
漫画「テムパル〜アイテムの力〜」は原作Saenal先生、作画Team Argo先生 脚色Monohumbug先生でピッコマで配信されています。
今回は「テムパル〜アイテムの力〜」53話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
前回の52話で、話し合いの末、ツェダカギルドに加入したグリード。
加入後初のアイテムは、フォンの槍を作ることになります。
そして、グリードの<鑑定>スキルによって新たな発見をするのであった。
テムパル〜アイテムの力〜53話の見どころ・考察予想
グリードの<鑑定>スキルで隠された機能を見つけることでギルドの戦力がアップします。
グリードも鑑定料をもらうことで臨時収入を得たのでした。
ギルド初お披露目となる装備の製作に気合が入るグリード。
徹夜の末、完成させたのです。
そして、完成した槍はギルドメンバーの想像を超えるものでした。
グリードは大きな信頼を得ると共に、製作した槍にとんでもない価格を付けられるのです。
グリードが作った槍の等級とは!?
そして、どんな価格を付けられたのか!?
テムパル〜アイテムの力〜 53話のネタバレ込みあらすじ
<鑑定>スキルで大騒ぎ
グリードに制作してもらう槍の材料を買い求めるフォンとレガス。
エピック等級のアイテム製作確率は上級鍛治職人だとしても10%以下なので、なるべく多くの材料が必要になります。
しかし、フォンの予算では注文費を除くと3個分の材料しか買うことができませんでした。
自分に金があれば協力できたと嘆くレガスに、他人に金を簡単に出すなとフォンが説教します。
そんなやりとりの中、レガスが「ジャイアントギルド」のメンバーを見つけます。
ギルドマスターのクリスが<フェドロ>の領主になったことを把握していたため、ウィンストーンにいることを不審に思いました。
ジャイアントギルドはツェダカギルドよりレベルの低かったLTS時代とは違って、今では最大級のギルドです。
企んでいることが気になりつつも、衝突を避けるために槍の材料だけ買うことにします。
しかし、目当ての<グリフォンの腱>がジャイアントギルドが店に卸したものしかないことにフォンは腹を立てたのでした。
フォンとレガスがカンの鍛冶場に戻ると、何やら騒がしくなっていました。
フォンがベントナーに事情を聞くと、グリードの<鑑定>にスキルよって隠れた機能が見つかった<真・血極の双斧>を自慢されます。
説明を聞いて驚いたフォンは、慌てて自分の槍をグリードに鑑定してもらいます。
しかし、残念ながらフォンの槍はハズレでした。
参謀のトヴァンはギルドの全装備300個中アタリは3個だけだったが、数時間でギルドの戦力が確実にアップしたことに、領土を諦めてグリードを探して正解だったと思いました。
一方、グリードは数時間で現金換算で100万円である1万ゴールドを手に入れ、さらにアイテム数百種の理解度が上がったことに予想外のメリットを感じます。
夕方になり、グリードは鍛治作業に移り、他のメンバーはハントに行きます。
別れ際の賑やかなメンバーを見て、ギルドメンバーを友達のように思うグリードでした。
<ファグマの末裔>本領発揮!
