
漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」は原作Lee Jiha先生、漫画Ant Studio社の作品です。
14話では転生前に日向楓として積んだ長い社会経験が生かされ、あっという間に企画書を作り上げます。
キエルや使用人たちをあっと驚かせてしまいした。
パーティーの準備に追われる日々が続く中、束の間の休憩で選んだのはキャラメルショコラのフレーバーティーで作るミルクティーでした。
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今回は「公爵夫人の50のお茶レシピ」の15話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
公爵夫人の50のお茶レシピ【15話】の考察予想と見どころ
ついに社交パーティーが開催されるのですね!
しかしあれだけお茶に偏見の強い貴婦人たちが果たして飲んでくれるのでしょうか。
せっかくクロエが思考を凝らして計画を立てたお茶会。成功を祈るばかりです!
公爵夫人の50のお茶レシピ【15話】ネタバレあらすじ
お茶会の日がやってきました。
徐々に招待客がパーティー会場に集まり始めます。
そこにやってきたのは見覚えのある顔。
前回の社交パーティーの主催者、ベラドーナ嬢です。
最高級コーヒー豆を手土産に、ネチネチとお茶への偏見を語り出します。
野蛮人の飲み物とまで茶化しますが、続々と客人が到着するのでクロエ夫人には中々相手にしてもらえません。
ムキーっとなるベラドーナです。
ようやく人が集まり主催の挨拶をするクロエ。
挨拶を終えて、お茶会がスタート!
運ばれて来たのは温の国の茶器とお茶道具です。
取手はなく、白いポットに青花の模様が描かれている茶器には様々な工夫が施されています。
石や炭などの釉薬(陶磁器の表面部分を覆う付ガラスの層)を使用しているため、人体への負担が軽い上に熱にも強い茶器なのです。
初めて見る東洋茶器。
クロエの詳しい解説のおかげで掴みの反応は上々。
しかしここでも野蛮だと東洋文化の生活スタイルに否定的なベルドーナ嬢です。
百聞は一見にしかず。それならばとクロエ夫人は慣れた手つきでお茶を淹れはじめました。
その上品な動作が貴婦人たちを魅了します。
カップに注がれたお茶会は一般的に知られている赤い色をしていません。
クロエ夫人が選んだのは茶器に合わせた温の国のミルキーウーロン(金萱茶)と呼ばれるお茶でした。
フレーバーティーではないのかと錯覚してしまうほどミルクの香りを放つ無着香の茶葉に皆興味津々のようです。
ですがまだ誰も手をつけようとはしません。
きっとまだ“乾燥させた植物”の概念が拭えないのでしょう。
どうしたものかと焦るクロエですが、次の瞬間、一人の物腰の柔らかそうな貴婦人が先陣を切って一口。
良い香りだと大絶賛してくれました。
連鎖反応のように他の客人も続々と飲みはじめます。
あれだけ不気味がられていたお茶が高く評価をされているのが面白くないベラドーナ嬢は癇癪を起こして『木の葉からミルクの香りがするなんてありえない!こっそりミルクを淹れたのでは!?』と支離滅裂な言い掛かりをつけてきます。
しかし、既にミルクウーロンの虜になっているべラドーナ以外の客人たちが声を上げて擁護をしてくれました。
西洋からかけ離れている珍しい東洋の温の国のお茶を選ぶことで、好奇心をそそるのでは?というクロエ夫人の読みが見事に当たりました。
以前叔父のラファエロ子爵の試飲例を引き合いに紅茶を愚弄されましたが、クロエのたっぷりと皮肉の効いた台詞にベラドーナ嬢はついに黙ってしまうのでした。
久しぶりのお茶会は大成功!
無事に幕を下ろすことが出来ました。
ーそして後日。
社交パーティーを終えたクロエのもとに一通の手紙が届いていました。
公爵夫人の50のお茶レシピ15話の感想&次回16話の考察予想
クロエ夫人、社交パーティー開催お疲れ様でした!!
コリン夫人に並んで意地の悪いベラドーナ嬢の再登場に絶望しかけましたが、今回は周りの夫人たちの手助けもありホッとしました。
何よりも成功の鍵となったのは、異国のお茶と茶器を敢えてチョイスしたことですね。
好き嫌いが分かれそうなお茶は関心が湧くのではないか、と考えたクロエのは作戦はは実にあっぱれでした。
今回の主役はその名の通りミルクの香りがするウーロン茶。
もしお茶に馴染みがなく初めて飲む立場なら、ベラドーナ嬢のようにミルクをこっそり入れたに違いない!と疑ってしまったかも知れません(笑)。
ベラドーナがミルクウーロンを飲む描写はありませんでしたが、意地を張らずに一度試してみれば良いのになぁと思います。
最後のコマでは誰から送られてきた手紙を読んでいましたが、送り主は16話で明らかになるのでしょうか。
これを機にお茶飲み友達が増えたのでは?と予想しています。
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』15話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。