異世界剣王生存記 ネタバレ66話/ピッコマ|アーティスは、朗信の心の中に入るも・・。戦略を分析していたフェラード。

漫画異世界剣王生存記は原作SOON-G先生、漫画YKB先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「異世界剣王生存記」66話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

前回64話ではレオンハートによって、防壁の杭で閉じ込められたフェラード。

だが、その杭を跳ね飛ばし獣のようにレオンハートと戦います。
朗信とその仲間たちは、裏をかかれて兵士たちの待ち伏せに合い全滅するも・・。

≫≫前話「異世界剣王生存記」65話はこちら

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異世界剣王生存記66話の見どころ・考察予想

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空中戦なら、私が・・

朗信は、アーティスとレズリーを共に空へと・・。

空中戦なら、私から逃げられないわよ!と朗信たちを追いかけて猛スピードで飛んで行くエピル。

 

朗信は飛んでいる間も、エピルのことをド・・ラゴン?ワイ・・ンバーン?と朦朧とした意識の中でフェラードとの約束の地へと急ぎます。

 

だが、彼の精神は『本来の勇士なる』と言う気持ちと『オンパロスの祝福の力』に支配されて不安定なものと・・。

そのオンパロスの祝福の力も尽きようとしながらも「なぜ・・、飛んでいる?」と彼の中に疑問が湧いてきます。

 

ずっと朗信は、自分の中で戦っているのでしょう・・。

 

不意を突かれてエピルに、翼の自由を奪われとっさに弾丸を発射します。

その弾丸が、渓谷の橋を次々に当たり崩れ落ちエピルを襲うのでした。

シンクロする朗信とアーティス。・・とレズリー

その時、アーティスのオンパロスの祝福が反応して朗信の世界に入り込みます。

朗信は、小説を読んでいました。

 

それは、彼が思い描いていた勇士の小説ではありません。

けれど・・、その小説の結末は既に完結していました。

 

レズリーは、朗信の耳をふさぎアーティスの言葉をさえぎり「このままにして・・。」と言います。

レズリーも、一度は淡い希望をもったがゼノビアに操られて結局は死へと追いやられてしまう身・・。

 

だから・・「そっとしておいて・・。」と朗信を道連れにしているのでしょう。

 

そう言うとアーティスは、その世界から引きずり降ろされて気付くとエピルが朗信の尾を剣で斬り落とします。

朗信は尾を切り落とされた瞬間、弾丸を放つのでした。

 

アーティスは落ちながら、氷結大魔法を使い弾丸と朗信を氷で固めてしまいます。

そして、朗信に最後の魔法を「朗信、目覚めよ!」とアーティスの声に応えるように鎧が壊れ始めるのでした。

フェラードとレオンハートは・・

その頃、フェラードとレオンハートの激しい戦いは続いていました。

しかし、その戦い方は、戦う当初とは全く違う戦いとなっていたのです。

 

我を忘れて戦っていたと思われていたフェラードは、今までの戦略をレオンハートにぶつけて進化を続けていました。

戦い当初とは違うフェラードの顔には、もう既にレオンハートの戦術は理解して楽しんでいるようにさえ感じます。

 

レオンハートも、フェラードの進化に驚きこのままでは自分も危ないと感じ防壁を作るもフェラードは、赤く輝く剣を高く構えレオンハートの左肩めがけて振り下ろすその目には・・。

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異世界剣王生存記66話のネタバレ込みあらすじ

連れ去られるアーティス・・

張朗信の尻尾に抱きかかえられるように、アーティスは空高く・・。

 

エピルはワインバーンに変身し、張朗信を追い空へと飛び立ちます。

「アーティスさんを放して!」と叫ぶエピル。

 

張朗信は「ドラ・・ゴン・・、ワイン・・バーン・・、モンスター・・?!」とうわ言のように・・。

レズリーは張朗信の腕の中で、何度か咳をして意識を取り戻します。

 

「約・・束・・、どこへ行く・・?」と張朗信の意識の中では何かと戦っているように・・。

そして、急降下を始める張朗信。

 

それは、兄と尊敬しているフェラードと落ち合う約束をしたクレタダンジョン東の渓谷だったからです。

エピルもは「空中戦なら、負けない?!」と続いて追尾するのでした。

 

その急降下のスピードは速く、エピルは張朗信にブレスを放ちます。

しかし、張朗信の尻尾にはアーティスが抱えられているので、ブレスを急に止めて咳き込むエピル。

 

後方からだと、アーティスにブレスが命中してしまうので・・。

それなら、張朗信の前面から攻めようと考えるエピル。

 

張朗信は「どうして・・、俺は逃げているのだろう・・?」と彼とオンパロスの力の狭間で、意識が混ざり合って・・。

そうしている間にも、オンパロスの効力が限界値を超えて修復不能に近づいて行きます。

 

その時、張朗信の翼をエビルの両足が捕らえ頭めがけてブレスを放とうとした瞬間、張朗信の身体から無数のミサイルが発射されるのでした。

 

間一髪で、エピルの身体中に風穴を開けられそうになります。

そのミサイルの威力は凄まじく、クレタダンジョンに掛かる橋と言う橋を破壊し瓦礫が、エピルに覆いかぶって・・。

張朗信の意識の中へ・・

アーティスに瓦礫が襲って来ようとした瞬間、魔法の杖に埋め込まれたオンパロスのカケラが反応して・・。

張朗信の精神世界に入り込むアーティス。

 