グリードは早速作業を始めました。
レジェンダリー職業<ファグマの末裔>は、全装備着用可能、状態異常抵抗、<不死>、<ファグマの剣舞>など保有する能力は戦闘職業としても高い能力を持ちます。
しかし、<ファグマの末裔>が最も能力を発揮するのは鍛治職人の時だとグリードは感じます。
ミスリルを製錬するためには1820度から1840度を維持しなければならないが、<ファグマの末裔>ならば溶鉱炉の温度を正確に判断することが出来ました。
完璧な色に製錬されたミスリルを見て、同級生の有紗よりも綺麗だと評しますが、頭のおかしな発言をしてしまったと悔います。
気を取り直して、エピック等級の<名も無き鍛治名人のハンマー>を持ち、作業を再開しました。
<名も無き鍛治名人のハンマー>を使うことで製作アイテムは高い等級になりやすくなりました。
しかし、ユニーク等級以上を求めるとすればいつかはハンマーもアップグレードする必要があります。
先のことを考えつつ、愛着のあるハンマーでギルドに初めてお披露目するアイテムを作るグリードでした。
3日後
3日後、フォンはカンの鍛冶場に来ていました。
しかしそこには、ジシュカ、ベントナー、トヴァン、フェイカーの姿があります。
来た理由を聞くと、ベントナーは槍の製作失敗を聞いたフォンの不機嫌な顔を見に来たのでした。
グリードはギルドチャットにメッセージを送ったため、ギルドメンバーは槍の製作失敗を知っているのです。
鍛冶場の前で騒いでいると徹夜をしてヘトヘトのグリードが出てきました。
グリードを労いつつ、完成した槍を確認するとフォンは驚愕しました。
エピック等級が2つとユニーク等級の槍だったのです。
ベントナーはその事実を受け止めたくない様子でした。
ベントナー達にとって、アイテム報酬ではなく製作でユニーク等級のアイテムができることは滅多にないのです。
ユニーク等級はエピック等級と比べると耐久力と攻撃力が19%高いのだと説明します。
しかし、<伝説の鍛治職人の技術>と<伝説の鍛治職人の息吹>のスキルのお陰ということは隠しています。
試しに槍を振ったフォンは、国宝と遜色ないほど美しいフォルムと槍術のための理想的な長さと幅であると評しました。
サティスファイというゲームそのものに感じた戦慄と総合ランク1位の「クラウゼル」に会った時の戦慄、そして3度目のグリードの製作した槍で感じました。
どんな鍛治職人でもユニーク等級の装備を作るのは難しいと言われたフォンの常識はグリードによって覆されたのです。
グリードは、フォンから丁寧な感謝の言葉をもらいました。
ユニーク等級の槍を作ったことに興奮したジシュカはグリードに抱きつきました。
グリードは頬を赤らめてデレてしまいます。
上機嫌なフォンは双槍にするかベントナーに相談しました。
しかし、話を遮りフェイカーが背後から襲いかかります。
突如フォンとフェイカーの模擬戦が始まりました。
総合ランクはフォンが上ですが、素早さではフェイカーが上らしく、フォンの槍を次々と躱します。
しかし、フォンの双槍のスピードは上がり、フェイカーに当たったのでした。
フォンの槍がスピードでアサシンを圧倒したのです。
グリード達が鍛冶場の前で好き勝手やっているのを見たカンはグリード達を怒鳴りました。
カモ2号?
カンの一喝で、ジシュカに抱きしめられてデレていたグリードは我に帰りました。
すぐにいつものグリードに戻り、槍の代金を請求します。
フォンはユニーク等級の装備の価格を決めたことがないらしく、80万ゴールド(現金で9千600万円)で提案してきました。
レジェンダリー等級の<無我境地の剣>が22万ゴールドで売ったことのあるグリードはその4倍で提案してきたフォンをカモ2号に決定しました。
しかし、実は<無我境地の剣>は数百万ゴールドの価値があったのでそれをたった22万ゴールドで売ったグリードの方がカモなのです。
そんなことはつゆ知らず、気分を良くしたグリードは残りのエピック等級の槍2本をタダであげることにします。
太っ腹な対応でグリードの評価はさらに上がりました。
そんなツェダカギルドとグリードのやり取りを物陰からジャイアントギルドのメンバーが見ていました。
ツェダカギルドがカンの鍛冶場に現れる理由がグリードであることを知ります。
そして、「名も無き匠」がグリードなのであれば、ライバルであるツェダカギルドに取られるわけにはいきません。
密かにグリードを奪うことを企むのであった。
テムパル〜アイテムの力〜53話の感想&次回54話の考察予想
グリードの鍛冶場での作業は久しぶりでしたね。
やっぱり戦闘よりも生き生きしているように見えます。
グリードがツェダカギルドで仲良くやれそうでよかったです。
しかし何やら、ジャイアントギルドと一悶着ありそうですね。
ギルド同士の戦闘になるのでしょうか?
次回の話の展開としては、グリードを巡るギルド同士の争いが起きるのだと思います。
グリードの今後の製作アイテムにも期待です!!
まとめ
今回は漫画『テムパル〜アイテムの力〜』53話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。