漫画「悪党の母になりました」は原作Yulji先生、漫画lro先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党の母になりました」27話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
26話では、とても良い雰囲気でピクニックを楽しめた三人。
ロゼリアはいつもと違うカシウスの優しい一面を知り、今まで誤解をしていたことに気付きます。
そして、カシウスが自分を優しい家族だと思ってもらえるように自分なりに気にしていたことに嬉しく思うのです。
それからロゼリアはカシウスを怖くなくなり、むしろどんどん好きになっていきます…。
悪党の母になりました27話の見どころ・考察予想
カシウスの提案により、画家を呼んで今日のことを記録に残すことにした三人。
出来上がった絵を見たロゼリアはその素敵な家族の絵に、感動しました。
アインとカシウスはどのような反応をするのでしょうか…？
ここまでとても良い雰囲気でうまくいっていた三人。
言葉は素直でなくとも、優しい顔で微笑んでくれるのではないかと思います。
悪党の母になりました27のネタバレ込みあらすじ
カシウスは絵を見て『悪くない』と呟きました。
しかし、これは自分はどこを見ているのかと画家に尋ねます。
画家は公爵はずっと奥様を見ていたと答えました。
その返答にカシウスは画家の見間違いではないか？とまた尋ねます。
そして、ここだけではなく全体的に画家の都合の良いように変えて描いているのではないかとカシウスは疑い始めました。
絵の中の自分に納得のいかないカシウス
カシウスに問い詰められた画家は怯えてしまいます。
しかし、自分は見たままを描いただけだ、カシウスは自分が絵を描いている間ずっとロゼリアを見ていたと断言するのです。
そしてそこにアインも加わり、アインがロゼリアの手を握っていたところも描かれており、本当に見たままを描いたに違いないことを伝えました。
それから画家は続けて、絵を描いている間、三人ともとても幸せそうに見えた、と言いました。
画家を帰したあと、カシウスの態度が少し変わっていきます。
この絵をアインの部屋に飾るのはどうかとロゼリアが尋ねましたが、カシウスはまた以前の冷たい目に戻ってしまっていたのです。
ロゼリアは何があったのかわからず混乱してしまいます…。
せっかく楽しい時間だったのに、とロゼリアは不安な様子。
カシウスがロゼリアをずっと見ていたことに引っ掛かった訳
それから三日間、カシウスはずっと自分の部屋に閉じこもり誰とも会おうとはしませんでした。
しかも、部屋の向こうから時折、叫び声のようなものが聞こえてきて近くを通った使用人たちはみんな怯えて混乱してしまいます。
カシウスは、この長い時間ずっとロゼリアを自分が見つめていたことを、自分で気づけなかったことが悔しかった様子。
訓練でいつも精神を完璧にコントロールできていると思っていた自分のプライドが邪魔をし、また冷たい目をロゼリアに向けてしまったのでしょう。
カシウスは三日間考えたのちに、自分は意図的にロゼリアを視界に入れていたのだ、自分は完璧に自分を制御できているんだと納得します。
それから、カシウスは部屋を出てまたあの絵を見ました。
絵のせいで悩んでいたのに、いぜ見てみると穏やかな気持ちになるカシウス。
悪くない…と呟き、その声を聞いたロゼリアが笑顔で挨拶をしにきました。
自分に対し笑顔で挨拶をしてくれたロゼリアをみてカシウスはまた、悪くないと思いながら微笑み返しました。
悪党の母になりました27話の感想＆次回28話の考察予想
初めは悪くない、と喜んでいたように見えたカシウス。
しかし、自分がどこを見ているのかと疑問に思ってからまたいつもの冷たいカシウスに戻ってしまったようで少し怖かったです。
自分がロゼリアばかり見ていることが気に食わなかったわけではなく、そのことに自分が気付いていなかったことが悔しかったようです。
やはり、長年厳しい訓練をしてきたカシウスはプライドも高く、負けず嫌いなのかもしれません。
また以前のようなカシウスになってしまうのかと思いましたが、三日で自分を納得させ戻ってきました。
ロゼリアも諦めず笑顔で挨拶をしたのも良かったです。
そのおかげでカシウスもまた優しい顔を見せてくれるようになりました。
慣れないことに挑戦し、自分と戦っているカシウスは本当は少し子供っぽいところもあるようです。
少しずつ変わっていくカシウスをこれからもどんどん見ていきたいです。
そして、ロゼリアがまだまだカシウスの良いところを引っ張りだしてくれたらいいなと思います！
まとめ
今回は漫画『悪党の母になりました』27話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
