漫画Han Jinseo先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「かりそめの公爵夫人」67話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
薬草を密輸しようとしたことがバレたガスパルは皇帝の前に差し出されました。
呆れる皇帝は謹慎を言い渡し、ガスパルは次期皇帝の座も危うくなります。
イヴォナとセヘーズの功績を称える皇帝に、敵意を剥き出しにするガスパル。
かりそめの公爵夫人67話の見どころ・考察予想
皇帝がイヴォナの功績を称える舞踏会を開きました。
イヴォナが姿を見せる前、会場ではガスパルの噂でもちきりです。
薬草を密輸しようとしたことが広まっていました。
呆れる人、擁護する人…。
イヴォナは一度目とは全く違った人生を歩んでいますが、実際に自分に注がれる好意的な視線を目の当たりにしてようやくガスパルから解放された気分になります。
クロードのデキた夫ぶりも最高です。
かりそめの公爵夫人67話のネタバレ込みあらすじ
ガスパルが薬草を密輸しようとしてクロードに見つかったという噂は社交界でも囁かれるようになります。
その日、イヴォナの功績を称えるパーティー会場でもその噂で持ちきりでした。
秋の討伐への期待
ガスパルに呆れる声も聞こえる中、庇う人も中にはいます。
体調を崩して療養中だったから遅れを取り戻そうと無理をしてしまったのだろうと擁護するのです。
そんな声に、ガスパルが皇帝から依頼されたのはイヴォナのたった20%だと指摘する人が。
それを聞き、さすがに会場はどよめきます。
ガスパルの実力自体を疑う人も出てきました。
イヴォナのことをよく思っていない若い貴族があんまりだと声を上げます。
ガスパルが今まで倒した魔獣のことを持ち出しました。
対して、イヴォナは舞踏会で花を咲かせたことから、女性と男性の力の違いを説きます。
イヴォナもいざ魔獣を見たら気を失うかもしれないと失礼なことを言い出しました。
堪りかねたリリアンがイヴォナはとても心の強い方で、誰よりも大勢の人を助けたのにそんな言い方は無礼だと擁護します。
それにこの場はイヴォナを称えるために開かれたのだからと…。
そんなリリアンに、あなたは魔獣を見たことがないからそんなことを言えると男がバカにしました。
イヴォナと親しいから庇っているのかと言ってきます。
仲裁に入った別の男が、もうすぐ秋の討伐だから全て明らかになるとその場を収めました。
今年の秋の討伐では、ガスパル、クロード、そしてイヴォナに注目が集まっています。
最も大きな手柄を立てるのは誰かと…。
クロードは最高の夫
その頃控室にいたクロードとイヴォナ。
クロードは緊張しているイヴォナに声をかけます。
側にいるから大丈夫だと安心させるクロード。
入場はイヴォナの名が先に呼ばれました。
夫人が先に呼ばれることはとても珍しいことで、会場はざわつきます。
令嬢たちは驚きと賞賛の混じった声でイヴォナを称えますが、男性陣は面白くありません。
その矛先はクロードへも及びます。
イヴォナも気にしてクロードに、私が名前を先に呼ばれて気分を害しないかと訊ねました。
いや全くと答えるクロード。
イヴォナがよく思わない人もいると口にすると、そういう人は妻を対等に見ていないのだろうと言います。
俺はむしろイヴォナの夫であることが誇らしいと言いクロード。
イヴォナは心からこの人が夫で良かったと思いました。
ガスパルからの解放
皇帝の入場まで時間があるので、イヴォナは参列者と話をすることに。
イヴォナの周りにはあっという間に人だかりができます。
その目には称賛と好意が見て取れました。
イヴォナはこんな経験は生まれてはじめてだと感じます。
功績を称える舞踏会が開かれると聞いた時は、夢かと思いました。
時を遡る前のイヴォナはガスパルの影でしかなかったからです。
でも今は堂々と自分の意志で生きていいんだと自信を持つイヴォナ。
お祝いしていただきありがとうございますとにっこり微笑みました。
イヴォナを囲んだ婦人たちは、召喚師について質問してきます。
どのようにするのかと訊かれ、魔法陣を理解して神獣を召喚する条件を揃える必要があるとイヴォナが説明しました。
では魔力のコントロールが重要ですね!と問う令嬢に、それが一番というわけではないと答えるイヴォナ。
そして、その理由の説明はペイグリン令嬢にお願いしてもいいかしら?とリリアンに声をかけました。
かりそめの公爵夫人67話の感想&次回68話の考察予想
社交界の場面では相変わらずの男尊女卑発言でげんなりしますねぇ。
貴族の男たちがものすごく小物に感じられます。
それに対してクロードの「良い夫」ぶりったら!イヴォナは本当に幸せ者です。
イヴォナは自分の人生を生きることも目的ではあるけれど、召喚師に対しての悪い印象も払拭したいと思っていました。
自分が正しく頑張ることで、召喚術に好意的な目を向ける人が増えて嬉しいでしょうね。
そしてそれを自分だけ特別だと感じさせないように、あえてリリアンに話を振ったのでは?
さすがイヴォナです。
まとめ
今回は漫画『かりそめの公爵夫人』67話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。