
漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」98話の原作/韓国版の小説を先読みして読んだので、あらすじ&ネタバレをご紹介します。
公爵夫人の50のお茶レシピ98話【原作】韓国版のあらすじ込みネタバレ
皇居にて、皇帝とアーサーにポイ茶を淹れたクロエ。
次は、紫砂壺の面白い機能について説明し始めます。
紫砂壺の3つの特徴
紫砂壺を落としそうになり、その高価さを知ったアーサーに、クロエはその多様な機能について説明をはじめます。
まずは、釉薬を塗っていないことで、通気性が良く、匂いを消してくれる効果があるそうです。
そして、紫砂の性質上保温性も高いそうです。
もっと面白い機能としては、お茶を淹れ続けると、紫砂壺自体にお茶の香りが付くそうで、長い間お茶を淹れ続けた紫砂壺には、お湯を入れるだけでお茶になるという言葉すら生まれる位なのでした。
ただし、紫砂壺では一種類にお茶だけを淹れらければならいないという短所もあります。
クロエの説明に皇帝は感心し、ポイ茶と紫砂壺の納品を発注します。
発注を受けたところで、その場を後にしようとするクロエに、アーサーが熟茶を飲む人がいるのかと質問を投げかけるのでした。
熟茶好きも多いという回答に、驚くアーサー。
そして、クロエは熟茶のおいしい飲み方があり、それならアーサーも好きなると伝えると、アーサーは賭けを持ち掛けます。
熟茶をアーサーがおいしいと思えばクロエの勝ち、おいしくないと思えばアーサーの価値で、負けた方は買った方のいうことを聞くというものです。
アーサー、何か企んでますね。
賭けに乗ったクロエに、おいしくてもおいしいと言わなければいいと思っているアーサー、果たしてどのような賭けになるのでしょうか?
クロエとアーサーの賭け、ポイミルクティー
クロエは、熟茶をティーポットで淹れる純をします。
用意されたのは、熟茶のミルクティーでした。
アッサムとブレンドしたミルクティーに、アーサーは驚きです。
アーサー、驚いてばかりですね!
アーサーの記憶で、緑茶で作ったミルクティーがとてもまずかったことを思い出されます。
緑茶はミルクに合いませんが、ポイ茶は合うそうで、大紅袍や水仙のようなウーロン茶もミルクティーに合うそうです。
また、新しいお茶を飲めると、ポイミルクティーを口にするアーサーは、自分に審判権があることで勝利を確信しています。
ずるいですね、アーサー!
ポイミルクティーに、他のミルクティーとは明白な違いを感じ、熟茶の香りが上手く抑えられていて、むしろチョコレートのような香りになっていることに気付いたアーサーは、今までのミルクティーよりも深い味わい、香りも豊富で、かなりおいしいと感じます。
クロエに味を聞かれたアーサーは、一口ではわからないと、とりあえずごまかします。
そして、もう一口飲んでみて、おいしさが本物ということを認めざるをえないのでした。
素直に負けを認めたアーサーは、クロエに自分のことをアーサーと呼ばせようとしていたようです。
賭けに負けたので、言うことを聞いてやると話しながら、アーサーはクロエに近づくチャンスだと捕えるようになります。
アーサー、クロエにすっかり夢中ですね!
人に何かをすることを面倒くさがっていたのに、クロエに対してはそうでもなく、せっかくなら近づける何かがいいと思うアーサーは自分の気持ちの変化に気付きます。
そんなアーサーに、クロエは何も必要ないと答えるのでした。
クロエの答えに驚いたアーサーは、帝国唯一の皇太子で、人気の高い自分を好きなようにできる機会を、色んな女性が欲しがるのに、なぜ何もしないのだと問い詰めます。
クロエは、他の女性に権利を譲ると答えるのでした。
そう、クロエはアーサーに対して何かを期待するわけでも、関心があるわけでもないので、してほしいことがないのです。
次の予定があると、皇居を後にするクロエ。
結果、皇居には生茶と熟茶の両方を納品することになりました。
初夏、クロエになって1年
アーサーの反応からヒントを得たクロエは、トリプルスイートでポイミルクティーを発売します。
チョコレートの香りがする、アイスポイミルクティーはすぐに人気商品に。
冷たい飲み物が売れることに、初夏を感じ始めたクロエは、この世界にきて1年が過ぎようとしていることを感じるのでした。
公爵夫人の50のお茶レシピ98話の読んだ感想
アーサーの悪だくみを無効化するくらいおいしいお茶、飲んでみたいですね!
アーサーはすっかりクロエのとりこになってますね。
そして、クロエの活躍が1年間の出来事だったと考えると、驚きです。
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』98話の原作/韓国版の小説を先読みお届けしました。
当サイトではピッコマ漫画の通常/日本語版のネタバレもご紹介していますので、そちらもぜひ読んでみてください。