そして、アーティスは「急にすまない。君のことは知っているよ。これは、君が思い描いたことではないだろう?だから・・。」とまだやり直せると言うのでした。

 

しかし、レズリーは張朗信の両耳をふさいで「もう、後には戻れないの。物語はもう、完結しているの。」と邪魔しないでと・・。

 

「あなたは・・」とアーティスが言った瞬間、触手に襲われるのでした。

その時、エピルが魔剣術で、張朗信の尻尾を切り落としアーティスは落下して行きます。

 

尻尾を切られた張朗信はエピルめがけてミサイル乱発し、同時に凄まじい音と共に氷の中に閉じ込められる張朗信とレズリー。

それは、アーティスが巨大な氷結の魔法で渓谷をすっぽりと覆いつくすほどの氷壁を作ったからでした。

 

アーティスは「もう、いいだろう。意識を取り戻せ!朗信!!」と言うと張朗信の鎧が音を立てながらひび割れて・・。

死闘を繰り返し・・

一方、フェラードとレオンハート卿の戦いは劣勢と思われたフェラードだったが・・。

レオンハート卿は戦いながら、フェラードを分析していました。

 

間合いの取り方とフェラードの戦い方も長年の経験から出来上がっているが、理性を無くしているはずだが戦い方に変化が出てきていると感じるレオンハート卿。

 

フェラードは、理性を失った訳ではありません。

彼のその目には、本来の自分の力を出せる相手と新しい戦い方を吸収できる喜びで満ちているような怪しい目の輝き・・。

 

そしてその戦い方は進化し、レオンハート卿の戦い方をマスターしていました。

 

その事に気付いたレオンハート卿は「ヤツは、無差別に戦い方を試していたに過ぎない!ヤツの本当の力は、順応性だ!!」と近くで戦うのは危ないと身の危険を感じずにはいられません。

 

レオンハート卿は、プラナを使い防壁を作り始めます。

フェラードは大剣を振りかぶり「バーチカルッ!!」とオーラにも似た紅い血がほとばしる大剣を、レオンハート卿の左肩めがけて・・。

 

フェラードは、レオンハート卿の力を見切ったのではないでしょうか?

バーチカルは、フェラードの切り札的な大技を試しているのでは・・。

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異世界剣王生存記66話の感想&次回67話の考察予想

今回のお話しは、前半部分は切なく胸が苦しくなるほど悲しい朗信とレズリーのお話しと後半は、自分を見失ってしまったかのように思われたフェラードは、今までの対戦の方法を試してレオンハート攻略を考えていたようです。

 

朗信とレズリーは、似た境遇にあるように思いました。

朗信は、耳が不自由で人ともなかなか上手くコミニケションが取れず、読書から小説の主人公となって夢中になり過ぎて交通事故でこの世界に転生し生まれ変わりました。

 

この世界では、モンスターとの戦いで辛い目にもあったが仲間と出会うことができました。

そして、また違うラトナへと転送されて異世界人とラトナ人とが敵対関係にあるのは悲しいことであり、また仲間に再会したい気持ちで「張朗信」と名前はそのままで勇士になってみんなと仲良くなりたいと思っていました。

 

実際、フェラードと一緒に行動するようになって実力もついてきてリーダーとしての統率力もできこれからと言う時に、自分が導いた人々を兵士たちによって朗信を含む人々が犠牲となりました。

 

朗信はその時自分が思い描いていたものは、やはり小説でしかなく自分には勇士としての資格はないとしょせんは・・と思って息が途絶えようとした時に、レズリーは彼にオンパロスの祝福のカケラをそっと含ませたのです。

 

そして、自分が望む勇士とは違うモンスターとして生き返ります。

レズリーは、朗信が望む形ではないと知りながらも彼女ができる朗信の命を繋ぎたかったのだと思います。

 

彼女もまた、重症を負い生きていても自傷魔法を解かれていたので死んでしまう運命。

でも、彼女もフェラードと朗信が戦う姿と共に戦っている内にほのかな希望を持つようになりました。

 

もしかしたら・・、私もと思っていたと思います。

 

でも、それを許してはくれないゼノビアに「所詮、使い捨ての道具」としてしか扱われていないと思うとレズリーは、朗信をどんな形であっても助けたかったのだと思います。

 

その結果は、「死でしかない。」と言うことを分かった上でのことだと思うと・・、心が苦しく悲しくて仕方がありません。

まだ、方法があるのならアーティスが何とかやり直させてくれるのなら・・。

 

どうかお願い!そんな悲しい最後にだけはしないで欲しい!普通でいいから・・、お願いと何度も思いました。

後半のフェラードとレオンハートの戦いでは、本当にフェラードは壊れてしまったのか思っていましたが良い意味で裏切られました。

 

後半部部では、やっぱりフェラードは凄い!!

 

今までの自分の経験を全て相手に試して、相手を倒す方法を導き出したのだと最後の大剣を振り下ろす瞬間のフェラードの目を見て感じました。

 

フェラードにとって、初めてだったのではないでしょうか?

 

自分よりも強い相手と言うか本気で向き合い戦えるその瞬間は、彼にとって待っていた時間だったのではと思いました。

どこまでも強くなるフェラード、いったいどこまで強くなるのでしょう・・。

 

さて次回は、お願いアーティス2人を助けて!!とそして、フェラードが振り下ろす大剣はレオンハートをとらえることができるのでしょうか?!

まとめ

今回は漫画『異世界剣王生存記』66話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

≫≫次回「異世界剣王生存記」67話はこちら

 

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